四季の便り 第3948号 2026年2月1日発行
横浜市金沢区を中心にした折々の自然を報じ、題名に関する筆者の思いを記しています。
季節は2月4日を堺にして大寒(だいかん)から春分(しゅんぶん)に移ります。最近、朝6時半からのラジオ体操をしている時に、日の出が早まり始めたことを感じます。同時にこの冬一番の寒さを感じます。
毎日、日本海側は大雪で難渋しているのに、この地は快晴がつづいています。この極寒の中で暖房もないウクライナの人々や、住む家を奪われたパレスチナの人々は我々が想像できない苦しい生活を余儀なくされていることでしょう。権力を持ちたい本能は原始の時代から衰える事は無いようです。民主国家であったアメリカが、今や独裁国家の観を呈しています。そんな不安定な世相に相反してこの地は平和そのものです。右は晴れた朝の横浜南部マーケットの風景です。
我々の苦痛は3種類に分類できると思います。1つは体は正常だが精神的な苦痛を持つこと。1つは精神は正常だが肉体的に苦痛をもつこと、最後の1つは最悪のケースで精神・肉体とも苦痛であることです。
誰しもこの内の1つの苦痛を抱えているはずです。先日、俳人で国文学者である坪内稔典氏(1944年生)が監修した「病床6尺の人生・正岡子規」の本を見ていると、1867年生まれの子規は亡くなった年は満34歳で明治34年のことであった。最期の年は布団から這い出すことも出来ないほど苦痛で動けなかったようです。その有様を上の本は月日を追って記しています。子規は文筆活動を死ぬ2日前まで続けました。その驚異的な精神力は何処から来たのでしょう。おそらく幼少期から少年期にかけての育った環境がその後の活躍の原動力になったと思います。彼の幼少期がどのようなものであったか想像するしかありません。忘れるほど前に、彼の生涯を記した本を呼んだことがありますが、内容を忘れました。記憶に残っている印象は好奇心と向上心が人一倍おおせいであったことです。それは文明開化後の有意な明治人に共通した事かもしれません。そして彼は俳句と和歌の世界に革命をもたらし、今の詩歌の世界が生まれました。
下は最近の写真です。写真には大画面がリンクされています。大画面で見ることをお勧めします。花は昔を懐かしく思い出させ、初めて見る花は新しい思い出を作ります。
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花を咲かせたネコヤナギ 2026/01/27 我が家 1月17日に生け花として買ったネコヤナギが24日に芽吹き、27日には写真に示す花を咲かせました。柳の枝は生命力が強い。そのため折れた枝が流れ着いた岸で新しい木が生まれます。そして柳の土手が生まれます。 |
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オナガガモの行水の仕上げ 2026/01/28 長浜公園 最近、2羽のオナガガモをこの池に見かけます。この日も2羽が遊泳していました。その内の1羽が行水を始めました。他の水鳥ほど水しぶきをあげることなく、頭を水に何度も潜らせる程度でした。最期は水鳥に共通の羽ばたきで終わりでした。 |
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ヒドリガモの寝姿 2026/01/29 富岡船溜まり池 この池に常駐するヒドリガモたちが池の階段で眠っていました。一般に彼らは頭を背に乗せて眠ります。写真の1羽が寝ぼけて頭を前に垂らして眠りこけていました。初めてこんな寝姿を見ました。 |
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| ヒヨドリ 2026/01/29 富岡船溜まり公園 道端の桜の木にヒヨドリがいました。その距離は3メートルくらいです。普通なら逃げますが、彼は混んだ枝が防御していると思っているのでしょう、逃げる気配はありませんでした。 |
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朝の日溜まり 2026/01/30 カゼ場公園、並木1 朝の陽が斜め横から照っていました。その日の当たる場所でハトやスズメが無い餌を探していました。 のどかなり 日溜まりの日の 遠い夢 孤老 |
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菜の花 2026/01/30 カゼ場公園、並木1 細長い花壇です。その花壇を覆っているのが菜の花です。見頃になりました。菜の花畑を見ようと思い先日(1/28)金沢自然公園に行きました。残念ながら今年は出来が悪くて、土壌管理と植え付けに失敗していました。 |
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自然は休むことなく毎日小さく変化しています。1週間も経つと誰の目にも変化が分かります。
変化の様子は実に感動的で素晴らしいものです。貴方も自然観察をしませんか。