ほとんどの教訓は成功より失敗から見つけられる事が多い
人は自ら悟ることを受け入れが人から指摘されることを嫌がる
初版2004/05/10、最新修正2022/08/24
今後、項目数は増えることが予想されます。教訓は感銘を与えない。しかし、共感するものがあれば処世に役立つでしょう。
生き方のこと
- 環境が人を変える。変わりたいのであれば環境を変えることだ
- 若いときの勉強は生きるためにするもの、よい人生を送ろうとしたいなら若いとき勉強しなさい
- どの年代においても、またどんな状況の時でも目的を持ちなさい。目的を無くし積極性と失った時に病気になり、あるいは不運に見舞われる。あきらめてはいかん
- 失敗は人生につきもの。開き直って一生を棒に振らないようにしよう
- 人と争うな! 争って得することは一つも無い
- 相手の良い点を見つけよう。相手を良く見ないと、自分も相手からよく見られない。
- 自然の流れに逆らうな、時勢に逆らえば逆らうほど苦しくなり、みじめになる
- 人に喜んでもらうことをするのが真の仕事であり喜びであろう
- 神は自ら助ける者を助ける
- 大人になれば自分の問題は自分で解決するしか方法がない
- 人それぞれ得手、不得手がある。学問の然り、無理して不得手を好きになることはない。世の中はその不得手を得手とする人がいるものだ。だから得手を伸ばせば良い
- 歳相応のことをしなさい、若者は若者らしく、年寄りは年寄りらしく自然に振舞えることが幸せになる道のようだ
- 幸、不幸は隣同士、すべて人間万事塞翁が馬
- 良い人間関係は物を上げたり、貰ったりが自然にできる関係にあるようだ
- 知るとは理解できることである
- 成功への心構え
- 目的を持ちなさい
- 積極的でありなさい
- 好かれなさい
- 経験を積みなさい
- 信念を持ちなさい
- 人間は自分を戒めることが出来る
- 好かれる人は角が無い。人は自分を認めてくれる人に寄っていく
- 自己主張をするほど敵が多くなる
- 物には表(おもて)があり、裏(うら)がある。だから、一方向からだけ見てはいけない
- 交際は挨拶から始まる、時代が変わっても国が変わっても挨拶は歓迎される
- 言葉の豊かさは生活の豊かさである
- 理想の環境とは少し足りない、少し不便な社会だ。満ち足りた社会は怠惰の社会であり、滅びへの社会でもある
- 一般に人は小事に囚われる。大事は見え難い、まして小事にこだわれば更に大事が見えない。大事を見て小事を行うよう心がければ道を誤らないだろう。
- 後悔の無い人生などあり得ない。誰もが自分の人生を後悔している。だから過去に囚われるな
- 人には相性(あいしょう)がある。悪い人ではないのだが何故か馬が合わない。その場合、なるにまかせ無理して調子をあわせることは無い
- ある人の生き様や言動に賛同したり、逆に反感を持つことは自分が信念を持っている証拠で喜ばしいことである
- 人は自分の能力の無さを感じた時落ち込むものだ。この落ち込みはすべての人に起きる。完全な人間などいるはずがない。気楽にいこう
- 何事も努力は必要だ。努力して成果がないと長続きが難しい、また無理があれば長続きしない。しかし、努力して希望がかなえられる可能性があれば続けるべきだ。
- 幸せは努力することにある
- 待っていては変化が起きない。今を変えたければ動きつづけることだ。
- 世の中は思うとおりならないから面白くないと思うのは間違っている。思うとおりにできる身分になっても、楽しいと本人は思っていない。世の中誰もが思うとおりならない、だから嘆くことはないのだ。
- 不幸は重なって起きる。不運なとき更に不運は訪れる。よくよく留意すること
- 自分に誇りを持ちなさい。誇りとは、人以上に己は艱難に耐えられることが前提で、自分は人に公平で不正をしない。あるいはやましいことをしないと自分に言い聞かせ、自らそれを出来ると信じれたとき感じる気持ちであろう。
- 自分が正しい勇者であるという誇りがなければ、醜い行いをする。勇者の誇りがなければ人に蔑まれる
- ああいう人になりたいと憧れる人を持ちなさい。そしてそうなろうと心がけなさい。そうしているうちに望ましい人格を持つことになるであろう。持たなければ人格も生長しにくい。
- 男の子は父親を人格で、あるいは能力で追い越すように心がけなさい
- 人は成功を通して学ぶことより、失敗を通して学ぶことのほうが多い。だから失敗を恐れて尻込みしてはいけない
- 遠く離れた友や親への便りをだしましょう。自分が相手の近況を知りたいように相手もこちらの近況を知りたがっている。だからたまの便りには必ず自分の近況を書こう
- 言い訳を見つけることに熱心になってはならない
- 生き方に、あるいは仕事の進め方に一つしかないことはありえない。一つしかないと思うから行き詰り、自分を追い込んでしまうのだ
- 他人に不快な思いをさせない人になるには、自分の品格を上げることだ。品格とは他人への対応に現われる。それはあらゆる人に誠実に応えることであろう。
- 苦難こそ発展のチャンスだ。苦難なくして成長はないことを肝に銘じ、耐えて耐えてがんばりなさい
- 受身の考えは疲れる。受身とはマイナス思考を意味する。他人がしてくれない、ひとから非難される、何々されるとか、何々してくれないといった思いはすべて受身の発想です。自分が何々するのだと発想を切り替えると気分が楽になり、人生が楽しくなるだろう。
- 物事に消極的になって良いことはまずない。何事も積極的に受け止めることだ。そのためには小さいことから始めることです。小さいことの積み重ねが自信を与え、大きいことに出会ってもおじけずに挑戦できるでしょう。
- 好感をもたれる人は多くいるが、好かれる人は数少ない。人から好かれているかどうかは気になる点だが、この事実を知れば無理して好かれようをする必要もないし、好かれていないことを気にする必要もないでしょう。
- 鉄は熱いうちに打て! 人は大人になるまでに勉強し、運動して心身を鍛えなさい。働く段になった時、鍛えてないなまくら鉄では番線に使えるぐらいで支柱に使えない。また、若いとき鍛えていないと歳をとってから苦労する。
- 人をうらやんだりねたむ気持ちをなくしたとき、平和が訪れるでしょう
- 老後の心の寄るところは思い出にある。その時その時を精一杯生きて楽しい思い出を作りたいものだ
- 人を思いやる気持ち、また感謝の気持ちが持てるようになって初めて大人になった証である。それを態度に表せるようになって1人前だと思う
- 留意すべきこと、それは多忙な時に災難が起きることだ
- 人は人より下位に立たされたと意識し始めた時、付き合う気をなくする。いつまでも付き合いを続けることは難しいのが世の中だ。
- 人は自分か思っているように自分を理解してくれない
戻る
自分を戒めること
- 逃げたらいかん、幸せが遠のくぞ
- 若者にとって「失敗は宝なり」、恐れず進め
- 人から侮辱を受け恨むこともあるだろう。恨みを晴らすことを考えないで、その分、人から恨みを買うことの無いように言行に注意しよう
- 怒りで己を失うな
- 怒りを態度に出しやすい人、あるいは思ったことを直ぐに口に出す人は、それにより相手を傷つけている。そうした直情的な人は怒りを出さない訓練が必要だ。そうすることにより周囲と円満に過ごせるでしょう
- 負けなさい。負けることも一つの力なり
- 人を羨(うらや)んだり妬(ねた)んだりして良いことは1つも無い、自分を不幸にするだけだ
- どんな苦しい状況になろうとも決してあきらめるな、あきらめるとますます不幸になる
- 相手の対応が気に入らなくて腹を立てるな。相手がぼれ(痴呆)ていると思うと腹も立つまい。腹が立つ時は自分のぼれも起きている。
- 人は過去の知識や経験に囚われる。また自分が言った事に囚われる
- 誰もが悔しい思い出を持つものだ。悔しい思いをさせた相手を憎まないようにしよう。相手だって君と同じく悔しさで泣いた人であるのだ。
- 人は他人を蔑視することにより己を高しとする悪癖が有る
- 相手の欠点は分かるが自分の欠点はわからない。その挙句は相手を見下げることになる。心して相手の良い点を見るように心がけることが大事である
- 自我が強いと相手の気持ちが理解できない。謙虚でありなさい。
- 相手の自分への態度は自分の相手への気持ちが出たものである。即ち、嫌だと思えば相手も嫌だと思う。
- 人を裁いてはならない、裁けば自分も裁かれる
- 人を見下してはならない。見下しても自分は偉くなれない。
- これが絶対正しいと言う価値はない。社会の価値観は時代により変る。人の価値観もみんな同じとは限らない。また同じ人でも年齢と共に、また立場が変るとその人の価値観も変る
- 苦労は買ってでもせよとは昔の人の言葉。自分が苦労をしていないと相手の苦労がわからない。わからないと人間関係がうまくいかない。人間関係がうまくいかないと仕事もうまくいかない。
- 気位の高いと良いことなし。何処の名門を出た、何処に勤めた、役職は何だったか等過去を誇りに思うような気位は嫌われるだけだ。はやく忘れたほうがいい
- その人が本当に偉かったかどうかは残した物〈業績)から歴史が告げるだろう
- 嫌なこと、醜いことは聞きたいものだが、聞いたあとの暗い気持ちはもっと嫌なものだ。
- 自由はきまま(わがまま)と違う。本当の自由は規律の中にある。規律の基本は人に迷惑をかけないことだ。自由な人とは人に迷惑をかけないが、気まぐれな人は他人に迷惑をかける。
- あなたは今までどれだけ母親のような優しい言葉を他人から受けたことがありますか、自分がそうしてもらいたいように人にしなさいとキリストは説いています
- 刻苦勉励して自分を高めるのはいいことだ。しかし、そうした自分に誇りを持つ、あるいはこだわると人は誰もついてこない
- 自分の信条を人に押し付けてはいけない、期待してもいけない。そうすると、互いの不幸が始まる
- 理屈で分かっているけど止められないのが人の弱点であろう。酒・タバコ・麻薬、ばくちに女遊等はその部類でなかなか止められない。のめりこまないように心すべきことなり
- 人は自己の業績を大いなるものと思いがちだが、他人は業績より人物で評価する。そのため、業績は実際以上に軽視されると見たほうが間違いないだろう。
- 人には自分の意に反する考えを悪いこととみなし、また、そうする人を悪い人とみなす習性がある。その上、自分と違う行いや考え方に気付きやすい性質をもつ。従って、身近にいる人ほど自分との違いを見つけやすくなる。その結果、かって自分が愛した人まで悪者としてしまう。この人のもつ悪癖に注意しなさい。
- 一般に人の悪い面はよく見える。そのため相手を評価するとき悪い面で評価する傾向になる。他人も自分を悪い面で評価していることを自覚すべきである。
- 人は他人の行為を絶えず評価している。良いことは見つけ難いが、自分の気に食わないことは見つけやすく、すぐに文句(クレーム)をつける。慎むべきは口に出さないことである。
- 若いとき楽なことばかり考えていると、身につけるべきことが身につかない。そして大人になって苦労する。若者よ“苦難に立ち向かえ!怠けてはいけない”
- 誇りは自分を伸ばすために必要である。誇りは内に秘めるものである。自分のことを誇らしげに口にしたり態度に出してはいけない。出せば虚栄と見られ、往々にして人を見下すことに繋がり兼ねない。その結果、人から軽蔑を受けるだろう。
- 人は己の悪い点を容認するが、他人の悪い点を容赦しない傾向がある。それを表に出す人は他人から好かれない。
- どら息子、どら娘になるな。どら息子、どら娘とは親を思わない子供たちを言い、親を喜ばすことをしないで、悲しませる。そんな息子や娘が社会に役立つとは思えない、むしろ社会に害をなすか、迷惑な存在になるであろう。
- 自分が人より優れていると思った時から成長は止まり悲哀が始まる。まだ人としての生涯の研鑽が残っているを忘れるな。
- 年齢に関係なく、知識を深め、技能を高めることに努力すべきだ。怠けたり遊ぶことに時間を費やしていると、気付いたときイソップのキリギリスになりかねない。
- 他人の能力や功績を認めない人は、その認めない以上に自分は相手から認められないことを心すべきである。言い換えれば、相手の能力や功績を素直に認めて態度で表しなさい、そうすれば貴方も認められるでしょう。
- 虚栄心は自分をいやしくするだけでなく、人からさげすまれる。能力もないのにあるように見せたがるのも虚栄の本能である。一般に自分が虚栄(見栄)を張っていることさえ気付かない。それが問題だ。
- 力が無ければ長続きしない。その好きなことが何かが分からないで悩むのが普通だろう。面白いと思ったこと、そして人の役に立つこと、あるいは喜んでくれることが天職だろう。
- 急がば回れ! 急いでもままならず、イライラを募らせるのは愚の骨頂だ。急ぎたい気持ちを抑えてできることからじっくりやって行こう。
- 人生ままならないものだ。味方だと思っている人から裏切られ、反抗する人から支援されることがある
- 人を助けるには、自分に力が無いとできない。力とは何か、人を動かす能力であり、知識であり、相手を理解できる思いやりであろう
- 悪い事をするまいと心がけていても悪い事をする。まして心がけてないともっと悪い事を無意識にしている。したがって日頃から人に迷惑をかけていないかどうか反省する習慣を持つことが大事である。
- 自分の不幸の原因は殆ど自分にある
- 嫌いな人でも心していやな思いをさせないようにしよう。人に嫌な思いをさせればそれが何時か自分に戻ってくる。
- 直ぐ怒らないことは人生で大切である。特に人を使う立場の人には忍耐が要求される。そのため若い時に、いじめや苦痛に耐える訓練をするのもよいだろう。
- 自分自身が情けないと思う時とは、自分と同等以下の人でさえ問題なくできることを、自分ができない。その事実に気付いた時の情けなさは悲しい限りだ。どうしようもないことも人生にあることも知るべきだろう。
- 天災は忘れた頃に来る。また災害は重なってくることに思い、身の安全を図ること
- 人は無意識のうちに愚かなことを言ったり行ったりしている。自分が正しいと思うのも愚かさの1つだ
- 老いた親が喜ぶことをするのが、親孝行だ。親を悲しませて自分が幸せになることは出来ないであろう
戻る
仕事のこと
- 企業は人なり、できる人は機会を与えれば自分で伸びる。押し付けの企業教育が役立つことは1つもない。仕事を通して教えるべきだ。
- 失敗を通して物事がわかる
- 急いだ仕事は普段以上のミスがある。そのことを心得て急ぐこと
- 失敗は成功の一部だ。しかし、途中であきらめたら失敗は失敗となる
- 部下をもったら気をつけることの1つ、思ったこと感じたことをすぐに口に出さないこと。そのうかつな一言が相手を傷つける。上司たるもの寡黙がよい。
- 出世しようと願うのであれば努力も大切だが、強力な後ろ盾(上役)を持つことことも大事
- 力は早さなり。ここでの力とは能力なり
- 自分のレベルでしか相手の偉さが分からない
- 成功への心構え
- 目的を持ちなさい
- 積極的でありなさい
- 好かれなさい
- 経験を積みなさい
- 信念を持ちなさい
- 人間の値打ちは出世とは関係がない。また、能力があっても信頼がないと出世はできない
- 仕事の出来具合は従事者の質で来まる
- 人を軽んじてはいけない。軽んじられた人間は上司にあるいは会社に忠誠心を失くす
- 信用や信頼無くして商売や仕事は無い。信用や信頼は誠意から生まれる。相手の期待に誠実に答えることから信用や信頼は生まれる。答えられないときはその旨を誠実に伝えることも信頼される要素である
- 他人の好意に感謝し、お礼をいう誠意がないと尊敬されない。地位ある人にその誠意ある対応をよく見かけるが、誠意がない人に罪なことを平気でする人が多いように見受ける
- 人は常ならず、立場が変わればその立場に即した考え方をする
- 権力や人事権をもつ人は長く居座ると、どんな人でも我侭がでて、その職場を硬直させて良いことがない。5年が限度であろう、潔く身を引くのが好まれる。
- 組織はできた時から老化が始まっている。10年たって旧態依然であれば、その組織はもはや死に態である。
- 大抵のことは時がたてば忘れられるが、恨みは忘れられない。地位にある人は言いたい放題、やりたい放題をして人から恨みを買うことの無いように心がけること
- 経営者または管理職は、将来の経営の姿(夢)を描けない時は身を引くときだ。惰性は身の破滅につながる。夢があるときはその夢の実現する年まで貴方の身分は安泰でしょう。
- 管理者は行動しなさい。管理者は現場を見なさい。管理者は報告を目で確かめなさい
- 今まで経験したことのない、また予想できなかった問題が発生し事業が立ち往生した。常識で解決できない場合は常識の壁を破るしかない。
- 強い立場の人は脅しを使う、立場の弱いものはおべっかを使う。どちらも見苦しい
- 人は自分ができない事をできる人を尊敬する。しかしそれを自慢する人は尊敬されない。尊敬される条件は少ないが軽蔑される条件は数え切れないほどある。上の立場にいる人は心すべきことだ
- 出世する条件に口が立つことが必要だ。その上、出世したい意欲を持つことだ。特に中年以降にその結果がでてくる
- 組織はある目的を達成するためにある。したがって目的を妨害する人は排除されるであろう。
- 小心者をリーダーにするな、大事なときにごまかしたり、逃げたりする
- リーダーは威張るタイプは向かない。また自分の考えを前に出すタイプも向かない。よしんば、うまくいっても関係者は功労者として認めないであろう。
- 組織は良いこと以上に悪いことで評価されることを肝に銘じて経営を行うことが大事だ。そのため、経営者を含め従業員の品位をたかめ、信頼を保つようにこころがけることが大切だ
- 計画は最悪を考慮し、実行は楽観的に行うと失敗は少ない
- 今はパソコン(PC)の時代である。職場でPCを扱えないと無能者とみなされる。年齢の言い訳は利かない、意欲の無い怠け者とみなされる。
- 仕事の進め方には、一つしかないということは無い。着手するとき代案とか腹案をもっていることが大事だ。
- 行き詰ったときが発展のチャンスだ。めげるな!
- 何時も楽なことばかりを考えないこと。あえてしんどいことに挑戦する心構えが必要だ。そうしないと大事なとき腰砕けになりかねない。頑張らなければならない時、解決を図らず、またその努力をしないで、楽な方法を考えて人に押し付けたりして逃げていませんか。
- 受身は疲れる。どうせやるなら気持ちを切り替えて進んで行おう。その方が楽しいし、幸せです。
- 貴方を部下なり同僚が困って相談にあるいは助けを求めて来たときは、相談に乗りよい共に解決を図ってやること。つきはなしたら上司としてあるいは同僚として信頼されなくなるであろう。
- 組織を私物化するな。自分の思うとおり組織が動くとついわがままがでてきます。それは私物化の始まりです。貴方は偉いでしょうが、その偉さを支えているのが部下であり、社会です。そのことを忘れて自分を前面に出しすぎると、いつか足を引っ張られて地位を追われます。
- 仕事を急ぐと誤りが出やすい。納入した後、誤りを修正するために労する時間と経費は、より確実に仕事をした物よりはるか品質と信頼があがることに管理者も作業者も留意することが大事です。昔の人は言いました。 “急がば回れ”
- 人には不遇を感じる時があります。その時、得てして不満を口に出します。それが上司への非難であり、同輩への妬みであり、後輩への軽蔑の言葉になって現れやすい。その結果、関係者から疎まれ孤立を深めます。徳ある有名人でさえそうであるから、自分はそれ以上であることを自覚しましょう。調子のいいとき悪いとき、いずれの時も人を悪く言わないことがあなた自身の幸せにつながります。
- 先輩は後輩を育てる任務がある。経営者は後継者を育成する任務がある。
- 心に余裕を持て! 難しいことだが特にそれをしないと良い製品はうまれない
- 真の敵は味方にいる。敵の中に味方がいる
- 出世を願うより、良い結果を出せるように願いなさい。実力に応じて出世はついてくる
- 怒っている時とか興奮して感情が高ぶっている時は、自制がきかなくなり、言葉が過激になりやすい。そのため好からぬ結果を招くのが世の常である。平静に話すように心がける事。
- 悪いことはすぐに上に報告し、良い話は後でよい。組織が大きくなると一般にはこの逆であり、変化に即応できずに衰退する
戻る
家族のこと・子育てのこと
- かわいい子には旅をさせよ
- かわいさから甘やかし過ぎてはいけない。独立精神がとぼしくなり、親の一生の重荷となる
- 賢い息子は親が生きているうちに親の偉さが分かるが、出来の悪い息子は親が死んでから分かる
- 家庭は家族の1部であることを忘れないで欲しい
- 大人になるには訓練が必要である。子の甘えや親の過保護は訓練の邪魔になる
- 人は育つ環境で決まる。特に家庭環境で人格も決まる。子供をどのように育てたいのか、そうするには自分自身がそうなること、またそうなろうとする姿勢がないと子供はそうならない。
- 子は親の背を見て育つ
- 幼児はメルヘンの世界にいる
- 幼児は善悪が分からない。良いことをしたときはほめ、悪いことをしたときはきちんと叱る。それが躾です
- 幼い頃の躾と親の話が最も大事な教育であり、子供の人格を決め将来を決める
- 子に教える、子から教わる
- 親が子供に説教できるのはせいぜい小学生まで、それ以後は教え諭すことは難しい
- 幼子を脅して躾けてはならない、大きくなって小心者になる
- 子が幼い時の親の姿がその子は伝習する。子を立派に育てたいのなら、理想とする人に親自身がなるように努めることであろう。自己中心のぐうたらな親に立派な子が育ちにくいのはそこにある。
- 赤ん坊が欲求不満で泣くのと甘えで泣くのとは違う。欲求不満で泣かせると性格が歪む
- 誉められることがやる気の原点である⇔叱ったり脅したりではやる気を起こさせない
- 孤独になるな、一人にさせるな! 孤独は人格まで変え、病気にしたり老人の死期を早めることになりかねない
- 教育は何のためにするのか、知識は何故必要なのか、たくましく生きるため、そしてより幸せになるためだ
- 教えるとは単に話すだけ、聞いただけでは身につかない。自ら追求し、経験して悟る事で身につく。家庭や学校での教え方も自ら悟らせる方法を執るのが望ましい
- 子供は親に褒めてもらおいたい本能がある。親の喜ぶ顔を見たいため一生懸命になり、他の子より優れることがある。それを見て親はその子が秀才だと思い、一層期待をかけるようになる。しかし、その頑張りも何時かきかなくなり他に追い抜かれるようになる。そしてその子は悩み不幸が始まる。このことから言えることは、我が子に過剰な期待をかけ無い事、また息抜きを与えることであろう。
- 子供には我慢する事を体験させ、我慢できるようにしつける事が将来のために必要です。そうすれば切れることも少なくなり、犯罪に走ることも少なくなるでしょう。
- 老人は人との会話が少なくなる。その分、人と話したいものである。子や孫は何でも良い日頃おきたこと、思うことを両親やおじいちゃんおばあちゃんに話しするようにしよう。
- 失敗した子を叱らないこと。なぐさめ励ましなさい。
- 自分のことを思ってくれている親、兄弟、また親しく付き合った人たちとの交信は保ちなさい。それが幸せになる条件の1つです。
- 老いて弱まった時、子からいたわって欲しいと本能的に望みます。しかし、子供は過去のおのれと同じで親を思わない。
戻る
健康のこと
- 健康である事は世間に奉仕していることだ
- 長生きの秘訣
- くよくよしない。大いに笑う
- 腹八分目
- 毎日歩く
- 体力と気力は一致する、体力に自信がなくなると気力もなくなる
- 孤独から人を救うものは知識欲であり、好奇心であり、探究心である
- 男厄年に注意しよう。その時期(満41歳頃)はこんなことが起こりやすい
- 体調が成年から老人へ変化する時期 特に老眼とか成人病が現れる
- 子供が重大な時期を迎える
- 大きな職責を負うようになる
- 親が無くなる
- 年取るにつれ筋肉の硬化がおきて体は硬くなる。そして運動障害がおきる。いつもストレッチをしよう
老化は苦痛を伴う。二十歳を過ぎて肉体的に苦痛を感じるようになったときは老化が始まっている。労わるのもいいが鍛えることに心がけることが肝心なことだ。
- 年齢とともに体の運動機能は低下し、同時に脳の活動も低下する。脳の活動が低下すると痴呆が始まり、周辺に迷惑をかけるようになる。脳の老化を防ぐには、何事にも関心をもち知ろうとすることだ。すなわち、知識欲こそボケを防ぐ最良の手段である。
- 体を動かしているとき考えることは何かを解決するような前向きなことが多い。じっとしていて考えることは気の滅入ることが多い。そうすると、一人で散歩しながら考えるのが最良の手段かもしれない。
- 今まで感じたことのない違和感を感じたら医者にいき専門的に診てもらいましょう。特に40歳を過ぎたら要注意だ。
- 女房は定年後の亭主を邪魔者扱いする。人格を否定する罵りは控えなさい。ひどい罵りが亭主の活動を停止させ、痴呆を速めさせ貴方の負担になりますよ
- 老人の筋肉細胞は老化しており、すぐ疲れる。一度疲れると回復が遅く数日かかることもある
- 大きな悩みを抱えると寿命を縮めます。悩みは人に話して分散しましょう
趣味のこと・勉学のこと
- 何の道においても、学ぶことが無くなったとか、あるいは行き詰まりを感じた時はまだ道を分かっていない。行き止まりがないのが道である.
- 学業は学ぶ科目(内容)に興味を持てない時、あるいは関心がないと成績は伸びない。つまり理解力は関心の程度に左右される。
- 精神の成長は死ぬまで続く。それを言い表した牧野富太郎博士の言葉がある。
わが姿たとえ翁に見ゆるとも 心はいつも花の真盛り
- 美しい物を見る、美しい音楽を聞くことは歓びの原点である
- 年取ってからの勉学は楽しみのためにある
- 趣味が長続きする条件
- それが大好きであること
- すぐできること
- 一人でもできること
- できる限り費用がかからないこと
- 人からほめられる、または喜ばれること
- 言葉は使っていないと忘れるものだ。母国語でさえそうであるのに、外国語などすぐ話せなくなる
- 何事も始めは人から教わりながら学んでいく。上達している時は楽しいが、何事も上達がとまる時期がある。一般にその時点で止めてしまうことが多い。本当の楽しさはその苦痛(壁)を乗り越えたときに得られる。そして自分で学び上達できるようになるでしょう。
- 学ぶとは昔の知識を知ることである。それが基礎知識となり、将来の発展へと繋がる。その吸収力の旺盛なときは体が成長しているときである。
- 人より勝っていると時々思うようになった時、貴方の成長は止まり始めている。その頃から人に嫌われ始めるか距離をおかれるようになる。心せよ、いつかは人に追い抜かれることを!
戻る