H20年11月22日改1−92
キハ82系はS36年に「かもめ」「へいわ」「まつかぜ」「白鳥」「つばさ」「おおぞら」で一斉デビュー。 四国を除き九州から北海道までで活躍。 キハ81系と分けてキハ82系と呼ばれる事も多いですが、基本的なシステムは同様で、まとめてキハ80系と呼ぶのが本当か。 先頭車キハ82形に発電機を持ち自車を含めて6両まで給電可能(ただしキシは2.5両として計算)。 先頭車は走行用180psエンジン1機、中間車は2機装備。 最高速度は時速100キロ。 中間のキシまたはキロで電気回路等の引き通しを反対向きにしている為、キシまたはキロを境に車両の向きが反対になります(末期には例外あり)。 車両の向きは複雑なので説明書等を参考にして下さい。 車番のアンダーラインの所をクリックすると模型の写真が見られます。 写真ではキハ82全車信号炎管、排気管取り付け状態。 キハ82 66、67は胴受け取り付け状態。 キハ82 85は前面ホロ取り付け状態。 キハ82 107はナックルカプラー取り付け状態。 H17〜20年導入車。
基本セット(10-229)
キハ82 (キハ82 66、キハ82
106)
キロ80 (キロ80 54)
キシ80 (キシ80 34)
キハ80 (キハ80 136 M車)
キハ80 (キハ80 70)
基本セット(10-550)
キハ82 (キハ82
67、キハ82 107)
キロ80 (キロ80 57)
キシ80 (キシ80 26)
キハ80 (キハ80 132 M車)
キハ80 (キハ80 73)
単品
(6061) キハ82 (キハ82
85)
(6062) キロ80
(6063) キハ80 M車
(6064) キハ80 (キハ80 123)
(6061-3) キハ82 (キハ82 54)
(6062-3) キロ80 (キロ80 58)
(6063-3) キハ80 M車 (キハ80 139)
(6064-3) キハ80 (キハ80 135)
先頭車:前照灯、尾灯、ヘッドマーク点灯(消灯スイッチ付き)
室内灯:オプション(新室内灯11-204または11-206)
連結器:カトーカプラー密自連形標準装備(10-550セットにナックルカプラー1つ付属)
セットとキハ82単品に信号炎管、排気管、胴受け、前面ホロ、ヘッドマーク、行き先表示シール付属
トレインマーク
キハ82系用セット(11-319)オプション
キハ82系の中では新しいグループを元にした製品。 H17年にリニューアル。 H19年に更に改良し先頭車はスノープラウ付き。 品番もセットは(10-550)、単品は品番に-3付きに変更。 単品も含め先頭車はヘッドマークも点灯。 前照灯、尾灯共白色LEDを使用。 H17年製は前照灯が白色に光りましたが、H19年製は導光材に色を付けて電球色に近づけてます。 ボディマウントタイプの密自連形カプラーを全車に装備。 先頭車の前面もそのまま連結可能。 (10-550)セットはナックルカプラーが1つ付属。 M車はフライホイール付き。 ヘッドマークも交換可能で白鳥が取り付け済。 車番は印刷済。 車輪は黒色で最近の製品は車輪踏面がやや狭くなっています。 H19年製は台車がビスを使わないスナップオン式で、キハ82の前面よりの台車が正しい向きになりました。 キハ82前面のホロ台座は外してホロに交換可能。
大昔の旧製品も評判の良い製品でしたがH17年改良後の製品は見た目も機能も細かい所までかなりの改良。 速度はやや抑えた設定のよう。 ヘッドマークは白鳥を取り付け済みで、おおぞら、ひだ、まつかぜ、かもめ、
(10-550)セットには、はくたかも付属。 密自連形のカプラーは見た目は良好。 キハ82形を先頭車とする場合は付属の胴受けを取り付けると見た目は更に向上しますが、カプラーが固定され連結は不可となります。 胴受けも落としやすいので注意が必要。 連結時には上下方向も固定され、片づける時にやや外しにくいです。 説明書では車両を持ち上げて引き離すとありますが、全車横転の危険も。 前面ホロはややきつめにはまるので、ホロ台座に戻す時は壊さないように。 分解は車体すそを広げて床を外すタイプ。 信号炎管と排気管の取り付けは簡単。
車輪の転がりも良好。 H19年製とH17年製とを混ぜても違和感はありません。 カプラーのやや扱い難さはありますが、高品質なのに比較的安価な、良い製品と思います。