ログファイル >>
|
#132/200 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (iti@msi.) 01/ 2/ 6(Tue.) 20:45 ( 28)
ksd 一久
★内容
KSD問題が国会でやかましく言われている。しかし、私はこの種の問題にはとん
と興味をもてない。政治家に汚職はつきものだ、というだけでなく、これをもって
国会で論戦をすることに必要性があるのかどうか疑問でならないからだ。
KSDのような問題は、司法にまかせればよく、国会はもっと国家にとって重要度
の高い問題を討議するべきであると思うのだ。
今の国会をみていると、単に政党どうしが罵り合っているだけ、KSD問題はその
道具のひとつ、というようにしか見えないのである。
_____________________________________
蛇足:
韓非子 第三巻 の途中まで読んで思ったこと
ここまで読んで、法家は儒教を非難しながらも、儒家に取り込まれていったのでは
ないだろうか、という感想を持つに至った。
中国社会は、表向きは儒教が治め、実際は法家が支配し、裏では道教が信仰される、
と言われるが、法家の支配もまた、儒教に取り込まれ、中国社会の停滞に力を貸し
たように思われる。
儒家も法家も安定を是とする。法家の安定は法の支配による安定であるが、それは
ともすると「変革の否定」にまでいたる危険を内包している。
春秋戦国時代は安定は無かった。だが、変革と創意工夫は中国全土に満ちていた。
中国の諺の90%がこの時代のものであるということがそれをよく示している。
[ ( タイトル一覧#113-132 | メッセージ#131 ) 前 << 昇順 >> 次 ( メッセージ#133 | タイトル一覧#133-152 ) ]