- 慢心は失敗のもと -

 四季の便り 第3965号 2026年3月7日発行
横浜市金沢区を中心にした折々の自然を報じ、題名に関する筆者の思いを記しています。


季節は3月5日を堺にして雨水(うすい)から啓蟄(けいちつ)に移りました。 啓蟄の日を過ぎてはや2日がたちました。暖かい陽が照るようになり、早くも一部の木々に芽吹きが始まりました。

下は冬の三香の1つであるジンチョウゲと、その同類のミツマタの花です。今を盛りと咲き、甘い香りをふりまいています。ジンチョウゲが咲くと次に咲くのはキブシで、キブシが咲くと桜が咲き始めます。

 

下は4日の午前中に京急富岡駅の近く理髪店に行来ました。その帰り、遠回りして慶珊寺により、その後、並木1丁目の北端を経由して帰りました。普段見ている風景が時に美しく見えるのは天気のせいでしょう。その翌5日の午後、時間を見つけて八景島のオカメザクラを見に行きました。多くの親子が遊具で楽しんでいました。それは平和な風景でした。

 

人は誰しも上手くいくと自信をもちます。自信をもつことは己の行動範囲を広げ、更に良い結果をもたらします。しかし、謙虚さと探求心を無くすと現状に甘えるようになり生長が止まり、その挙句、進歩から取り残されます。そして残るのは慢心です。そうなると人々に蔑まれ滅びへと進みます。そうした例を身近に見つけることは難しくないでしょう。今、目立つのはアメリカのトランプ大統領です。慢心を通り越して傲慢です。恥ずかしいことを平気で言い、勝手なことを行ない世界の秩序と平和を壊しています。それは自滅への道を進んでいるように見えます。人は探求心と謙虚さと忍耐を何時までも持つことが大切です

下は最近の写真です。写真には大画面がリンクされています。大画面で見ることをお勧めします。花は昔を懐かしく思い出させ、初めて見る花は新しい思い出を作ります。

ネコヤナギの花 2026/02/28 柴シーサイドファーム
小柴﨑トンネルを抜けて農園に入り、緩やかな坂道を、道なりに進むと脇道の縁にネコヤナギの木があります。その木が長さ5cmほどある穂状の花を無数に咲かせています。その花穂にオシベらしきものが無数に出ていました。不思議なことにヤナギ類に実がなっているのを見たことがありません。
咲き始めたサクランボの花 2026/03/04 富岡東4
サクランボのことを英語では実桜(fruit cherry)と言います。写真のサクランボは実を食べる品種ではない園芸種だと思います。桜の花に香りがありませんが、サクランボの花には芳香があります。
シャクヤクの芽 2026/03/04 慶珊寺、富岡東4
寺の白壁の土塀の外側にシャクヤクの群落が幾つかあります。早くも赤い芽が出て伸び始めていました。一方、境内のボタンは早くも若葉がでて花の蕾をつけていました。
我が庭のハナニラの初花  2026/03./05 並木1
私が面倒を見ている庭にハナニラが植わっています。葉も伸びていないので花は未だ先のことだろうと思っていました。ところがその草の中に青いものが目に留まりました。それが写真の花でした。同じ花でも身近なものほど愛らしさを感じます。
カワセミ 2026/03/05 長浜公園の野鳥観察園
汽水地の干潟を流れる水路を鳴きながら飛び去ったカワセミがいました。飛んで行った先を眺めていたら、その内、動きがありカワセミの居場所が分かりました。遠くて肉眼では赤い点としか見えません。カメラの拡大性能を最大にして撮ったのが左の写真です。
キンクロハジロ(オス) 2026/03/05 富岡船溜まり池
群から離れた1羽が近づいて来ました。くちばしがオーストラリアの珍獣のカモノハシのくちばしに似ています。幅広いくちばしは水草を食べるのに適しているようです。

自然は休むことなく毎日小さく変化しています。1週間も経つと誰の目にも変化が分かります。
変化の様子は実に感動的で素晴らしいものです。貴方も自然観察をしませんか。