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#1853/1900 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル 06/ 2/25(Sat.) 20:52 ( 36)
恐ろしい本 一久
★内容
恐ろしい本を見付けてしまった。
「茶の湯ごよみ」 千宗室監修 淡交社 (二分冊)
茶の湯に関するカラー図録であるが、茶道に関係する諸道具・文化にも解説が
及んでいて、この二冊だけで日本文化の粋を示しているのではないかと思えるよ
うな本。(そのかわり値段も高いが)
しかし、これは図書館で借りるよりも、手元にづっと置いておきたくなる本で
ある。
そうそう、図書館の本が欲しくなるということで思い出したが、図書館でも本
を販売すればいいんじゃないか、と前から思っている。
図書館で本を販売するメリットは、意外に多いかもしれない。
中小の専門的な出版社の本でも、書店と違って「売れないから」といって返本
されることなく、長期に渡って書棚に並んでいる。これは大きな宣伝になる。大
手出版社と違って、広告などほとんどできない出版社にとって魅力的なことだし、
読者にとっても利になる。
注文で本を買う場合、何日も待たされることが問題になってくるが、図書館の
本であれば、到着までの間、図書館の本を借りることで用を足すことができる。
二週間は待たされても問題はない、ということだ。
このシステムの対象になる本は、図書館で借りるだけでは満足できず、ずっと手
元に置きたい本だけである。いわば、真に望まれた本だけに与えられる名誉といえ
よう。
【実際的には】
図書館が”商売”することは、改革流行りの昨今でもなお難しいかもしれない。
だが、それならば次善の策を考えよう。図書館の中に、注文販売を主とする書店
を作ればいいのだ。大きな図書館の中には、喫茶店や食堂がテナントとして入って
いるではないか。ならば、書店もまた、テナントとして出店していても構わないは
ずである。
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