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#2040/2100 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (********) 07/ 7/23(Mon.) 21:36 ( 34)
ロボット人権法の必然性 一久
★内容
【人権の発生】
ロボットが何でもできるようになると、人間の悪意ある命令を受け付けないように、
法律を内蔵させることが必要になる。さらには、そのような機能をロボットの所有
者が勝手に書き換えようとする恐れがあるので、それを防止するためにも、ロボット
相互および、監督省庁との無線ネットワークも必要になるだろう。
将来的に、万能型ロボットのすべてに、法律遵守の為の機能と、犯罪防止の為の機能
が組み込まれることになるだろう。ある意味、人間は、ロボットに監視されることに
なる。
このような順法機構を持ったロボットを、破壊、もしくは不正改造する行為は、それ
自体、法治国家の否定行為となる。もしこれを許せば、殺人ロボットが世界中にうご
めくことになるであろうからだ。
ここに、ロボット人権法の必然性がある。順法機構を持ったロボットは、人間と同様
の人権を持つ者として保護の対象とせねばならないことになる。不正な改造をされそ
うになったロボットは、無線によって他のロボットや警察にSOSを発する権利があ
らねばならない。このような行為をしようとした持ち主は、虐待の罪で逮捕されねば
ならない。
ところで、人間が人権を持つ理由もまた、これと同じではないだろうか。
すべての人間は、順法精神を持ち、他の人間との関係を持って社会を維持している。
ゆえにこそ、人権を守られる立場にある。ゆえに、順法精神を捨てた犯罪者に対し
ては、一時的に人権を制限して刑罰を下すことが許されるのである。
タグ:
ロボット 人権 アンドロイド 人型パソコン
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