四季の便り 第3940号 2026年1月16日発行
横浜市金沢区を中心にした折々の自然を報じ、題名に関する筆者の思いを記しています。
今は小寒(しょうかん)の季節です。15日は小正月と言い、昔は春の農作業の間食用の餅を搗きました。農家では朝から晩まで杵の音がしていました。それが14日だったか15日だったかは覚えていません。我が家では朝から昼過ぎまで家族総出でついていました。
それは終戦前後の私が子供の頃のことでした。餅は丸餅が主で、他に赤・黄・緑ののし餅でした。のし餅ははんぼうと呼ぶ長い木箱に入れて固めました。搗きたての色餅の1部を千切って柳の枝につけて花もちを作りました。その柳の枝を採りに近く川に行ったのを覚えています。冷えて固まったのし餅をさいの目に切ったり薄く切ったりして、あられやはがためを作りました。はがためは乾燥すると割れてしまうので、早めに火鉢の火でやいて食べていました。時代が変わり生活スタイルが変わった今は、こうした行事はありません。無いだけに懐かしく思い出されます。
最近、シーサイドラインに乗る機会が2度続いてありました。13日は新杉田に用があり、翌14日の朝は、家内の付き添いで横浜市大病院に行きました。右の写真はその時に、列車の最後尾から見た風景です。遠くに磯子区や中区の高い建物が目新しく見えました。
14日の午後遅く、幸浦2丁目の海岸に行きました。上の写真は温泉プールの施設であるリネツ脇の階段から撮ったものです。以前は見えていた海岸が、新しくできた防波壁に遮られて殆ど見えません。その壁の先にカンムリカイツブリの群れを発見しました。2019年以来、7年ぶりのことでした。彼らが元の古巣に戻ってきたことを知ったのは嬉しいことでしたが、視界が失われていることは残念です。
幸浦2丁目の海岸沿いは、市民の遊歩道でした。右上の写真は以前あった遊歩道の1部です。そこは多くの市民が東京湾の海の風景を楽しんだり、釣りを楽しめる場所の1つでした。今は立ち入り禁止になっています。この歩道に展望台を造って欲しいと切に望みます。
下は最近の写真です。写真には大画面がリンクされています。大画面で見ることをお勧めします。花は昔を懐かしく思い出させ、初めて見る花は新しい思い出を作ります。
自然は休むことなく毎日小さく変化しています。1週間も経つと誰の目にも変化が分かります。
変化の様子は実に感動的で素晴らしいものです。貴方も自然観察をしませんか。