みずぼうそう（水痘）の治療で使用する内服薬の副作用と水痘感染自体によるリスク |
| 水痘治療薬 アシクロビルの副作用 ゾビラックス |
皮膚粘膜眼症候群（Stevens-Johnson症候群） | 頻度不明 | |||
| 中毒性表皮壊死症（Toxic Epidermal Necrosis(TEN)） | 頻度不明 | ||||
| アナフィラキシーショック | 頻度不明 | ||||
| 播種性血管内凝固症候群(DIC) | 頻度不明 | ||||
| 急性腎不全 | 頻度不明 | ||||
| 無呼吸 | 頻度不明 | ||||
| 間質性肺炎 | 頻度不明 | ||||
| 肝機能障害 | 頻度不明 | ||||
| 水痘治療薬 バラシクロビルの副作用 バルトレックス |
皮膚粘膜眼症候群（Stevens-Johnson症候群） | 頻度不明 | |||
| 中毒性表皮壊死症（Lyell症候群） | 頻度不明 | ||||
| 播種性血管内凝固症候群(DIC) | 頻度不明 | ||||
| 急性腎不全 | 0.02% | ||||
| 無呼吸 | 頻度不明 | ||||
| 間質性肺炎 | 頻度不明 | ||||
| 肝機能障害 | 頻度不明 | ||||
| 水痘感染によるリスク 今日の診療プレミアムVol.22 (C)2012 IGAKU-SHOINより |
抗癌剤，ステロイドホルモン使用中の免疫抑制状態の患児，臓器移植後，先天性細胞性免疫不全症，AIDSの患児がかかると，出血性，進行性，全身性播種性水痘になり，死亡することもある。 | |||
| 成人の水痘初感染は重症化傾向があり，肺炎の合併が多い。また口腔の粘膜疹多発のため口内痛を訴える。妊婦の水痘罹患でも同様の傾向がある。 | ||||
| 妊娠初期の水痘初感染により，胎児に多彩な所見(瘢痕性皮膚病変，四肢低形成，白内障，脈絡網膜炎，小眼球症などの眼異常，小頭症，精神発達異常などの中枢神経系異常)を生ずる(先天性水痘症候群)。頻度は約2％で妊娠8〜20週に危険性が高い。 | ||||
| 新生児水痘：分娩前4日から分娩後2日間の母体の水痘発病により，児は生後5〜10日ごろ水痘を発病，重症化し，死亡率も高い(約30％)。これ以外では通常の臨床経過を示す。重症度は移行抗体の多寡に関係する。 | ||||
| 皮疹部二次性細菌感染症：ブドウ球菌，A群溶連菌による。 | ||||
| 水痘感染によるリスクとアシクロビルなどの治療薬使用による副作用リスクを充分説明し本人家族が納得の上で治療していくことが重要と当クリニックでは考えています。 |
