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#1894/1900 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (********) 06/ 6/24(Sat.) 12:58 ( 25)
2006ドイツW杯談義(4) S1
★内容
日本の2006W杯が終わった。
早くも新聞・テレビ・ネットで「総括」がかまびすしい。(週刊誌が騒ぎ出すのは来週か)
私としては、まずは選手の健闘をたたえたい。
第3戦は王者ブラジル相手に前半1対1で折り返すところなど予想以上だった。
わずか10分程度だったが、日本がリードしていた部分もあった。
個人的には、まずはこれで良しとしたい。
後半次々と決められたシュートはどれも難しいもので、GK川口はもちろんDF陣も責め
られないだろう。
ミスがどうとかいうよりも、明らかに力負けだった。
ネット上では辛らつな批判が容赦なく浴びせられているが、とりわけてジーコ監督への風
当たりが強い。前監督のトルシエは何度も日本サッカー協会と衝突したので次は協調でき
る人、かつネームバリューのある人ということで選ばれたわけだから、川渕会長はじめ協
会の責任も大きいだろう。
素人の私見だが、ジーコ監督は長島監督に似ている。ともに天才的なプレイヤーで、セオ
リーにないドラマをみせる人だった。もしかして、指導する選手たちもみな自分らと同じ
ような天才ばかりだと思っているんじゃないだろうか。自分が、監督やコーチに束縛され
るのがいやだったし、指示などなくても結果を出せたから、自軍下の選手たちもそうだと。
トルシエは、選手としての成功に早々と見切りをつけ、コーチ・監督への道を選んだから、
才能に恵まれない選手の気持ちがよくわかっていたはずだ。彼に対する批判も確かにある
が、どちらかというと、今の日本には、彼のような「型にはめる」タイプの方が合ってい
るように思う。野球でいうと(ちょっと無理があるかもしれないが)野村や広岡のような
管理野球タイプだろうか。
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#1895/1900 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで *** コメント #1894 ***
★タイトル (********) 06/ 6/24(Sat.) 20:40 ( 25)
「日本のサッカー」は終わった 一久
★内容
今回のブラジル戦での大敗をもって、「日本のサッカー」は終わった。太平洋戦争
の終結をもって大日本帝国の戦争が終わったように。
Jリーグ発足以来の悲願であった、ワールドカップ出場という目標は、もはや過去
のものとなった。日本のサッカーは大きな転換期に差しかかったのである。
このワールドカップ以後、日本の目標はワールドカップ出場ではない。ワールド
カップで優勝することこそが目標となったのである。
これからは、ひたすら日本を世界一にするための努力すればいいだけのことなのだ。
「日本は一国で一文明圏を構成している」という見解は、ここでもあてはまる。
Jリーグを極東の一国のリーグであると考えず、全ヨーロッパのクラブ選手権に
匹敵するものとして育てていかなければならない。
フランス大会以降、ワールドカップに三回連続で出場したために、日本サッカー界
は倦怠期に入っていたように思える。一応の目標を達成できる見通しが立つように
なった為に、緊張感が無くなったのだ。
いま、新たに、第二の目標が手に入った。
Jリーグを世界一のリーグにすること。そして、ワールドカップで優勝すること。
今回の惨敗は、この第二目標への出発の起点である。
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