H18年12月3日作成−102
輸送力増強の為にスハ43系等に替わり製造された軽量客車です。 軽量化の為、スハ43形3両とナハ10形4両がほぼ同じ重量です。 この10系客車から車体の構造が大きく変わり、電車や気動車も以後軽量化されて行きます。 S30年にナハ10試作車8両が登場。 その後座席車はナハ10量産車、ナハフ10がS31年、ナハ11、ナハフ11、ナロ10がS32年に登場。 ナロ10は後に冷房が付き、全車オロ11となりました。 ナハ10、ナハフ10は製造時の白熱灯、変形2段折戸から蛍光灯、開戸化されましたが、ナハ11、ナハフ11は製造時から蛍光灯、開戸でした。 ナハ、ナハフは1080×840mmの大型のアルミサッシ窓も大きな特徴。 ナハ10、ナハ11は100両以上、ナハフ10が48両、ナハフ11は30両、ナロ10(オロ11)は33両製造されました。 座席車は九州〜東北で急行列車等に活躍。 電気暖房付きの車両は元の番号+2000番になっています。 車番のアンダーラインの所をクリックすると模型の写真が見られます。 写真ではKATOカプラーNに交換してあります。 H18年導入車。
(5058) オロ11 (・オロ11
22)
(5067) ナハ11 (ナハ11
2027)
(5068) ナハフ11 (ナハフ11
2019)
室内灯:オプション(新室内灯11-204ほか)
尾灯:ナハフ11の車掌室のある側車端のみ点灯
連結器:アーノルドカプラー
10系の寝台車は乗った事が無いなどにより、座席車しか持っていません。 製品はオハネ、オロネ等製品化されています。 オロ11、ナハ11、ナハフ11の単品はブルーのみ発売。
本当は鹿カコのナハ10が欲しかったのですが、見た目ほとんど同じナハ11で代用としました。 オロ11は・オロ11
22(鹿カコ)、ナハ11はナハ11 2027(北オク)、ナハフ11はナハフ11
2019(北オク)の車番等が入ってます。 車両の分解は床下から外すタイプですが、オハフは尾灯のパーツを折らないように注意して下さい。 ナハフ11の尾灯は車掌室のある側の車端のみ点灯しますが、やや暗めで消灯スイッチはありません(LED使用)。 車輪の転がりは良好。
EF58やスハ43などと繋げ、急行列車からローカルの普通列車など色々な設定で楽しめると車両だと思います。