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#1964/2000 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (iti@msi.) 06/11/ 3(Fri.) 22: 5 ( 39)
核融合こそが肝要 一久
★内容
結局のところ、核融合炉の実用化こそが、日本の安全を保証する唯一の手段であると
思う。
別に核融合でなくても、無限・無制限に手に入るエネルギーならばなんでもよいの
だが、太陽電池だの風力発電だのは、無限ではあるが無制限ではないのでこの役に
はたたない。
核武装をするにしても、それによって発生する各国との亀裂に対処する策を持たね
ばならない。もっとも、左翼系の人々が言うほどには大きな問題にはならないであ
ろうと私は思っているけれども。
なぜならば、日本に対して制裁を課せば、その報復(というか当然の結果として)
中国に対しては投資がストップするし、アメリカに対しても国債購入他の資金の流
入と、日本からの資材(日本でしか作ることのできない部品を多く含む)がストップ
することになる。さらには、日本という巨大な市場をも失うことになる。ハリウッド
映画が受ける被害だけでも、相当のものになるだろう。
故に、中国もアメリカも、日本に対して本気で制裁などできようはずもない。
世界から孤立する、などというのは妄言としかいいようがない。
とは言うものの、やはり(幻想ではあるが)”孤立”したらどうするかを考えて
おかねば空想的平和主義左翼の人々は承知いたしますまい。
孤立して困ることといえば、第一に、輸入エネルギーが無くなることだろう。
これは核融合炉が実用化すれば、解消される問題だということは誰でも分かるで
あろう。むしろ、化石燃料による社会を変革する契機となる。
次に問題なのは、食料自給率の低さであろう。けれどもこれも無制限の電力があれ
ばなんとでもなる問題である。早い話が、ビルの中で畑を作り、牛を飼っても構わ
ないのである。現在、そんな馬鹿なことをする人間がいないのは、ビルの中で農業
をするためのコストが高いからである。無制限の電力が使い放題であれば、その問
題は解決する。
最後に、資源の問題であるが、これもまた、コストの問題にすぎず、加工に要する
エネルギーが無尽蔵に提供されることで解決される問題である。リサイクルも代替
物資の開発も、最大のネックはコスト、すなわちそのために使用するエネルギーだ
からである。
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