〜*〜 ロビー ちょっと 一息 気楽な話題で楽しんで 〜*〜

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#2019/2100 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (iti@msi.)  07/ 4/12(Thu.)  22:46  ( 50)
言論の自由のない国との友好関係     一久
★内容


【日中関係について】


言論の自由の無い国との友好関係は、あり得ないものだ。

なぜならば、国内に言論の自由が無かったならば、両国間に懸案が持ち
上がったとき、その国民は相手国政府の言い分や彼らが提出した証拠資料
を見ることができず、自国政府が用意した「都合のいい証拠」しか知るこ
とができなくなる。

言論の自由のある国の場合、マスコミや学者識者がこぞって両国の言い分
を検証し、どちらの言うことが妥当であるかを国民の前で討論する。そう
して初めて、国民はどちらの言い分を信じるべきかを判断することができる。

だが、言論の自由の無い国ではそうではない。

靖国問題のときがそうであったように、中国政府は自国に都合の良いこと
しか言わないし、日本側の主張を国民に知らせようともしない。そうして
国民を洗脳し、扇動し、ついには暴動を起こさしめた。

言論の自由が無い国においては、常に国民は政府によって洗脳される。そ
のような国とは友好関係を築くことは不可能なのだ。一見、友好関係にみ
えても、実はそれは従属を強いているだけのことなのである。

逆に言えば、真の友好関係とは、自国と相手国の両政府の言い分の、どち
らが正しいのかを国民が冷静に裁定できる状況をいう。その為には言論の
自由が確立し、自国政府に都合の悪い事実であっても報道される状況が不
可欠となる。言論の自由無しには、友好関係はあり得ないのである。

【日中友好のために】

日中友好のために、もっとも必要なことは、言論の自由を中国の国民に与
えることである。言論の自由がなければ、いかなる友好的行為も中国政府
の見解によって無視されたり、場合によっては反中国的行為だとみなされ
るからである。

日中友好を口にする者は、左翼であれ右翼であれ、自民党であれ民主党で
あれ、社民党であれ日本共産党であれ、その他のNGOであれ、まず第一に、
言論の自由を保証することを求める必要がある。

「日中友好」と「言論の自由」とはセットでなければならない。

いいかえれば、中国国内の「言論の自由」に言及しない日中友好は欺瞞で
あるということである。それは友好ではなく媚態であるか、あるいは偽の
友好によってなんらかの利益を得ようとしているかのどちらかである。

言論の自由を要求することこそが、日中友好の第一歩であり、これなしには、
いかなる友好関係も成立し得ないのである。


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