記事タイトル:国会を考える 


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お名前: 一久   
国会を考える

選挙制度、二院制、その他、議会関係の提言。

あるいは思い付き、アイディア、ユーモア、歴史...etc
[2000/11/26 15:32:45]

お名前: 一久   
国会議員は60歳定年制を


選挙権と被選挙権の間に年齢差がある以上、被選挙権に上限
定年があってもおかしくない。すでに下限定年があるのだか
ら。

60以上の年寄りに、国家の未来を託すことは賢明とは思わ
れない。どうしても守勢に立ってしまうからである。

しかし、60歳定年制を発案した真の理由は、より積極的な
ものである。

まずは、60歳定年となれば議会も内閣も若返る。新陳代謝
が進む。よりエネルギッシュな政治を期待できる。

しかしそれ以上に期待したいのは、定年退職した老人パワー
のほうである。

退職した元議員はどこにいくのか?彼がいまだ政治への情熱
を失っていないのであれば、その行く先は言論界しかない。

そう、議員や大臣を経験した人間が多数言論の世界に入って
くるのである。そうなれば、軽薄なマスコミ界も少しは重み
を取り戻すであろう。

現職の60以下の国会議員にしても、自分達の先輩が議会の
外から自分達を監視しているということになれば、ヘタなこ
とはできまい。

サルは木から落ちてもサルだが、政治家は選挙に落ちればた
だの人という。

だが、明治の人々はそうだっただろうか?

勝海舟、板垣退助、大隈重信、西郷隆盛、福沢諭吉、その他、
権勢の場を離れてもなお、大きな影響力を持っていたではな
いか。

国会議員というのは所詮、政治家の一形態にすぎない。議席
を離れてなお社会に影響力を発揮できないようでは広い意味
での政治家(ステーツマン)とはいえまい。
[2000/11/26 15:33:41]

お名前: 一久   
二院制に関する提案


60歳定年制はあまりの過激すぎて現実味がないようなので
別の案をのべておこう。

衆議院の定年を60歳とし、参議院の被選挙権発生年齢を
60歳以上とする。衆院60歳未満、参院60歳以上。

良識の府としての参議院の改革がいわれるようになって久し
い。だが、ろくな改革ができていない。どんなひとが良識の
名にふさわしいか、誰にもいうことができないからである。

学者や文化人が良識を持っているとはいえないし、芸能人に
良識がないとも言い切れない。

そこで提案であるが、ごく単純に年齢できってしまえばいい
ではないか。

老人でもクソジジイはいるし、若造でも出来た人はいる。し
かし、とにかくも年配者は人生の経験を多く持っている。
良識というよりはその経験をこそ買うべきだろう。

衆院60歳未満とすれば、衆議院は若返る。大臣の多くも衆
院からでるので、内閣も若返るだろう。

参院60歳以上とすれば、参議院に若い芸能人やスポーツ選
手が入り込む余地はなくなる。人気だけで当選することはで
きなくなる。

衆議院は若さに任せて突っ走り、参議院は人生の経験をもっ
て行き過ぎを抑制する。二院の役割分担はこれでいいではな
いか。
[2000/11/26 15:34:48]

お名前: チェリー   
IT革命とは

加藤騒動がおこる少し前の国会で、民主党の議員が森首相にこんな質問
をしていた。

________________________________

議員:  IT革命をひとことでいえばなんだ、とお考えか?

首相:  なんともいいようがない。

議員:  それは双方向発信である。(以下省略)

________________________________

しかし、である。

森首相の答えは、ある意味で最も正解に近い答えであるのかもしれない。

19世紀の産業革命について述べた言葉に、「産業革命とはなんであった
か、その問いに対する唯一確実な答えは、それを明確に定義できる言葉は
ない、ということのみであります」(映画 男はつらいよ 寅次郎サラダ記
念日での谷啓扮する早稲田大学教授の弁)というのがあるから。

議員のいう双方向発信もたしかにIT革命の一部であるが、これをもって
IT革命の本質というのはいささか木を見て森を見ずの感がある。

では、私ならどうこたえるか?、あなたならどう答えるか?

________________________________

私の答え

産業革命の定義が不確かなように、IT革命の定義もまた明確な定義付
けができるものではありません。

産業革命による最も大きな特徴は何であったかといえば、それは国民が
生産し消費する物量の膨大な増加であります。

同じように、IT革命による最も大きな特徴もまた、情報流通量の膨大
な増加にこそある、と考えるしだいであります。

弁証法にいわく、量が質を転換する。情報流通量が激増することによっ
て、あらゆる既存の文物や産業がその質的意味を変じるのであります。

たとえば、学校の教科書を紙の本からDVDという情報技術(IT)に
置き換えた場合、生徒たちは小学校一年から高校受験、大学のテキスト
までを自分のパソコンに詰め込むことができるのであります。

「こんなことも解らんのか?小学校からやりなおせ!」

という言葉は、現在では生徒を罵るだけの言葉でありますが、IT革命
後の世界においては、現実味のある指導になるのであります。生徒達は
解らない個所について小学校までさかのぼって見直すことができるので
あり、興味のあることについては大学の内容まで知ることができるので
あります。これこそが、基礎的学習を確かにし、また、個性を伸ばす教
育というものであります。

(水を飲みます)

教科書や参考書の作り手の側から考えますと、もっと解りやすいでしょう。

作り手がいつも悩まされることは、誰もが理解できるような解説を予定
ページ数以内に収めなければならないということであります。

一問につき10ページもの解説をつければ、ほとんどの生徒に理解でき
るテキストをつくれるでしょう。けれども、そんな本は売れない。出版
することさえできないのであります。分厚くなりすぎるからです。

しかし、DVDならそんな心配をする必要がない。一枚のDVDに、こ
のような分厚すぎる本を何冊も記憶させることができるのであります。

(汗をふく)

もうひとつ作り手を悩ます問題は、学習する者の理解度に応じた解説を
載せなければならない、という問題であります。

解りきった問題に長々と解説をつけることはペ−ジの無駄であるが、だ
からといって多く解説すべきところをケチってしまえば、解りにくい参
考書だ、という評判をとってしまう。

DVDは、そんな問題も解決します。先に延べたように1問につき10
ページぐらいの解説を全問題をつけることができますし、学習者が自分
の理解度に応じて解説のレベルを指定することもパソコンの操作によっ
て可能だからであります。

たとえば次のように、であります。

問い1から10までの問題をやった生徒が、解答を見る。1から7まで
は正解だったのでこれ以上みる必要はない。

8と9については「解説」を表示させる。8はこれで理解できたが、9
はまだよくわからない。

9について「詳しい解説」を表示させる。なんとか理解できた。

10については全然解らないので、「基礎から解説」を表示させる。さ
らに当該テキストも表示させる。

このようにして、学習者は自分の理解している問題については簡略な解
説を見るにすませ、解らない問題については基礎から学び直すことがで
きるのであります。

(からのコップの水を飲む。水がないのでそのままテーブルに置き咳ば
  らいをひとつする)

IT革命の目的は、このように、情報技術の進歩によって人間によりよ
い環境を作っていくことなのであります。

________________________________
[2000/11/29 11:50:08]

お名前: チェリー   
IT革命とは

加藤騒動がおこる少し前の国会で、民主党の議員が森首相にこんな質問
をしていた。

________________________________

議員:  IT革命をひとことでいえばなんだ、とお考えか?

首相:  なんともいいようがない。

議員:  それは双方向発信である。(以下省略)

________________________________

しかし、である。

森首相の答えは、ある意味で最も正解に近い答えであるのかもしれない。

19世紀の産業革命について述べた言葉に、「産業革命とはなんであった
か、その問いに対する唯一確実な答えは、それを明確に定義できる言葉は
ない、ということのみであります」(映画 男はつらいよ 寅次郎サラダ記
念日での谷啓扮する早稲田大学教授の弁)というのがあるから。

議員のいう双方向発信もたしかにIT革命の一部であるが、これをもって
IT革命の本質というのはいささか木を見て森を見ずの感がある。

では、私ならどうこたえるか?、あなたならどう答えるか?

________________________________

私の答え

産業革命の定義が不確かなように、IT革命の定義もまた明確な定義付
けができるものではありません。

産業革命による最も大きな特徴は何であったかといえば、それは国民が
生産し消費する物量の膨大な増加であります。

同じように、IT革命による最も大きな特徴もまた、情報流通量の膨大
な増加にこそある、と考えるしだいであります。

弁証法にいわく、量が質を転換する。情報流通量が激増することによっ
て、あらゆる既存の文物や産業がその質的意味を変じるのであります。

たとえば、学校の教科書を紙の本からDVDという情報技術(IT)に
置き換えた場合、生徒たちは小学校一年から高校受験、大学のテキスト
までを自分のパソコンに詰め込むことができるのであります。

「こんなことも解らんのか?小学校からやりなおせ!」

という言葉は、現在では生徒を罵るだけの言葉でありますが、IT革命
後の世界においては、現実味のある指導になるのであります。生徒達は
解らない個所について小学校までさかのぼって見直すことができるので
あり、興味のあることについては大学の内容まで知ることができるので
あります。これこそが、基礎的学習を確かにし、また、個性を伸ばす教
育というものであります。

(水を飲みます)

教科書や参考書の作り手の側から考えますと、もっと解りやすいでしょう。

作り手がいつも悩まされることは、誰もが理解できるような解説を予定
ページ数以内に収めなければならないということであります。

一問につき10ページもの解説をつければ、ほとんどの生徒に理解でき
るテキストをつくれるでしょう。けれども、そんな本は売れない。出版
することさえできないのであります。分厚くなりすぎるからです。

しかし、DVDならそんな心配をする必要がない。一枚のDVDに、こ
のような分厚すぎる本を何冊も記憶させることができるのであります。

(汗をふく)

もうひとつ作り手を悩ます問題は、学習する者の理解度に応じた解説を
載せなければならない、という問題であります。

解りきった問題に長々と解説をつけることはペ−ジの無駄であるが、だ
からといって多く解説すべきところをケチってしまえば、解りにくい参
考書だ、という評判をとってしまう。

DVDは、そんな問題も解決します。先に延べたように1問につき10
ページぐらいの解説を全問題をつけることができますし、学習者が自分
の理解度に応じて解説のレベルを指定することもパソコンの操作によっ
て可能だからであります。

たとえば次のように、であります。

問い1から10までの問題をやった生徒が、解答を見る。1から7まで
は正解だったのでこれ以上みる必要はない。

8と9については「解説」を表示させる。8はこれで理解できたが、9
はまだよくわからない。

9について「詳しい解説」を表示させる。なんとか理解できた。

10については全然解らないので、「基礎から解説」を表示させる。さ
らに当該テキストも表示させる。

このようにして、学習者は自分の理解している問題については簡略な解
説を見るにすませ、解らない問題については基礎から学び直すことがで
きるのであります。

(からのコップの水を飲む。水がないのでそのままテーブルに置き咳ば
  らいをひとつする)

IT革命の目的は、このように、情報技術の進歩によって人間によりよ
い環境を作っていくことなのであります。

________________________________
[2000/11/29 11:50:11]

お名前: チェリー   
あれ? 二重投稿になっている。

なれないもので、ごめんしてけれ。
[2000/11/29 23:05:36]

お名前: KN   
医師のリストラと加藤政変

 あるボードで、医師の方が、医師のリストラについて書いてました。

 公立の病院で、売上増大が言われていた。それに従って、検査漬けに
するなどして売上増に貢献した医師は出世し、そうでない医師は、事実
上の解職なのだそうだ。後者の医師は、同業の医師からも診察してもら
うならこの方と、尊敬を集めているそうなのだが・・・。


 今の日本は、どの業界も似たようなものだろう。モデル的には、加藤
政変も似ている。

 トップの売上増大の指示は、当然ではあるが、患者の信頼感、満足度
を高めるなどの前提があってのことである。左遷医師は、医師の鏡であ
り、本来あるべき姿である。不要な投薬、検査を控え治療する。それで
病院としての利益が上がらないとするなら、それこそ政治的に解決すべ
きだ問題だ。


 今は、ネズミが猫を捕ると言ってもいいくらい逆立ちした事象が多い。
左遷されるような医師こそ医師の鏡だし、冷遇される派閥こそ次期政権
に必要な要素を持っている。


 野中幹事長は、辞任されるそうだが、選挙後が分りやすかった。せっ
かく作った数の安定を維持するには、信任として継続するのが良いと考
えられたことだろうが、他に任せても意外にうまくいくこともある。
[2000/12/02 12:41:52]

お名前: 動物保護   
今の政治で一番してほしいことがある!!!
これらの書き込みとは違うけど、取り入れてほしい!聞き入れてほしい!!
あなたたちは、捨て犬、捨て猫を見てどう思うだろうか?
私は胸が痛くなる!!悲しくなる!!
彼らも命がある・・・・たった一つの命がある・・・・
そんなかけがえのない命を簡単に捨てていく心のない人間もいる・・・・
捨てられている動物たちは、保健所に連れて行かれ、そして・・・・殺される・・・・
考えられない!命をそんなに簡単に奪っていいのだろうか?と、私は思う!!
もし、この願いを今の政治家聞き入れてくれるのなら、動物も人間もおんなじように扱う権利を動物にも与えてほしい・・・・・彼らも同じ生き物だから・・・・私たちの同じ、生き物だから。
[2007/08/03 01:22:26]

お名前: 一久    URL
 この掲示板は、現在使われておりません。

 URLのページへおまわりください。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~iti9/

______________________________

 ひとつ、お答えしておくと、「動物も人間もおなじように扱う」
 と言うのであれば、牛や豚や鶏もそうなのでありましょうや。

 つまり、貴方は、完全な菜食主義者であると ? 

 家畜とペットは違う、とおっしゃるのでしょうか ?

 しかし、どう違うのでありましょう。

 牛豚は食肉の目的で飼われ、馬は使役のために飼われ、犬猫は
 愛玩のために飼われる。

 すべて、人間の都合によって「生産」され、人間の都合によって
 処分せられる。

 ただ情の移り方が少ないか多いかであって、人間の勝手で生命を
 左右されていることにかわりがない。

 肉を食べるな、という事態になったとしても、私は菜食主義なので、
 別に構いませんが、貴方はどうなのでしょうか。
[2008/01/26 21:32:36]

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