天理大学 生涯教育専攻 課題図書

西川 祐子 『住まいと家族をめぐる物語―男の家、女の家、性別のない部屋』

集英社新書 / 2004年 / 222頁 / \735 / ISBN:4087202631



●にしかわ・ゆうこ●
1937年東京生まれ、京都育ち。京都大学大学院文学研究科博士課程修了、パリ大学で博士号取得。京都文教大学人間学部教授。専攻はジェンダー論および日本とフランスの近・現代文学

著書:『近代国家と家族モデル』(吉川弘文館)、『借家と持ち家の文学史』(三省堂)、ほか。


家族と住まいの移り変わり
複数のアドレス、そしてメールアドレス
「いろり端のある家」は「男の家」
長屋には長屋の歴史がある
旧二重構造の成立―「いろり端のある家」と「茶の間のある家」の二重構造
戦争と住宅
敗戦と住宅
占領期マンガの女主人公たちのお家―ベビサン、ブロンディ、そしてサザエさん
公団住宅は「女の家」のはじまり
2DK・団地からニュータウンへ
新二重構造の成立
ここからは「性別のない部屋」?
まとめのマトリックス
住むことは生きること

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