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#1897/1900 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (********) 06/ 6/25(Sun.) 11: 2 ( 25)
大坂城に行ってきた 一久
★内容
今年も、大坂城で新作刀剣の展覧会があり、行ってきました。
(6/24〜7/13)
今年は、三尺刀が二本あった。重要無形文化財の人が打ったもの。
ところで、美術館などで展示されている刀は、上を向いているものと
下を向いているものがありますが、なぜかご存じでしょうか。
刀剣を身につけたとき、「作者銘」が身体の外側に来るように作って
あるからです。
刀は帯に差すので、刃側が上になる。太刀はヒモで吊るすので、刃側
が下になる。その結果、身体の外側になる面が違って来るためです。
飾ってある刀剣を、ショーケースの中に侍が立っていて、身につけている
と想像してみれば分かり易い。身体の外側(左)を観客に向けていると思えば、
刃が上を向いているのは刀、刃が下を向いているのは太刀、です。
(侍の進行方向は柄で判断します)
「侍のイメージ」を展示する人々も意識しているのだろうか? だとすれば、
刀剣の展示は、必ず柄が左側に置かれているはずだ。右だと、刀を差してい
ないほうを観客に向けていることになってしまうから。
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