〜*〜 ロビー ちょっと 一息 気楽な話題で楽しんで 〜*〜

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#1581/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (********)  04/ 4/18(Sun.)  11:10  ( 26)
消費税の内税方式について     一久
★内容

税を払っているという実感が薄くなるという意味ではよくない
なだが、自由競争という意味ではよいことなのかもしれない。

外税方式では、税部分は競争の対象外となるが、内税方式ならば
税金部分も競争の対象になるからだ。

消費税で年金財源を賄おうとすれば、大幅な税率UPは避けられない。
その結果、物価が上がっては年金生活者の家計を圧迫することになる。

引き続き、生産性の向上努力を続け、より安くて良い財を生む努力
をしていかなければならない。

デフレがどうとかいうが、私はいままでの日本の物価が高過ぎただけ
だとしか思えない。

例えば飲食店にしても、ほとんどの店は多くの時間、暇である。

いつでもコンスタントに客が来る工夫ができれば、もっと安く、質
も高く、給料も多くできるはずだ。

東京の小さな人気ラーメン屋を捜査した税務官は、自分の調査結果を
出して首を傾げた。一億円を超える所得隱しを見つけたからだ。

あんな小汚い店で? と、調べた本人自身が驚いたとさ。



#1582/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (********)  04/ 4/18(Sun.)  22:27  ( 56)
王政について     一久
★内容
王政について


この二百年の間に、多くの王政が廃止されたということである
が、言い方を代えればそんなにも多くの王政国家がつい二百年
前までは存在したということになる。

では、この二百年の間になにがあったかというと、欧米列強による
帝国主義の横暴と、共和制革命とそれにつづく白色テロルと赤色テロ
ルによる虐殺の嵐と、二度の世界大戦と、社会主義革命とそれにつづ
く粛清の嵐である。

ようするに、ろくなことのなかった二百年であった。


そもそも、国家の文化に深く関わる王政を廃止しようというからに
は、尋常な動機では間に合わない。

異常な事態を経験せずに済んだ国家は、象徴君主制へと移行していく
ことになる。つまり、日本やイギリス型のほうが自然であり、フラン
スやドイツ型のほうが異常であるといえる。

そして、その異常な終わり方をする国家が多いといううことは、まさ
にこの二百年が異常で醜悪な時代であったということを意味する。

フランス革命のその後をご存じだろうか? おそるべき殺戮の嵐が繰り
返して、ナポレオンの時代へとつづく。それ以後もまた、多くの政変
が続くのである。

ドイツ皇帝の場合は、敗戦から亡命だった。このあとのドイツ国民の
運命も苛烈である。

社会主義勢力に飲み込まれて崩壊した小国などは、もっと悲劇的であ
ったろう。

多くの王政国家が無くなったことは、進歩でもなんでもなくて、単な
る混乱と喧騒の結果であったとみるべきではないだろうか。

うまく民主主義へ移行できるのであれば、王政を廃止するのではな
く、象徴性にして残すほうがむしろ自然なことなのだ。

西ヨーロッパの大国をみても、

イギリス          立憲君主制
オランダ         
スペイン
スウェーデン

フランス          共和革命

ドイツ            敗戦亡命
イタリア          敗戦王政廃止

という具合で、むしろ王政廃止のほうが異常なのだ。




[ コメント数 1 読む(F1582) ]

#1583/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで    *** コメント #1582 ***
★タイトル (********)  04/ 4/24(Sat.)  10:19  ( 20)
Re:1582     S1
★内容
王制国家が主流だった時代も、戦争やら圧政やらろくでもないこと
ばかりだったのではありませんか。共和制へ移行する近代と比べて
も、そんなによい時代だったとは思えない。

国家の文化に深くかかわるというなら、身分制度も家父長制度も皆
残しておくべきだったのでしょうか。南ア共和国のアパルトヘイト
は、建国以来の伝統ですよ。

王制から共和制に移行するのに、血なまぐさい革命や動乱があった
(そういう国が少なからずあった)のは事実でしょう。しかし、程
度は小さかったかもしれないが、日本とて幕末の動乱、太平洋戦争
の敗戦等凄惨な時代を経験して今の体制があるわけで、決して穏や
かに移行したわけではありませんよ。

現在の正確な数は調べていませんが、世界百数十カ国の中で君主制
国家は30余りのようです。一久さんも認めておられる世界最強国
のアメリカをはじめ、主要先進国の中で、君主制国家は日本と英国
だけですよ。(カナダやオーストラリアも君主制国家だといえば少
しはふえるか)



[ コメント数 1 読む(F1583) ]

#1584/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (********)  04/ 4/26(Mon.)   0:43  ( 15)
北の列車爆発     一久
★内容
北朝鮮の列車爆発について


はて、ダイナマイトでそんなに多くの被害が出るものだろうか?

また、そんなに爆発しやすいものなのだろうか?

といって、まさか核兵器というわけでもあるまい。それならすでに
放射能が観測されているだろうし。

もしかすると「エアゾール爆弾」かもしれない。

威力の大きさと、扱い慣していないということから考えて、液体爆弾
を積んでいた疑いがある。



#1585/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで    *** コメント #1583 ***
★タイトル (********)  04/ 4/26(Mon.)   0:44  (119)
Re:1583 王政移行期     一久
★内容

ちょっと長くなってしまった


【王政国家が主流だった時代も。。。】


ここで問題にしているのは、移行期のことであって、移行以前及び、
移行後のことではありません。混同しないようにお願いします。

また、アパルトヘイトも残しておくべき文化か、とおっしゃるのであ
れば、「殺人はいけないという常識」や「敬老精神」なども皆、否定
されるべき文化であるといわねならなくなります。

残すべき文化かどうかは、廃止もしくは存続に賛同する者の割合と、
残すことや廃止することによって起こる社会的な利害得失、他人にか
かる迷惑の大きさ等によって決まるもので、一様にいうことはできな
いものです。

で、ここで問題にしている「王政の廃止」という行為は、損害のほう
が、ずいぶん大きいようだ、ということです。

さらにいうと、文化は基本的に個人の趣味に支えられているので、明
白に他人に危害を加えるものでない限りは、反対派が多数になったか
らといってこれを廃棄させることはできません。

そうでないと、基本的人権の基幹たる「良心の自由」が守られなくな
る。天皇制廃止論者に対して、存続派多数が持つ警戒心はここに根源
があるように思えます。

多数者が多数者の横暴をしてはいけない、と考える人間が多数者とな
っている、というのが民主主義の必要条件ですから。

黒人は嫌いだ、という人間が過半数を占めていても、黒人を差別的に
扱う正当な理由がない限り、差別的法律はあってはならないというこ
とです。そういうことはしない、という合意が全国民にあって初めて
多数決が可能になる。

これがない国に、民主主義を強制すれば、たちまち内紛と軍事独裁の
巣窟になってしまいます。




【日本の場合】

1、幕末の動乱

   幕末の動乱は、他国のそれに比べて奇跡的というほどスムーズに
  いきました。このことに関する書物はいくらでもあるはずです。

  スムーズに行った原因は、徳川という事実上の王が、天皇へ権力を
返納したことと、新政府が徳川の恭順を認めたことによる。

これによって、今後、誰が正当な日本国政府の継承者であるかが明
らかとなり、以後は不平脱走兵を討伐するだけのことになった。

王はなくとも、天皇はあり、天皇に信任された新政府があったので
混乱は最小限ですみました。


2、太平洋戦争の敗戦

戦争前から天皇は事実上の象徴性になっていたのであるから、本題
とはあまり関係がありません。

立憲君主制から現在の象徴天皇制へ移行するときに、それに反対して
暴動が起きた、という話はあまり聞きません。どこかに小さなものは
あったのかもしれませんが。

考えてみれば、日本の天皇というものは有史以来ほとんどの時期を
象徴性でやっているのであるから、はじめから動乱の因にはならない
のかもしれない。むしろ、天皇家自身の問題で正当な天皇が誰か解ら
なくなったことによって人民が苦しむことが多かったように思います。


【主要先進国】

主要先進国の中に、新世界の国を入れることは、ここでの論議にふ
さわしくないでしょう。元々、これらの国には王政はないのですから。

入れるとしたら、ネイティブの王政のほうでしょうが、そうするとそ
れらのほとんどは、「新世界主要先進国の国民」によって、王も人民
も残虐に刈り取られたのだと言わねばならないのです。

もしくは、旧宗主国の王を対象にするのでしょうか?

アメリカ大統領がブリテン島に逆上陸して、イギリス王の首を獲ると
いうのであれば、それでもいいのですが。。。そうまでしなかったの
であるから、アメリカは「穏便に事を済ませた」側にあるというべき
でしょう。(つまり、フランス風ではないということです)

そもそも、「主要先進国」ってなんでしょうね?

G8とかが一応の基準になるのでしょうか?

しかし、あの中で、中国やロシアは、なるほど強大な軍事力を持っ
ているが、到底「先進」とは言い難いでしょう。

アメリカは新世界国家だから、これも除く。

すると、イギリス・日本が象徴性。フランス・イタリア・ドイツが共
和制。二対三ということです。

それ以外の、多くの旧社会主義革命国家や、無慈悲に押しつぶされた
小国の「王政からの開放」が、幸福なものであったと想像することは
私には不可能です。(例えば朝鮮の李王朝)


【冒頭を受けて】

なるほど、王政時代にも圧政はあったでしょう。けれども、革命が
もたらす被害には、比べ物にならなかった場合がほとんどでしょう。

フランス革命しかり、ロシア革命しかり。

「ツァーは卵を持っていったが、レーニンは鶏も持っていった」と
いうやつです。



[ コメント数 1 読む(F1585) ]

#1586/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで    *** コメント #1585 ***
★タイトル (********)  04/ 4/26(Mon.)  22:12  ( 16)
Re:1585     S1
★内容
確かにフランス革命やロシア革命に比べれば幕末の動乱など
小さなものだったでしょうね。しかしそれは、程度の比較で
あって凄惨な時代であったことには変わりないでしょう。
それと、熾烈な独立戦争を経て今のアメリカがあるのに、穏
便に済ませた、というのはちょっと賛同できないですね。確
かに、宗主国の王の首を取りに行ってはいないけど。

主要先進国の定義は確かにあいまいかもしれません。おっし
ゃるとおりG7等が目安になるかな。私としては、一久さん
が例にあげている国々に、スウェーデン等の人口一千万にも
満たない小国が入っていたのが気になっていました。だとし
たらスイスやオーストリアのような共和制の小国も入るよな
〜なんてね。
スウェーデンもノルウェーも国民の生活水準が高い立派な先
進国ですが、GDP等の経済指標で比べると、欧州で主要先
進国といえるのはドイツ、フランス、イタリアそして英国と
なるのではないですか。

[ コメント数 1 読む(F1586) ]

#1587/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (********)  04/ 4/26(Mon.)  23:31  (  8)
#1586 補足     S1
★内容
敗戦時の日本は、暴動を起こす気力すらないほど打ちのめされて
いたのじゃないでしょうか。天皇が現人神から人間に変わること
よりも、戦火におびえなくてよい安堵感のほうが勝っていたとい
えなくもないでしょう。

私が思うに、君主制国家が、君主制を維持しながら穏やかに国民
主権国家に移行できるというなら、穏やかに君主制を廃止するこ
とだって不可能ではないと。何度も言っていることですが、自由
と平等の社会には世襲の君主制はそぐわないと私は思います。

#1588/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (********)  04/ 5/ 1(Sat.)   6:31  (  6)
なんだかよく分からない     一久
★内容
なんだかよくわからないが、もう一度トップページをUPしたら
回復したみたいです。

やり直す必要があったのだろうか?

ま、治ったからいいけれど。


#1589/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (********)  04/ 5/ 1(Sat.)  19:24  (  1)
直って良かったですね     S1
★内容
ビッグローブで何をメンテナンスしてたんですかね
2日か3日くらいかかりませんでした?

[ コメント数 1 読む(F1589) ]

#1590/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで    *** コメント #1589 ***
★タイトル (********)  04/ 5/ 1(Sat.)  20:23  (  4)
Re:1589      一久
★内容

単に、UPし直す必要があっただけなんだろうとおもう。

そういえば、以前にもこんなことがあったような気もしてきた。


#1591/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで    *** コメント #1586 ***
★タイトル (********)  04/ 5/ 1(Sat.)  21:45  ( 95)
教条主義から良識主義へ     一久
★内容
教条主義から良識主義へ

【言葉の呪縛】

自由や平等といった言葉に呪縛されておられるのではないでしょう
か?

自由や平等といったものは、制限なしには実際に使うことはできな
いものです。制限なしに自由を与えれば、百鬼夜行の世界となり、
無制限に平等を追求すれば私有財産の否定になってしまう。

だから実際の世界においては、自由も平等も制限なしには行なわれ
ない。人々が心地よいと思えるだけの自由と平等を合意によって決
定し、実行しているだけです。

自由も平等も、この「心地よさ」を実現する為の道具なのであって、
自由や平等というスローガンの為に「心地よさ」が損なわれるので
あれば、それは本末転倒なのだというしかない。

王政による支配から、実質共和制に変わるとき、その国の国民にと
って居心地のいい「王室の終末」はどういうものであろうか?

ギロチンによる結末を心地よいと思う人間は多くはあるまい。亡命
や権威の剥奪というのも、急進的な反王政派以外には人気があると
も思われぬ。

十分に冷静で、新体制に対して自信をもっている国民が多数を占め
ている状況では、象徴制へ移行して文化財として保存し、未来の国
民に対してその文化的価値を継承させることを望むのではないだろ
うか。

平等であるべきだ、というのは真理でも、その実現段階では現実と
良識による制限を受ける。

もしもこのような制限を受けなければどうなるかというと、真理を
振りかざす者たちが暴力的に他人の諸権利を奪うことになる。

革命後の多くの悲惨な事件や、今イラクで起こっていることがまさ
にそれだ。

繰り返しになりますが、

1、真理は良識による制限を受けねばならない。
2、良識とは国民大衆が「心地よい」と思える合意である。
3、良識が生きていれば、象徴制への移行が選択されやすいだろう。
4、真理が声高に叫ばれているときには、良識は沈黙させられている。

平等であるべきだという真理を理由にするのではなくて、良識によ
って「天皇制はないほうが、こんなにも心地よい」と言えるのでな
ければ、政治論としてはなりたたない。

平等であるべきだから廃止せよでは、単なる教条主義にすぎないの
です。そして、教条主義では「穏やかに廃止する」ことはできない
のです。



【蛇足ですが。。。】


幕末と仏露の革命とは、程度の比較ではなくて、質的内容の違いで
す。また、アメリカ独立戦争の被害はあくまでも独立のためのもので
すのでこれもまた性質が違います。

スウェーデンは二百年前は大国だったのです。だから入れました。
スペイン(はもっと昔ですが)もまた同様。

ピョートル大帝が臥薪嘗胆してスウェーデンに再戦を挑み、ついに勝
ちを得るまでは、「北の大国」といえばロシアではなくて、スウェー
デンのことだったのです。

ピョートルも、その前の為政者(ピョートルの姉の愛人)も、スウェー
デン王に、散々に負かされて政権の危機に陥いらされた。

ピョートルが勝ったこの戦いは、壮絶なもので、その結末は、勇敢す
ぎたスウェーデン王が前線に出過ぎて戦死するというものでした。

王の遺体を奪い合って、両軍の兵士が殺到し、遺骸の上に兵士達の死
体の山が出来たということです。

現代でも、スウェーデンは第二次世界大戦後に超音速ジェット戦闘機
を三機種(ドラケン・ビゲン・グリペン)も開発しており、軍事大国で
あるとも言えます。(日本は一機種)

社会的には、高負担・高福祉のモデルだったはずだし、スウェーデン
ポルノで有名なように、文化的にも自由進取の国であります。

敗戦後の日本でも、「十七人の自称天皇」や左翼系の天皇廃止論等の
いろいろな動きがあったはずです。

象徴天皇制への移行は、それらのものに比べればずっとマシだったか
ら受け入れられたのだと思います。

日本人一般はともかく、左翼や第三国人や愚連隊やヤクザは元気一杯
に焼け跡を駆けずり回っていました。


[ コメント数 1 読む(F1591) ]

#1592/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで    *** コメント #1591 ***
★タイトル (********)  04/ 5/ 2(Sun.)   5:53  ( 32)
Re:1591     S1
★内容
歴史的意義のある、あるいは文化的価値の高い有形・無形の文化財を、
後世に伝えていくというのは全くもって賛成であります。というより
現代人の義務であるとさえ思います。

翻って、天皇制(他国のものも含めて君主制と置き換えてもいい)も
そうすべきものなのでしょうか?私は大いに疑問です。古城や美術品
を守るのと、あるいは祭りや行事を継続するのと特定の家系を存続さ
せるのは違う。大名や貴族たちも、特定の地域の住民たちにとっては
天皇に次ぐ「文化財」だったんですかね。

PC−VAN時代から何度も言っていることなのですが、私は、ある
特定の家系に生まれたというだけで、その人を尊敬するということが
どうしても理解できないんですね。国民すべての力で、生活が保障さ
れ庶民とは比較にならないほど贅沢な暮らしをしている。その一方で
職業選択の自由はなく、家系の存続を義務とされる。国民の範たる人
間となるべく(多少語弊があるかもしれないが)躾けられる。
「秋田犬を保護する会」という団体がありますが、天皇は国民のペッ
トなんですかね。

そういえば、「王族というものは、スキャンダルを暴露されたり、バ
ッシングされたりして国民の適度なガス抜きになっている」という説
を何かで読みました。欧州の王族というのはたいがいそうですよね。
日本の皇族もそれに近いのかな。それにしては政府も大手マスコミも
神秘性や高貴さを演出するようなことばかりしているな。

王族がいて、そのまわりにそれを支える貴族たちがいて、といった身
分制度が確立した社会ならばいざしらず、少なくとも建前上は努力と
才能次第で望む地位に上がっていけるのが現代社会であるならば、ど
うあがいても王家以外の人間が王族にはなれない(その逆もまたでき
ない)君主制は、維持すべきものではないと私は考えます。
ダイアナ元妃殿下の悲劇や、雅子妃殿下をめぐる報道(大筋が事実だ
として)をみるにつけ、その思いを強く感じています。


[ コメント数 1 読む(F1592) ]

#1593/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (********)  04/ 5/ 2(Sun.)   5:54  ( 17)
#1592  補足     S1
★内容

「かつての大国」スウェーデンですか。
私はてっきり現代の話とばかり思っていました。
しかし、「かつて」ということで言えば、先進国の中では貧しい部類
にはいるギリシャも、「世界屈指の大国」だったこともあるんですよ
ね。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

質的内容の違いというのがよくわからないのですが…。
幕末の動乱も、体制を変革するという点では同じなわけですよね。
君主を殺すか追放するか、そういうことがあったかどうかということ
でしょうか。確かにあれを「革命」とは言わないだろうが…。

「独立」は「革命」ではないですね。
しかし、少なくともその領内にとっては、君主制から共和制に変わる
という点では同じでしょう。


#1594/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (********)  04/ 5/ 2(Sun.)   9:53  ( 21)
#1592  補足2     S1
★内容

私は、今世紀中くらいには、英連邦諸国のいくつかが独立して
共和制に移行するのではないかとみています。フランス系移民
の勢力が強いカナダあたりが口火をきるのではないかと。まあ
私が生きている間にはないかもしれませんが。
そのときはおそらく、この上なく穏便に、多少のデモ行進くら
いはあるでしょうがほとんど犠牲者もなく移行が進むでしょう。
少なくともこれからは、先進国間で戦争がおきることは考えに
くいし、途上国や中進国ならいざしらず、フランス革命やロシ
ア革命のごとき悲惨な市民革命もおきないでしょう。それでも
きっと、共和制へ移行する国は増え続けると思いますよ。

英国はどうでしょうね。かなり以前から一部の政治学者が王制
廃止論を唱えていますが、いまだ貴族階級までも残しているこ
の国は、移行するにしてもかなり後になるかもしれませんね。

日本はどうでしょう。皇太子がまだ40代半ばであり、国民の
8割が現状維持を希望していることを考えれば、あと半世紀は
続くでしょう。皇太子夫妻にこのさき男子が生まれれば、さら
に続くでしょうし、制度が変わって愛子内親王が婿をとること
になるかもしれない。今世紀中の制度廃止はなさそうですね。
しかし、制度の緩慢な死は避けられないものと私はみています。

#1595/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (********)  04/ 5/ 2(Sun.)  14:10  (  3)
#1594  訂正     S1
★内容

 皇太子がまだ40台半ば → 皇太子とその弟がまだ30〜40台



#1596/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (********)  04/ 5/ 2(Sun.)  22:26  ( 20)
ゆっくりとした高校生     KN
★内容
 田舎にちょっと帰って、長岡駅で見た光景。

 構内のそば屋さんで、券売機の前でじっとたたずむ高校生。
前の人はラーメンの券を買ってカウンターに券を置いている。
注文しないなら券を買おうと前に出ると、みんな赤ランプが
ついている。何と、前の人がおつりに気が付かず、券の選択
モードのまま。

 これかと思い、引き下がる。しばらくして、つり銭がばらばらと
出て買えるようになった。そうなってその高校生は前の人に
”おつりです。”と言った。数分待っていたけど、そのときに
言えばいいのにとは思ったが、その”のんびりさ”が珍しく
その後もじっと観察することにした。

 財布からばら銭を1つずつ取り出して投入。230円のかけそば
だから、5個のコインを一つづつ探しては入れていたわけ。
あのなあと、言いたくなるのを抑えて。


 樹の切り株椅子に人魚のように座りながら食べていた。奇妙では
あるが”のんびり”高校生もいるんですね。

#1597/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (********)  04/ 5/ 3(Mon.)  14:39  ( 35)
君主制について(蛇足)     S1
★内容

CS放送で二十数年前のアニメ「ベルサイユのばら」を放映していた。
もともと池田理代子さんの絵柄が好みじゃなかったし、宝塚にも全く
興味がなかったので、雑誌マンガ版を読んだことも、演劇版もアニメ
版も観たことはなかったのだが、たまさか5分ばかりアニメ版を観た
ことがあった。

歴史の教科書や参考書、ものの本で、フランス革命がどんなものか多
少は知っているつもりだった。それでもなお、このマンガは、当時の
醜悪な部分をエキセントリックに描いているので(少なくとも私が観
た部分はそうだった)、正直耐えられなくなってすぐにチャンネルを
変えた。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

病床であえいでいたルイ15世がついに息をひきとる。
とたんに息子(16世)のところへおしかけてくる貴族たち。
「おめでとうございます!きょうからあなたさまが我らの国王陛下で
あられます!どうかよしなに…。」
笑顔というよりはしゃぎまくって媚を売る彼らをみて、
「この人たちは父上が死んで悲しくないのか!?」
と戸惑う息子(16世)。
そして、15世の愛人だった女が兵隊に足蹴にされながら王宮を追い
出される。(回想シーンで、この女性がかつては権勢をふるっていた
ことを伺わせる)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

私がこの時代に生きていたら、きっと「大衆の狂気」にとりつかれ、
バスチーユを襲っていただろうな。こんなやつらをどうして俺たちが
支えていかなきゃならんのか、なんてね。

まあこんなこと考えるのも、現代の常識ががっちり頭の中に入ってし
まっているからかもしれないが。
いやしかしそれにしたって、こんなのが「普通」だなんて時代に生ま
れなくてよかったとつくづく思う。

#1598/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (********)  04/ 5/ 4(Tue.)  10: 1  ( 13)
なんとなく、気持ち悪い     一久
★内容

ADSLにようやくルーターを付けました。

今までは、NTTから提供された接続ツールを使っていたので、
普通モデムと同じ感覚で通信を終了させてRES書きなんぞをし
ていたのですが、このルーターだと本当に常時接続になる。

機械の電源を落せば別でしょうが。。。

なので、つなぎっぱなしでWZを使うというのは、なんとなく
気持ちが悪いです。

なんか、電話代が嵩んでいくような錯覚に陥る。


#1599/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで    *** コメント #1592 ***
★タイトル (********)  04/ 5/ 4(Tue.)  11:24  (100)
Re:1592  理念は良識によって彫琢されるべきもの     一久
★内容

【理念は良識によって制限されねばならない、ということ】


ですから、そのような「維持すべきものではない」という考え、理
念理想(真理?)と、現実に存在する制度への人々の認識(良識?)との間
には相違があるということを認めて尊重しなければ、いかに正しいと
思うことでも受け入れられない、というのが私の意見です。

そして、革命という事態においては、そのような良識に対する配慮
よりも、理念・理想の建前が横行し、数々の暴挙を正当化する傾向が
強いのである。尊皇攘夷の浪士が京都の商家に押し入り強盗を働いて
「天誅」なんぞとほざくのと同じです。


人々の良識が次第に変化して、無くすべきだというふうになるとい
う事態もありえないとは言い切れないが、一般的には余裕のある社会
であればあるほど、「あっても別にイインジャナイのぉ〜」となるで
しょう。存続させることには大したエネルギーはいらないが、廃止す
るにはなにか大きな力(スローガンとか理想・理念)が必要だから。

小泉氏の「改革なくして成長なし」とかもソレかな。

  天皇制に関係する行事は、天皇なしには不可能ですから、行事保存
の為には天皇が必要になります。抽選で天皇を選ぶという方式もあ
るかもしれないが、有り難みは薄れるでしょう。理不尽な血縁カリ
スマ制度であるからこそ、骨董的価値が高いのです。

また、宮内庁御用達とか言って店に箔を付けることはよくやること
だし、買うほうでもこれを有り難がって、贈り物なんぞに使ってい
ます。これが大統領府御用達、では値打ちが下がる。

そういえば、小泉家の前大番頭氏の著書にこんなのがあった。

とある古狸・国会議員秘書の逸話。

ある地方の村長だったかが、名産の巨大な柿を天皇に献上し、宮内
庁御用達のカンバンをもらって村おこしに役立てたいと相談にきた。

ところが、相談を受けた国会議員は、自分への土産用の普通の柿と
間違って、天皇陛下の柿を喰ってしまった。どうしましょう、と若い
秘書に泣きつかれた、とかいう話。

古狸氏、少しもあわてず、東京のデパートを紹介してやればいい、天
皇への献上は、今年は間に合わなかったといっておけばいい、と答え
たとか。

実は、国会議員に献上の仲介をする権限などないのだそうな。あると
すれば、地方行幸のときぐらいとか。

ことほど左様に、天皇の名は利用価値が高い。それもこれも、不合理
で封建的な制度であるからこそ、であります。

神話の時代に天から降ってきた神の子孫がそのまま君臨している、
なんて、これほど笑える話が他にあるだろうか。

これこそ、世界最大のジョークアートというべきだろう。



【スェーデン その他】


かつて、といってもここでいう範疇、つまり王政の多くが廃止され
たという二百年間の範囲ですけどね。

スペインは別で、フランコ体制のときどうなってたか、調べていた
のでついでに入り込んでしまいました。まあ、面積からいえばスペイ
ンもスウェーデンも、ヨーロッパでは立派な大国ですが。

ギリシャ、というのは、はぁ、またエラク飛躍したもので、、、せ
めてトルコあたりにしといたほうが良かったのでは?

ギリシャは大国だったのかなぁ? 西洋の歴史では有名国ではあった
ろうけれども。

幕末の変革は、天皇への政権返還という行為によって、政治的決着
がすでについていた。その後の戦争は事後処理的性質のものにすぎな
い。

対して、フランス革命もロシア革命も、一回では決着はつかない。王
がいなくなったので、誰が錦の御旗を持っているのか誰にも解らなく
なってしまうからです。その後の戦争は、事後処理ではなく、まさに
新政権をかけたタイトルマッチ的な性質のものとなり、当然、凄惨極
まりないものとなりました。

つまり、被害の大小の差は、偶然の産物ではなくて、両者の質的な
差によるものだということです。

アメリカの独立は、独立が目的であって、共和制は結果にすぎない。
早い話が、もしイギリスの植民地統治が植民者に有利なものであった
ら、独立戦争は起こらなかった。結果と目的を取り違えてはいけませ
ん。

フランス王というのは、土人の酋長のようなもので、国民の側に、
我々の持ち物だという感覚があったそうです。

王子の出産のおりには、産室へ乗り込んでお祝いするというようなこ
とまで行なわれていて、マリーアントワネットを驚かせたそうな。



[ コメント数 1 読む(F1599) ]

#1600/1600 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで    *** コメント #1599 ***
★タイトル (********)  04/ 5/ 4(Tue.)  12:48  (  7)
Re:1599     S1
★内容

紀元前のことですよ。

飛躍してますか?

しかし、面積も大国の要素のうち、とおっしゃるなら
一久さんも飛躍してますよ。


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