四季の便り 第3949号 2026年2月3日発行
横浜市金沢区を中心にした折々の自然を報じ、題名に関する筆者の思いを記しています。
季節は2月4日を堺にして大寒(だいかん)から春分(しゅんぶん)に移ります。3日は春分の日で、季節の分かれ目を言います。この日の豆まきの行事は、中国の古い鬼を追い払う追儺(ついな)」の行事に由来しているという。日本の年中行事を調べてまとめた石井和子氏の本によると、季節の変わり目は疫病に罹りやすかった。その疫病を鬼に見立てて追い払うのが行事の元ではないかという。
2月はまだまだ寒い。このところ、この地は雲1つ無い晴天が続いています。空気は澄み、夜空の月や星が美しい。右は1月31日の18時頃に見た東の空に輝く13夜の月とその周辺の星の写真です。8時間後の翌朝4時頃はこれらの月と星は西の空に移動し、大きく相互の位置を変えていました。月はふたご座のカストルとポルックスの横に来て、それらが上となり木星は下になっていました。
下は最近の晴天の空を写しています。この日はたまたま薄雲が出て青空に模様を描いていました。春が近づくにつれて晴天の日は長続きしなくなります。その始まりはもうすぐです。そして子供たちが歌うのは「春よ来い」の童謡です。
年寄りは発熱量が少なく、寒さに弱い。そして寝付けないし、風邪を引きやすい。それを防いでくれるのが暖房です。世界共通の暖房はたき火です。原始の時代は洞窟に住みたき火を夜通し炊いて過ごしたことでしょう。近代になると寝具が発達し、熾火(おきび)を使ったこたつや火鉢が生まれました。一方、中国の寒い地方では薪を焚き、その煙を床下に這わせて床を温める設備が生まれました。それを古くは土牀(どしょう)と言い、新しくはオンドルと言いました、壁暖房をロシアではペイチカと呼び、ヨーロッパは暖炉と言いました。
ちなみに85歳を過ぎようとする私は古い電気炬燵(こたつ」を使って寝ています。昔は炭やたどんを「こたつ」に使いました。それに比べると、電気こたつは、はるかに安全で扱いやすい暖房器具と言えます。
下は最近の写真です。写真には大画面がリンクされています。大画面で見ることをお勧めします。花は昔を懐かしく思い出させ、初めて見る花は新しい思い出を作ります。
自然は休むことなく毎日小さく変化しています。1週間も経つと誰の目にも変化が分かります。
変化の様子は実に感動的で素晴らしいものです。貴方も自然観察をしませんか。