第1章 少子化問題と教育―生命を生み、つなげることの意味を問う
(少子化問題の深層を探る;子育て観はどう変わったか;「生命のつながり」という哲学)
第2章 育てのストレス―なぜ、親がわが子を虐待するようになったのか
(育児が抑圧へと変わるとき;「育て」のための豊かな「育ち」とは)
第3章 育ちのストレス―自分を好きになれない子どもたち
(引きこもる若者たち;子どもの自己評価)
第4章 少子化克服への道―世直しの倫理と論理
(文明社会のニヒリズムは克服できるか;育児支援の新たな思想づくり;競争社会のアイデンティティと性)