キハ40系(KATO)

H19年6月11日作成−107


 KATOのキハ40系。

 キハ40系は日本全国で活躍した一般形気動車です。 キハ17などを置き換える為にS52年から製造。 キハ20系などよりも車体が広くなっています。車内はセミクロスシート。 全車両エンジンは1機搭載。 北海道用、寒地用は空気バネ台車を履いています。 全車非冷房で登場。 最高速度は時速95キロ。 現在は改造車も多く、番台も複雑になっています。 キハ20やキハ58など他の形式と繋がって走る事もよくありました。
 キハ40形は両運転台で側扉は片開き。 全車トイレ付き。 北海道用100番台、寒地用500番台、暖地用2000番台。 一部の座席と窓の配置が途中から変更になってます。
 キハ47形は片運転台で側扉は両開き。 0番台と寒地用500番台はトイレ付き。 1000番台と1500番台は0番台と500番台のトイレ無し仕様。
 キハ48形は片運転台で側扉は片開き。 準寒地用0番台、北海道用300番台、寒地用500番台はトイレ付き。 1000番台、1300番台、1500番台は準寒地用、北海道用、寒地用のトイレ無し仕様。 車番のアンダーラインの所をクリックすると模型の写真が見られます。 列車無線アンテナ取り付け済み。 H19年導入車。

 (6018) キハ40  (キハ40 2021 M車)
 (6022) キハ48    (キハ48 3)

 前照灯、尾灯点灯
 連結器:アーノルドカプラー
 列車無線アンテナ付属(ユーザー取り付け)

 KATO製のキハ40系はキハ40(2000番台)、キハ47(1000番台)、キハ48(0番台)の3種類。 キハ40とキハ47にはモータ付きとモータ無しが存在しますが、キハ48はモータ無しのみです。 どれもコイルバネの台車。 前照灯と尾灯は共にLEDが使われていて点灯しますが、方向幕は点灯しません。 消灯するスイッチは無し。 分解は床から外します。 2005年発売の製品からHゴムがグレー、屋根の列車無線アンテナの穴が購入時には開いてない、車輪が黒色などの違いがあります。 列車無線アンテナを付ける場合には穴を開ける必要があります。 カプラーの関係で前面スカートの開口部が大きいのが難点か。 車輪の転がりは良好。
 キハ47はトイレ無しの1000番台、キハ48は準寒地用の少数派なので、それらのみでは扱いにくい設定とも言えます。 北海道用キハ40やキハ47-0、空気バネ台車でも作ればバリエーションも一気に増えそうですが。 スカートの所に付けるダミーカプラーかボディマウントのカプラーでも出れば良いのですが。 中間に運転台が入る事も多いので、前照灯、尾灯の消灯スイッチは付けて欲しい機能。 今後のリニューアルと車種追加に期待したいところです。


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