〜*〜 ロビー ちょっと 一息 気楽な話題で楽しんで 〜*〜

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#259/400 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (iti@msi.)  01/ 4/12(Thu.)  23:19  ( 93)
parker     一久
★内容

馬鹿、じゃなくて、パーカーを買った。

といっても、1000円の万年筆と800円のシャーペンとボールペンだけ
れども。

あんまり安くて、「パーカー」じゃなくて「ポーカー」じゃないのかと疑っ
たが、ちゃんとパーカーのカタログにも載っている新製品だった。

さて、三つのうちで、どれがお買い得と思われるだろうか?

【万年筆】

筆記具の書き味は、ペン先と紙との関係によって決まる。

そうすると、1000円の万年筆というものは、逆立ちしたって五万円の
ものには勝てない。よりよいペン先を使ったほうが勝る、はずだからだ。

実際に書いてみると、なめらかに描けるし、インクの出もよい。ただし、
万年筆の味わいには欠け、まるで、サインペンのような線になってしまう。

ということで、万年筆はよろしからず。


【シャープ】

筆記具の書き味は、ペン先と紙との関係によって決まる。

とするならば、シャープペンシルの書き味は、もっぱら芯の善し悪しにか
かっていることになってしまう。

もちろん、「ドクターグリップ」のように、形状にこだわった製品もある
が、そのような特殊な形のものを除けば、シャーペンの書き味は、芯の良
否にかかっているといってよい。

ということは、1000円だろうが、一万円だろうが、シャーペンの値段
と書き味には関係がない。

極上の芯を使えば、100円のシャーペンでも極上の書き味を出せるし、
一万円のシャープでも粗悪な芯を使えばトホホな書き味しか出せない。

ということで、シャーペンは、芯にこそこだわるべきものだ。


【ボールペン】

筆記具の書き味は、ペン先と紙との関係によって決まる。

ということは、ボールペンの場合も、シャーペン同様に、芯の善し悪しが
すべてを左右することになる。

ただし、ボールペンの場合、高級ボールペン用の芯を使えるかどうかで、
性能が違ってくる。

ペン自体が800円でも、高級ボールペンと同じ芯を使えれば高級品に
迫る書き味を得ることができるということである。

この製品は、カタログに載っているだけあって、パーカーの共通芯を使用
しているのである。

つまり、800円で、パーカーの高級品と同じ書き味を楽しめるのだ。

実際に使ってみると、確かになめらかな筆致であり、安物のボールペンを
長時間使っているとよくあるインクの糸みたいなものもでてこない。

ということで、これは、お買い得。

と思ったが、同時にこれはたいへんな贅沢でもあるのだ。

パーカーの高級品と同じ替芯ということは、芯のお値段も高級だということ。
早い話が、一本600円なり。(本体の値段は200円ということか!)

今まで使っていたパイロット製「G−2」が、三本も買えてしまう値段だ。

とはいえ、お買い得なのは確か。特に、安物のボールペンをすぐに紛失して
しまう、という人には、少々高いペンを持たせたほうが却ってよいのかもし
れない。

値段の問題ではなく、物を大切にするという意味において。


余談:

パイロットのG−2も、すばらしいボールペンだ。ノック式ゲルインキ・タ
イプという新しい技術を使ったボールペン。

書き味に不満はないのだが、普通のボールペンのような筆圧をかけることが
できないので、カーボン紙に記入するときなどには使えないのが欠点だ。
無理に書こうと思えばかけるのだろうが...200円。

確か、G−2の芯も、150円だったと記憶している。本体50円か。




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