- 竹の巣箱 -

 四季の便り 第3942号 2026年1月20日発行
横浜市金沢区を中心にした折々の自然を報じ、題名に関する筆者の思いを記しています。


季節は1月20日を境にして小寒(しょうかん)から大寒(だいかん)に移りました。1年で1番寒い季節に入りました。その日を壁と見立てて詠った句があります。
大寒と いふ壁に 突き当りたる 久保田万太郎 1889-1963

先日、ふとしたことから欲しかった孟宗竹の青竹が手に入りました。そして作ったのが上に示す小鳥の巣箱です。早速、それをカゼ場公園のマテバシイの木に取り付けました。これだと数年は持つでしょう。20年以上前に郷里に帰った時、孟宗竹の大きな幹を持ち帰り、小鳥の巣箱を作りました。それを家の側の木に取り付けたところシジュウガラやスズメたちが毎年卵を生み、多い年には年に2,3度入れ替わり子育てをしていました。孟宗竹と専用の穴あけ工具があれば簡単に巣箱が作れますので、お勧めします。

最近は小鳥たちにとって、この地は棲みにくい所となりました。雑草が生える場所がなく、生えた草は刈り取られ、初夏にヒナの餌となる虫は少なく、冬は餌となる草の種がありません。スズメを例にとっみると餌だけでなく巣を作る場所が無い。そうなるとヒナを育てることが出来ない。そして冬には餌が無い。その結果、スズメの数は急速に減っています。また冬に見られたモズやアオジ、それにツグミたちも皆無に近いほど見られなくなりました。上の写真は小柴自然公園の一端です。目下丘の上の整備が進んでいます。この公園が自然を維持し、小鳥たちを育むことを願っています。

下は最近の写真です。写真には大画面がリンクされています。大画面で見ることをお勧めします。花は昔を懐かしく思い出させ、初めて見る花は新しい思い出を作ります。

咲き続けるイソギク 2026/01/17 小柴自然公園
図鑑によると関東から中部地方南部の海岸に生えるキク科の多年草だという。この地で見られるのは自生なのか手植えなのか分かりません。多分両方でしょう。小さい花が集まり直径10cm前後の散房花序をつくります。その花が寒さに負けずに咲いていました。
日溜まりで憩う水鳥たち 2026/01/17 長浜公園野鳥観察園
池の北にあるD窓から見た風景です。写真に写っている土手は明治期に造られた検疫所の港の名残りです。その一画は水鳥たちにとって1つの安全地帯で、今日も十数羽の水鳥たちが憩っていました。
シジュウガラ 2026/01/17 長浜公園野鳥観察園
D窓の前方(南)にある枯れたアシの林に1羽の小鳥がいました。望遠カメラで見ると添えはシジュウガラでした。しきりにアシの茎をつついていました。
早咲きのサクラの開花  2026/01/17 柴シーサイドファーム 
早咲きのサクラを代表するのが河津桜です。農園の北端の道路脇に幼木が2本あります。その内の1本が花を2か所咲かせていました。近隣で見かける早咲きは、どれも蕾を膨らませている段階です。
給湯器先のスズメ 2026/01/17 並木」1-19
最近玄関を出るとスズメたちが軒下に止まり鳴いている姿を見かけます。何故此処なのか分かりません。給湯器の防護枠に止まっているのを帰った時みつけました。まるで暖をとっているように見えました。
ハンノキの花穂 2026/01/18 並木1-13
全国の山野によく見かけるカバノキ科の落葉高木。その木がテラスハウスの北側に植えられています。秋の剪定を受けなかったようで、枝先に早くも花穂を垂らしていました。

自然は休むことなく毎日小さく変化しています。1週間も経つと誰の目にも変化が分かります。
変化の様子は実に感動的で素晴らしいものです。貴方も自然観察をしませんか。