遺産探訪

ヴェネツィアへ向かう船上
より教会を観る。
さいわい、天気も良く波も
穏やかで絶好の移動でした。

アドリア海沿岸の住人が内海の干潟に5世紀ごろ避難を始めたのが
もとで、この場所に町が構成されるようになり、エジプトアレキサン
ドリアから持ち帰った聖マルコの遺体をまつり、町の守護聖人とした
とのことです。
14世紀には、地中海の覇権をにぎり、絶頂期を迎えました。
 また、現代でいう文庫本に相当する書籍が初めて、このヴェネツィアで
発行されたそうです。(ローマ人の物語、塩野昨)
 レストランで、イカ墨のかかったスパゲティをいただいていると、なんだか
聞き覚えのある歌がバックミュージックとしてながされているなと思っていたら、
なんとイギリスでのポピュラーである、ダイドー(DAIDO)のホワイトフラッグで
流行は一つの国だけではないんだと驚きました。考えてみるまでもなく音楽に
国境はないですよね。

サンマルコ広場でガイドさんが流ちょうな日本語でサン・マルコ
寺院やら、まわりの建造物などについて、説明をしてくれました。
聖人が退治した龍の話しや、これは高いモニュメントが建ってい
ますが、ちょうどワニの様に見えましたが、ワニではなくて、龍と
のことでした。

人が多くて、かなりの賑わい
で、さすが、ベニスは人気が
あると思いました。

スキアヴォーニ河岸銅像

サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会

サン・マルコ寺院

ゴンドラに揺られて静寂の中を
ゆったりと通ると、今までの喧
噪がどこか遠い世界だったよう
に感じられて、急に中性の世界
に紛れ込んだような錯覚がして、
多分、いまも昔も変わらず同じ
ような感じだったに違いないと
思った。

サン・マルコ広場

サンマルコ寺院は大きすぎて28ミリでもはいらないので2枚の上下を合成しています

ガラス工房の近くの店に展示
してある、仮面です。
いろんなタイプのものがあり、
かなりカラフルで数も豊富です。

ゴンドラ遊覧

もっとも、終わり頃船頭の「帰れ
ソレントへ」の歌声をあげたので
我にかえりましたが!