- スズガモをたずねて -

 四季の便り 第3946号 2026年1月28日発行
横浜市金沢区を中心にした折々の自然を報じ、題名に関する筆者の思いを記しています。


今は大寒(だいかん)の季節です。1年で1番寒い季節です。日本海側は毎日大雪に見舞われて難渋していますが、太平洋側のこの地は毎日晴れて快適な日常を過ごしています。そのせいか横浜市中区にある汽車道では早くもオガタマの木に白い花が咲き始めていました。下はその木がある場所とその花を示します。

25日の日曜日、通勤客や学生で混まないJR根岸線の電車に乗って山下公園のスズガモのようすを見に行きました。この日の散策のルートは例年と変わらずで、JR桜木町駅で降りて、汽車道を通り、新港運河の遊歩道を歩き、象の鼻公園から山下公園に行きました。帰りは県庁前の大通りを通り、横浜公園を抜けて関内駅から根岸線に乗って帰りました。

 

この朝は北風が強く吹き、横浜港の海面は荒れて白波が立っていました。上はその荒れた海に浮かぶスズガモの群と、公園の岸壁に打ち寄せる波を写しています。この時、山下公園の岸壁沿いを大さん橋側から氷川丸の方向に歩きながらスズガモの群れを探しました。3つのグループを見つけました。彼らは白波が立つ荒れた海で何事もないように群游していました。その数が例年以上であるように感じました。この海には平年通り来ているのに何故野島の海に群れが来ないのでしょう。どうやらそれはツバメの同じで、それぞれの群には来る場所が決まっているようです。そう解しないと、今の冬にスズガモの大群が野島の海に来ない理由が分かりません。

下は最近の写真です。写真には大画面がリンクされています。大画面で見ることをお勧めします。花は昔を懐かしく思い出させ、初めて見る花は新しい思い出を作ります。

みんな仲良し 2026/01/24 長浜公園
何時もの風景ですが、見飽きることはありません。見ていると変化(動き)が見られます。中洲で眠るのもいれば、餌をとっている鳥もいます。それぞれの鳥は思い思いの本能で動いていると思います。
エレベーター塔の今 2026/01/25 並木1丁目内の金沢緑地
先月末から行っていた内装工事も一段落ついたようです。間もなく試運転の時期に入るでしょう。そして3月末には周辺が整備されて4月から運転が始まることでしょう。現状から気になるのは角度45度の傾斜地の盛り土です。雨で崩れないように何らかの対策が必要です。どうするか・・・
寄港するパイロットボート 2026/01/25 横浜港
狭い航路や湾は大型の船にとっては難所です。そこはいつも同じとは限りません。そこで大型船の船長はパイロットを要請します。そのパイロットが大型船に乗り込んだり、降りて帰るときに使うのがパイロットボートです。おりしも1艘のパイロットボートが波を蹴立てて帰ってきました。
桜木町駅前広場  2026/01/25 中区桜木町1
見慣れた風景ですが、久しぶりに来ると巨大な建物群に驚かされます。今も、近くでは次々とのっぽビルが建てられていました。
赤い靴をはいた少女像 2026/01/25 山下公園、中区
この像の近くに歌碑があったように思います。話は私が生まれる以前のことです。悲しい運命の女の子がアメリカにもらい子として渡航する話です。しかし、実際は病気のためにいけなかったという。そう記憶していますが、その記憶もあいまいになるほど私も歳をとりました。
象の鼻パーク 2026/01/25 中区海岸通1
ゾウの鼻の形をした石組みの防波堤があります。それは江戸末期に造られたみなとの堤防でした。当時は大きかったのでしょうが、今は小さくなり、港内の遊覧船の発着場になっています。

自然は休むことなく毎日小さく変化しています。1週間も経つと誰の目にも変化が分かります。
変化の様子は実に感動的で素晴らしいものです。貴方も自然観察をしませんか。