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#1115/1200 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (iti@msi.) 02/ 9/27(Fri.) 20:14 ( 66)
京都へ行きました 一久
★内容
三館共通チケット
今日は、京都にいって、メトロポリタン美術館展を観てきた。
淀屋橋から「おけいはん」に乗って三条へ。 地下鉄で東山。 そこから
徒歩で平安神宮前の京都市立美術館へ。開館時間9:00の十分前につく
ことができた。
三館共通チケットとして、国立近代美術館の「スーラと印象派」と、国立博物館
の「日本人と茶」をセットにして売っていたので、これを買う。
千円ほど安くなる。中身は、前部前売り券の売れ残りだった。
期間中であれば、いつでも使うことができるので、一日で全部使う必要はない。
といっても、私の場合は一日で廻ったのだけれども。
メトロが11/24、スーラが10/20、茶が10/14 まで。
メトロは、ビッグネームが連なっている割りには、なにかパンチが効いていない
ように思えた。 ルソーにしてもマティスにしてもモディにしても、以前に他の展
覧会で見た絵のほうが優れていたように思う。
スーラもスーラ自身の作品よりも、それ以外の画家の絵のほうが良かったよう
に思う。スーラの代表的大作は、複製品だったし。
じつは、スーラとシーレを勘違いして見に行ってしまっていた。
エゴン・シーレにしては、おとなしい絵だなぁ、と思っていたら、全然別人だった。
「愛と頽廃の画家 エゴン・シーレ展」 ならば、客は大勢来ただろうか?
何年か前のモディリアニの展覧会には、若い女性が大勢集まっていたから、
シーレも案外人気があるかもしれない。
とはうものの「客が引く」可能性も、彼の場合はある。「キレイ」ではないからだ。
女性向けということならば、「クリムト展」のほうがいいかもしれない。
客の入りは、ゴッホ展にくらべてメトロプリタンは、1/10ぐらい。スーラはほと
んど入っていない。
ゴッホ展の客は、お年寄りから子供まで、と幅広い。それが幸いしたのだろう。
幅広い客層を集めようと思ったら、誰でも知っている画家をメインに据えるのが
わかりやすくて良いようだ。
ゴッホ、ピカソ、ルノアール、レンブラント、ダビンチ、そんなところか。
そうそう、以前 「ジミー大西」の個展を見に行ったが、押すな押すなの大盛況
であった。スーラ展とは大違いだ。
「茶」のほうは、照明が暗過ぎてよく見えない。
しかし、天目茶碗がいくつもあって、その点では堪能できた。
天目茶碗は東洋陶磁美術館で日本一の国宝天目茶碗を見慣れている。それ
と双肩をなす、という天目茶碗も展示されていた。
常設展の京都国立博物館所蔵の天目茶碗と合わせて、見応えがあった。
ここの企画展は、こじんまりしているのかと思っていたら、一番規模が大きかっ
た。庭には茶店が出て、抹茶を飮めるようになっていた。
昔あった食堂は、なくなって、入り口横の喫茶だけになっていたのは寂しい。
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