- 暖かい陽光 その1 -

 四季の便り 第3950号 2026年2月5日発行
横浜市金沢区を中心にした折々の自然を報じ、題名に関する筆者の思いを記しています。


季節は2月4日を堺にして大寒(だいかん)から春分(しゅんぶん)に移りました。日の出が冬至の頃より11分ほど早まりました。それは春の始まりでもあります。それをいち早く感じるのは野草です。その代表がホトケノザであり、それにカラスノエンドウやイヌノフグリです。

2月3日の節分の日の朝、八景島に向かいました。ついたときは島に渡る3つの橋のゲイトが未だ開いていませんでした。そこで東西に伸びる水際緑地の岸から南東に広がる海の風景を撮って帰りました。おりしも、快晴であるが風速6メーターの北風が吹いていて海面はさざ波が立っていました。その荒れた海面に太陽が反射して輝いていました。
下はカメラの視野を広げた時、偶然に見えた太陽です。パソコンで再生するとレンズの汚れが写っており、いい出来とは言えません。しかし、太陽の輝くさまが撮れていました。その帰り道でふと疑問が生まれました。それは海面で反射する面の形が何故逆三角形なのかということです。ふだん当たり前と受け止めているため、この疑問の答えが出てきませんでした。いつか解析したいと思うものの難かしそうです。

自然界には我々が気付いていない不思議が一杯あると思います。その1例がカラスノエンドウやフジの莢(さや)が弾ける仕組みです。忘れるほど前に図を描いて弾ける仕組みを紹介した覚えがあります。その記事が見つかれば話しやすいのですが見つけられそうもありません。そこで写真のフジの莢の片割れで話をまとめたいと思います。豆は2つの莢から成っています。種が成熟すると莢が硬くなります。その莢が秋から冬にかけて乾燥すると、2つの莢は逆方向にねじれる力が生じます。そうなると何時弾けてもおかしくありません。その引き金が朝の寒さです。勢いよく弾けて莢も種の落ちますが、中には莢の片割れが枝に残るのもあります。

下は最近の写真です。写真には大画面がリンクされています。大画面で見ることをお勧めします。花は昔を懐かしく思い出させ、初めて見る花は新しい思い出を作ります。

満開の菜の花 2026/01/30 カゼ場公園、並木1
この花壇の小さな菜の花畑は今が盛りと黄色い花を咲かせています。日中だと菜の花固有の甘い香りがするでしょう。嗅覚を無くした私は香りが嗅げず残念です。
深紅のシクラメン 2026/02/03 並木1
シクラメンの花はハート形の葉と、下向きに咲く花に特長があります。写真の花は見つけた時、赤い花だけが目立ち、シクラメンらしくありませんでした。そのシクラメンが腐った切り株の中に植えられていました。
伸び始めたラッパズイセン 2026/02/03 カゼ場公園、並木1
葉が伸び始めると、花茎も出てきて伸びる事を今更にして再認識しました。年毎に株が増えています。今年は昨年以上に密集した花の群落が見られそうです。
ハクセキレイ  2026/02/03 福浦3
真っすぐな防波壁の上に鳥の黒い影を見つけました。近づくとそれはハクセキレイでした。普通彼らは単独行動をしますが、この日は2羽が近づいたり、離れたりしていました。彼らに恋の季節が間もなく来るような気配を感じました。
キズイセン 2026/02/03 並木1
桜並木の歩道脇にある花壇の数か所で咲いていました。そこはブラウンハイムの花の愛好家たちが世話をしている花壇です。その道を通るとき、何時も花の変化を楽しませてもらっています。
萌え始めたヨモギ 2026/02/03 シーサイドライン高架橋の下
輪道の角に見つけました。早くも新しい茎葉を伸ばしていました。この頃の若葉は柔らかく香り高い。草餅をつくりたくなりました。

自然は休むことなく毎日小さく変化しています。1週間も経つと誰の目にも変化が分かります。
変化の様子は実に感動的で素晴らしいものです。貴方も自然観察をしませんか。