#1372/1400　ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (iti@msi.)  03/ 6/ 6(Fri.)  22:26  ( 48)
年金制度     一久
★内容
年金制度

　日本の年金制度というものは、ねずみ講と同じものであるから、
破綻することは、誰でも知っていた。

　ピラミッド型に高齢者の数が減っていく社会でしか成立しえない
方法であった。

　現在のように、釣鐘形の人口分布では、必ず破綻する。

　破綻させないためには、本人の払い込み分と利息だけで、十分
な受取金額を保証できるようにしなければならない。

　ところが、計算してみると、月額二万円を支払い、四十年間預け
るとすると、年利　５％の複利で年間２４万円の元金が四十年後に
は約１６９万円、月額にすれば１４万円。

　１７万円でも少ないとお叱りなので、１４万円ではどうにもなるまい。
ということで、利息による年金もうまくいかないようだ。

　結局のところ、社会全体で金を拠出するしかあるまい。

　消費税を２５％例外なしにしてＧＮＰ３００兆円とすれば、年間７５兆円。
これを「四人に一人は高齢者」ということで、３０００万人で割れば、

　一人頭、２５０万円。　月額にして、２０万円と少し。

　バンザイ！　V（＾0＾）／　　　１７万円を突破したぞ！！

　年金基金に加入できた人が恵まれた人であるならば、年金を払えた人
もまた幸福な人だと言わねばなるまい。ホームレスは年金さえも払えない
のだから。

　ということは、年金を払わなかった人にも支給するようにし、そうすること
　によって、何びとの老後をも保証するようにしなければならない。

　その意味でも、消費税による財源確保は良い選択だと思う。

　すでに払い込まれプールされている年金は、新年金制度に上積みして
加入者に返せばよい。

　２０万円　プラス　２万円、という具合に。

　消費税ぶん物価が上がるが、年金の積み立て支出が無くなるので、ある
程度は相殺できよう。

　なによりも、払う払わないとか、年金受給相談とかの、煩わしい事々が
必要なくなり、サッパリするのがいい。


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