BASIC1

ぴゅう太のBASICといえば、初代の日本語G−BASICとMKUのG−BASICですが
MKU発売後に、標準的なBASICに近づいた「BASIC1」が発売されました。
主な違いはグラフィックやサウンド関連の命令がよりバージョンアップしました。
たとえばG−BASICでは音を出すにはTONEという命令しかなく音も4つしか出せません
でしたが、BASIC1ではSOUNDという命令があり音階や和音も出せるようになりました。
またBASIC1からLPRINTという命令が加わりプリンタ出力も出来るようになりました。
プリンタはぴゅう太専用はありませんが、(株)アスターインターナショナルのMCP−40という
4色プロッタプリンタが指定されています。定価は本体、専用接続ケーブル、送料共に
35,800円で現金書留で(株)トミーコールセンターに現金書留で申し込んだようです。
他機種のプリンタも使えたようですが専用ケーブルはMCP−40用だったので機種によっては
解説書のPIN配列を参考に合う物を見つけるか、自作するしかなかったようです。

BASIC1を装備した初代ぴゅう太

MKU専用BASIC1、定価5,800円

箱とBASIC1マニュアル

MKUでプリンタを使うには別売りの「MKU専用プリンタインターフェイス」定価6,800円
を買わなくてはならなかったようです。

初代ぴゅう太は日本語G−BASICだったためキーボードにカナが入っていますが、BASIC1
では使わないのと一部の記号もキー表示が違うのでキーボード用のオーバーレイが付属して
いました。MKU用のBASIC1の方が先に発売されたようです。

初代ぴゅう太用BASIC1、
プリンタインターフェイスと一体になっている。

箱とBASIC1マニュアルとオーバーレイ