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#1933/2000 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (********) 06/ 8/22(Tue.) 22:16 ( 39)
マンガ談義 0608-1 S1
★内容
往年の名作マンガ「めぞん一刻」がドラマ化される。
一時期熱狂していた(途中から離れていったが)者としては、複雑な
気持ちだ。人気があったのもうなずけるし、「マンガ史に残る名作」
という評価もあながち過大ではない。
だけど・・・。
雑誌連載は今から四半世紀も前の話だ。
あの当時は、2歳の年の差に悩む二人に、それなりにリアリティがあ
った。「21歳の若後家」というのは当時すでに珍しい存在だっただ
ろうが、マンガの設定として変に思えるほどではなかった。
作品には直接関係がないが、「女はクリスマスケーキ」ということば
が立派に生きていた。
あれからずいぶん時代が変わっている。
25歳どころか30〜40代で結婚など珍しくなくなった。バツイチ、
バツニと呼ばれる離婚歴も、かつてほどのマイナスイメージはなくな
った。女性が年上のカップルなど、ざらにみられるようになった。
21歳の若さで、死んだ夫の姓を守ろうとする女性に、はたして感情
移入できるだろうか。
また、昔とは比較にならないほどプライバシーが重視されるようにな
った今、同じアパートの住人同士が家族さながらにくりひろげる下町
人情話に、どれだけのリアリティを持たせられるだろうか。
私が企画担当なら・・・。
批判の嵐は承知の上で、大胆に設定を変えるだろう。
たとえば、明治・大正時代の話にするとか。あるいはヒロインを30
歳過ぎの子持ちの女性にするとか。
アメリカ映画「僕の美しい人だから」のように、40代女性と20代
男性のラブロマンスという設定にすれば、リアリティはともかく意外
性のインパクトはかなりのものだろう。
・・・。
ダメだ、視聴率はとれそうにないな。
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