H20年11月22日改2−103
EF65形は大きく分けて一般形、P形(500番台)、F形(500番台)、PF形(1000番台)の4種類。 500番台にはP形(501〜512、527〜531、535〜542号機)とF形(513〜526、532〜534号機)があります。 P形はS40年から寝台特急の牽引機として活躍。 ブルトレの輝いている時代を牽っぱったのがP形です。 F形は高速貨物用で、一時期はブルトレや重連で1000tの貨物を時速100キロで牽引しました。 東海道本線の場合、屋根の部分にある小窓が並ぶのが普通は東京方向です。 F形が重連運転する場合は2台が同じ向きになる必要があり、513〜517号機と518号機〜の組み合わせでの重連は基本的にしません。 1000番台はPF形と呼ばれ、P形とF形の機能を持ち、前面に貫通扉があります。 JR貨物の更新車は青色が2色の3色更新車と青色が1色の2色更新車があります。 ナンバープレートが赤い車両はブレーキを改良した車両です。
車番のアンダーラインの所をクリックすると模型の写真が見られます。 写真ではナンバー、メーカーズプレート、前面手すり、信号炎管、ホイッスル取り付け済、片側TNカプラーに交換した状態。 H18〜20年導入車。
(2167) EF65 500形(F形) (EF65
514)
(2171) EF65
1000形(JR貨物更新車) (EF65
1067)
(2111) EF65
1000形(東京機関区・PS22B搭載車) (EF65
1102)
先頭:前照灯点灯
連結器:アーノルドカプラー(Mカプラー装備、密自連形TNカプラー付属)
メーカーズプレート、前面手すり、信号炎管、ホイッスル、
ナンバー転写シート(F形)、ナンバープレート、GPSアンテナ(JR貨物更新車)、
ナンバープレート、ヘッドマーク(東京機関区)付属(ユーザー取り付け)
500番台F形は513〜517号機の形状。 屋根部分は青色、スノープラウが無い状態です。 国鉄時代と言うならばスノープラウを付けて欲しかった。 ナンバーは転写シートになっていて、513〜517の5種類のほか予備の番号も付属します。 メーカーズプレート、前面手すり、信号炎管、ホイッスルはユーザー取り付けです。 メーカーズプレートは、川崎、東芝、東洋電機・汽車会社、日本車輌・富士電機の4種類が付属。 近くに突起物が多く、前面のナンバーが転写し難いので、作業は前面のナンバーを付けてから、前面手すりや側面、屋根の作業をお勧めします。 苦労してナンバーを取り付けましたが、普通の転写シートなので平ら。 下地がクリーム色なので角度によっては目立ちません。
1000番台(JR貨物更新車)はPF形後期の形状でスノープラウ付きです(PF形のスノープラウはP形やF形とは形が違います)。 青い部分が2色の3色更新車で、ナンバープレートは赤の1067、1076、1096、1117付属。 メーカーズプレートは川崎重工・富士電機と東洋電機・川崎重工の2種類。 ホイッスルはカバー付きとカバー無しが付属します。 列車無線アンテナとGPSアンテナ取り付け用に治具が付属しますが、取り付けには治具の穴に合わせて屋根にユーザーが0.5mmの穴開けが必要です。 列車無線アンテナの位置はA、Bと種類ありユーザーの好みで選びますが、ホイッスルや信号炎管を取り付ける前に穴を開けた方が良いです。 パンタはプラ製。
1000番台(東京機関区)はブルトレ牽引用。 スノープラウは無し。 ナンバープレートは1099、1102、1111、1114付属。 メーカーズプレートは川崎重工・富士電機と東洋電機・川崎重工の2種類。 ホイッスルはカバー付きとカバー無しが付属します。 ヘッドマークは、さくら、はやぶさ、富士(円形)の3種類。 両面テープで車両前面に取り付けますが、両面テープは付属しません。 屋根が黒いので登場直後の状態ではありません。 パンタはプラ製。
どの車両も解放テコは取り付け済みですが、信号炎管とホイッスル取り付けは慣れない人には厄介だと思います。 前照灯は常点灯対応のチップLEDで電球の色に点灯。 走りは静かでスムースですが、低い電圧から速度が結構出る感じ。 カプラーはMカプラーが付いてます(黒色)。 カプラー交換は車体、スカートを外す必要あり。 車輪は銀色。
これ位の出来になると更に上の要求をしたくなります。 JR貨物更新車の場合は色が鮮やか過ぎる感じです。 細かいパーツが多いので加工が苦手な方にはお勧めしにくいです。