天理大学 生涯教育専攻 課題図書
平松 守彦 『地方からの発想』
岩波新書(赤138) / 1990年 / 229頁 / \740 / ISBN:4004301386
●ひらまつ・もりひこ●
1924年大分県に生まれる。1949年東京大学法学部卒業、商工省(現・経済産業省)入省。1975年大分県副知事に就任。1979年大分県知事に就任(現在6期目)。
著書:『ソフトウェアの話』(日経新書)、『一村一品のすすめ』『地方経営の時代』(以上、ぎょうせい)、『テクノポリスへの挑戦』(日本経済新聞社)、『東京でできないことをやってみよう』(文春ネスコ)、『グローバルに考えローカルに行動せよ』(東洋経済新聞社)ほか。
序 逆風をついて
1 一村一品運動―これまで・いま・これから
(私はなぜ一村一品運動を提唱したか;運動はどのように展開したか;人づくり、
豊の国づくり塾;一村一品運動への疑問に答える;一村一品とローカル外交)
2 ハイテクとローテク
(海の都と空の都;豊の国テクノポリス;テクノポリスはソフトポリス;
地場企業に技術移転を;マリノポリスとは何か;ニューメディアは地域を活性化するか)
3 高齢化社会の生き方
4 地域の文化
5 地方自治と地方分権
あとがき
学生の感想文(1)
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私はこの本を読んでみて、共感できるところが多かった。私の実家も地方であり、地方なりに色んなことを行っている。その多くが昔から行っていることだが、例えば、Gパンの生地を作っている会社があるのだが、有名な大手会社の下請けをすることにより、工業社会間で少しは有名になり、また昔からの特産品である「菊」の花びらを使って饅頭を作って宣伝を行ったり、などなど。しかし、今年になって過疎化などで市に吸収合併された。この本では、けっこうな数の成功例が紹介されていたが、実際やはりそれ以上の失敗もある。だから、地方が全国に名を知れ渡せるのはなかなか難しいものだと思った。
(3回 K.K.)
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