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#199/200 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (iti@msi.) 01/ 3/18(Sun.) 23: 5 ( 37)
読書 一久
★内容
今週読んだ本
1、「マンガ ユング深層心理学入門」講談社+α文庫 F15-1 石田おさむ 著
2、「政治学入門」講談社学術文庫 196 矢部貞治 著
3、「社会学の根本概念」 岩波文庫 白209-6 マックス・ヴェーバー 著
清水幾太郎 訳
いずれも小著なので、それぞれ一日で読めました。
ユングの言語連想検査というのは面白そうだ。これは、医師が百の単語を読み上
げ、その一つひとつについて、患者は連想したことを回答するというもの。
同じ百の単語の読み上げを、二回行うと、最初と二回目で違う答えをすることが
ある。そこに深層心理の解明のカギを見出すというもの。
「政治学入門」で気に入ったのは、政策とは、あくまでも現実に立脚して、かつ、
理想に向かってかけるハシゴだ、というような意味が書いてあった部分だ。
当たり前といえば当たり前だが、まるで、孫子十三編の言葉のようで文雅である。
「社会学の根本概念」を読み終えて、訳者の言葉まできたとき、はじめて我意を
得たといえる文章を発見した。
「どう訳してみても通常の読み物にならない」
「名目的定義のガラクタ」
「あきらかに病的な感じがするほど」
なるほど、訳者自身がそう思っていたのか.....
ワケがわからん本だった。シュムペーター以上かもしれない。
三冊とも、古本屋でGET。同日、アリストテレス「弁論術」「形而上学(上下)」
も買った。とうぶん、忙しくて読めそうもないのだが...
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