四季の便り 第3957号 2026年2月19日発行
横浜市金沢区を中心にした折々の自然を報じ、題名に関する筆者の思いを記しています。
季節は2月19日を堺に春分(しゅんぶん)から雨水(うすい)に移りました。 雨水の季節に入ると暖かくなり降る雪が雨となり、草木の芽が動き始めます。そして心地良い春眠の朝が訪れるようになります。
薩埵富士(さったふじ) 雪縞(ゆきしま)あらき 雨水かな 富安風生 1885-1979
単独のカワズザクラの花は方々で見られますが、並木となると場所が限られてきます。三浦半島では三浦市の下浦町上宮田の桜並木と、それに隣接する初音町下宮田にある小松が池の土手の桜並木が有名です。そこは海岸段丘にあり、大根やキャベツ等の根菜類の生産地として知られています。
先日からその桜並木を見に行こうと思っていました。しかし右上の写真のように歩道が狭く、週末ともなれば観光客で溢れます。そこで人出が少ない平日の月曜日(2/16)の早朝の7時ころに出かけました。並木の我が家から京急富岡駅まで約2kmあります。
その道を久しぶりに歩きました。人なみの早さで歩けません。自分では普通に歩いているつもりですが、他から見ればのろのろ歩きです。歩いていると股関節は痛み、息切れがして、自分が如何に衰えているかを今更に知りました。終点の三崎口まで行く電車の本数は少なく、乗りついで三浦海岸駅に8時頃に付きました。駅から約800m歩くとカワズザクラの並木の東端に着きます。桜並木を鑑賞しながら左上の小松が池につきました。池は灌漑用に作られた人工の池で、その土手にカワヅザクラが今を盛りと咲いていました。
その池から何時ものごとく北の丘に上りました。その丘から西北西に富士山が見えましたが、霞んでいて写真になりませんでした。その北の方向に長井海の手公園のソレイユの丘が見えていました。右は池の丘を下った所にある跨線橋から金網越しに終点の三崎口方向を撮った写真です。
下は最近の写真です。写真には大画面がリンクされています。大画面で見ることをお勧めします。花は昔を懐かしく思い出させ、初めて見る花は新しい思い出を作ります。
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ホトケノザ 2026/02/14 柴シーサイドファーム、柴町 この草の繁殖力は凄まじい。至る所の空き地に花を咲かせています。一体どのような種なんでしょう。おそらく目に見えないホコリのようなもので、風に飛ばされて飛散するものと想像しています。 |
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野島運河 2026/02/14 水路の右(北)は平潟町、左(南)は乙舳町です。昔は繋がっていました。追浜に海軍の飛行場が出来ると、平潟湾に海水の流入が亡くなり海が死にました。そのでこの場所を掘削し、海水が平潟湾を循環するようにした歴史があります。 |
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赤大根 2026/02/16 三浦市下浦町上宮田 カワズザクラの並木を見た帰り道で、農家の人たちが取り立ての野菜を並べていました。洗いたての赤大根が綺麗なので買う気になり、2本ほど買って帰りました。 |
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大根畑 2026/02/16 三浦市初音町下宮田 三浦半島でとれる大根を土地の名を付して三浦大根と呼んでいます。写真の大根畑の灌漑はどうしているか、見た記憶が無いことに今になって気付きました。次に行ったとき、地元の人に聞こうと思います。 |
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ホオジロ 2026/02/16 三浦市初音町下宮田 前方を飛んで畑の縁の木にとまった鳥がいました。その時、モズの鳴き声を聞いたのできっとモズだと思いました。帰ってからパソコンで見るとそれはホオジロでした。何年振りかの出会いでした。 |
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庚申供養塔 2026/02/16 三浦市初音町下宮田 ここ下宮田の丘に来るたびに農道わきに並べられた4基の庚申塔を見ることにしています。昔は庚申信仰が重んじられており、自分の罪悪を悔い改め、幸福を願って塔を作り祈ったことでしょう。こうした塚が線路の反対側の丘にもあります。 |
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自然は休むことなく毎日小さく変化しています。1週間も経つと誰の目にも変化が分かります。
変化の様子は実に感動的で素晴らしいものです。貴方も自然観察をしませんか。