- 放射冷却 -

 四季の便り 第3945号 2026年1月26日発行
横浜市金沢区を中心にした折々の自然を報じ、題名に関する筆者の思いを記しています。


今は大寒(だいかん)の季節です。1年で1番寒い季節です。最近の寒さで人は家に閉じこもりがちです。そうなると心の動きも鈍くなり、さらに動く気もなくなります。

寒さも底に近づいて来ると、毎年のように丹沢山塊が白くなります。日本海側は大雪が降っていますが、南関東の山は写真のように雪は降っていません。どうやら日本海の雪雲はこの地まで届かないようです。そうすると丹沢の雪はどのような時に降るのでしょう。そうした疑問の目で見ていないため、何んとも言えませんが参考までに昨年2025年に発行したブログを見ると、氷点下の冬日は2月6日にあり、2日後の8日に丹沢山塊に初冠雪が見られました。しかし、翌年の2025年は冬日も降雪もありませんでした。

所で気温は狭い範囲でも場所により違いが出ます。このブログで取り上げる気温は横浜気象台の記録です。今冬は未だ氷点下になっていません。しかし、ここ金沢区のカゼ場公園に吊り下げている棒温度計はこのところ氷点下を示し、高さ1.5メートルの台の上に置いている小鳥の水飲み皿には21日から薄氷が張るようになりました。そして右下に示すように、そばにある水飲み場の噴水口にキノコのようなつららが上向きに生まれています。

 

この冷え込みは放射冷却に拠るもので、放射冷却は晴天で風の無い朝に起きます。上の写真は衆議院が解散した24日の朝8時過ぎに柴の丘から見た海の風景です。前方の海面が太陽の光を反射して明るく輝きました。その明るさのため明るい空が暗く写っています。

所で放射冷却とはどういうことでしょう。おさらいの意味で調べてみました。最近は人工知能のAI(Artificial Intelligence)ですぐ解説が見つかります。検索の結果は次の通りです。地表面が持っている熱が赤外線(熱ふく射)として宇宙空間へ逃げ、地面とその付近の空気が冷える現象。特に、風が弱く晴れた夜に、空に向かって熱が遮られず放射され、冷え込みが厳しくなる。主に秋から冬の朝の冷え込みとして知られ、霜やフロントガラスの凍結原因となる。

下は最近の写真です。写真には大画面がリンクされています。大画面で見ることをお勧めします。花は昔を懐かしく思い出させ、初めて見る花は新しい思い出を作ります。

時雨雲 2026/01/21 7:57 富岡東5
低く垂れこめた雲は時雨雲です。雲の隙間から射し込む光りが時雨るようすを現しています。しかし、不思議なことに対岸の千葉とこちらの三浦半島に雨が降った記録がありませんでした。
ドバト 2026/01/22 小柴﨑緑地、柴町
この公園は近所の住民が殆ど関与しない公園です。それだけ利用者がいないということでしょう。その緑地の上を旋回していたハトが手前の松の枝に止まりました。見上げると、みんな揃って“おじさん何をしているの”というように覗き込んでいました。
二つの信号 2026/01/22 柴町
ありふれた風景ですが時に珍しいもののように見えます。手前の交差点と。その先の交差点が写っています。手前の交差点の右は柴町の昔の海岸沿いの本道だったと思います。
満開のサザンカ  2026/01/22 小柴自然公園
サザンカの咲いているところは並木3丁目内にある日本庭園形式の公園です。しかし、名がありません。その公園の西に川幅4mほどの長浜水路があります。そこのサザンカの赤い花が緑の葉を隠すほど蜜に咲いていました。
白梅 2026/01/22 富岡並木地区センター、富岡東4
地区センタの建物の北側に写真の梅の木があります。この花が咲くころに雪が降ります。一昨年の2024年には降りましたが、昨年の2025年は降りませんでした。
ネコヤナギの花芽 2026/01/24 我が家
1週間前の17日に買った枝を居間の花瓶に挿していたところ、茶色い花の苞がとれて、白い綿毛を持った蕾が出てきました。

自然は休むことなく毎日小さく変化しています。1週間も経つと誰の目にも変化が分かります。
変化の様子は実に感動的で素晴らしいものです。貴方も自然観察をしませんか。