- 明けの水星 -

季節の便り 第3175号 2021年10月25日発行
横浜市金沢区を中心にした折々の自然を報じ、題名に関する筆者の思いを記しています。


季節は10月23日から霜降(そうこう)に移っています。10月17日を境に急に気温が下がりました。そして冬服へ衣替えしました。17日の前後の気温変化をグラフにすると急激な変化を示したのは朝の最低気温で、日中の最高気温ではありませんでした。もちろん最高気温も下がっていますが、日毎の変化は大きくて17日が季節の分かれ目だと言えません。

寒くなるとやって来るのが冬鳥です。この地には長浜公園の汽水池と富岡船溜まり公園の汽水池があります。その2つの池で私が見た水鳥を見た日にち順に名を挙げると次の通りです。コガモを9月11日、ヒドリガモを9月29日、ホシハジロとキンクロハジロを10月19日、それにオオバンを10月22日に見ました。左は22日の富岡船溜まり池で見た水鳥たちです。写真の右枠外にオオバンがいます。

下は22日の夜明け前に白帆地区にあるベイサイドマリーナから見た水星です。この朝の天文薄明は04:29に始まり、ついで都市薄明(夜明け)が05:22に始まり、日の出は05:54でした。したがって写真の時刻は天文薄明の時間帯であり、東の空が明るくなり始めたころでした。5時8分ころの帰りに振り返ると、明るさをました空に高度をあげてはっきりと見えていました。この時、西の空に満月を2日すぎた陰暦9月17日の立待月が輝いていました。

25日は水星が西方最大離隔に来る日です。それは、その日の前後の夜明け前に水星を東の空に見ることができることを意味します。ちなみに地球より太陽に近い惑星を内惑星と言い、遠い惑星を外惑星といいます。内惑星に水星と金星があります。太陽からの距離を比率で表すと、地球を1.00とすると、水星が0.39、金星が0.72のとなります。この2つの内惑星は、外惑星のように夜空を一巡することなく、宵の西空と夜明け東の空に出たり引っ込んだりを交互に繰り返します。

下は最近の写真です。写真には大画面がリンクされています。大画面で見ることをお勧めします。花は昔を懐かしく思い出させ、初めて見る花は新しい思い出を作ります。

アカガシのドングリ 2021/10/22 長浜公園
葉やドングリを見る限りシロカシと変わりありません。したがって私にはその違いを区別できません。何処が違いうのでしょう。多分材の色が白いか赤いかの違いでは無いだろうかと推測しています。
赤い菊の花の蕾 2021/10/22 並木1
小菊の赤は見た記憶があるが、大輪の赤い菊は珍しい。昨年から生育しているとか、しかし、記憶がないのはどうしたことか・・・? 今年は開花の様子を時を追って追跡撮影をしてみようと思っています。
初見えのオオバン 2021/10/22 富岡船溜まり池
この朝の暗い時刻に何時ものごとく散歩していると、船溜まり池と富岡川の境に敷かれたオイルフェンス上に3羽の鳥の影を見ました。その時刻にそこに止まるのはオオバンくらいです。そう思った通り昼間その姿を確認できました。オオバンの初見えです。
鵜(う)のねぐら 2021/10/22 長浜公園
時刻は14時44分、日暮れには早いが雨模様の日であったため、ねぐらに戻るのが早まったようです。今は止まり木も青々していますが間もなく糞で真っ白になることでしょう。
ヒヨドリの群れ 2021/10/23 長浜の尾根にて
毎年この時期になるとヒヨドリの群れが現れます。夏の間北海道で繁殖したのが本土に戻ってくるのでしょう。それを追いかけてオオタカが現れます。
3度目のキンモクセイの花 2021/10/23 並木1
朝6時半からの体操を待っている時、道路わきのキンモクセイに花がついているのみ気付きました。3度目の開花です。24日未明の散歩時、ほのかに香っていました。

自然は休むことなく毎日小さく変化しています。1週間も経つと誰の目にも変化が分かります。
変化の様子は実に感動的で素晴らしいですね。貴方も自然観察をしませんか。