無蓋車(KATO)

H17年10月9日作成−94


 KATOの無蓋車、トキ15000とトラ45000。

 あまり資料が無い為、詳しく解説出来ません。 ご了承下さい。
 トキ15000形はS23年頃から製造された無蓋車です。 35t積で約5600両居た、無蓋車の代表形式の一つです。
 トラ45000形は2段リンクで時速75キロ対応の2軸の無蓋車。 S28年頃から新製され、8000両位居たようです。 一般の貨物は15t積ですが、石炭などを積む場合には17t積だったようです。 側面のあおり戸は木製、床板と妻面は鋼製。 のちに900両程度は床板を木製、妻面を平板に改造し、車番が+100000となったそうです。 現在でも一部の車両は残っています。 車番のアンダーラインの所をクリックすると模型の写真が見られます。 H15〜17年導入車。

 (8001) トキ15000  (トキ15447
 (8027) トラ45000  (トラ46264
 連結器:アーノルドカプラー

 トキ15000は貨車としては普通の出来か。 木製らいし感じも出てます。 比較的最近再生産された物を購入した為、車輪は黒色でした。 転がりは良好。
 トラ45000は2両入りで、H17年の新製品の為、造りが細かくなっています。 車番は46264と50021が印刷済。 ブレーキテコが表現されているのはもちろん、床下側面にはあおり戸受けまで付いています(折りそうでちょっと怖い)。 あおり戸には木目の表現もあるのですが、これはちょっとオーバーな感じもします。 トラ45000はサスペンション機能付きで軸受けとブレーキシューが上下に動きますが、これが走行させた時にどの程度有効なのかは不明。 他のKATO製2軸貨車同様カプラーにはバネが入ってない物で、カチャカチャと音がします。 車輪は黒色。 転がりも良好。 出来には十分満足してます。
 無蓋車は貨物列車の中に適当に散らして変化を付けるのに良いかと思います。 ボギー車と2軸貨車を混ぜると音の変化を楽しめるので、この2車種を混ぜるのもお勧めです。


Nゲージ所有車案内所行き