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#297/400 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (iti@msi.) 01/ 5/14(Mon.) 23:15 ( 85)
新・国体案 一久
★内容
大統領直接選挙制度と、新国体案
新国体
首都:京都
天皇 京都在住
大統領府 所在地:大阪府
大統領は国家元首。各大臣以下、課長クラス以上の全官僚を
任免する権限を持つ。すなわち、スポイル・システムの導入。
内閣府 所在地:東京府
議院内閣制。主催は「内閣総目付」
役目は、国会議員をして行政府を監視すること。強力な行政
調査権を持つ。
総目付は、議会の首班指名によって選出される。
総目付は、大目付、中目付、小目付を任命する。
大目付・中目付の過半数は国会議員であらねばならない。
総目付を補佐するために「大目付」二名〜三名を置く。
各大臣・副大臣を監視するために、それぞれに対して「中目付」
を置く。
官僚を監視するために、「小目付」を置く。また、上位の目付
の補佐もおこなう。人数は、3000名程度。覆面小目付や、
公務員在籍者を極秘任命することもできる。
総目付、大目付、中目付を以て内閣を構成し、過半数の賛成を
以て、大統領の任命した役職者を罷免できる。
国会 所在地:東京府
国権の最高機関。6/10以上の賛成で大統領を非免させるこ
とができる。
内閣不信任案が過半数の賛成を得れば、内閣は総辞職するか、
国会を解散させなければならない。
二院制。60歳未満の衆議院と、60歳以上の参議院で構成
される。首班指名によって、総目付を選出する。
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この案のミソは、内閣を行政監査の機関として特化した点にある。
これまでの議院内閣制では、各大臣は、省庁の主催者なのか、外からの
監視者なのか、わからなかった。ふたつの役割を背負わされていたからだ。
この新国体においては、主催者は大統領の任命する各大臣であり、内閣の
任命する「目付」は、文字道理、監視役に徹する。
江戸時代の「目付」という制度は、欧米人が戦慄したほどの強力な監視
制度であった。彼らは、監視する対象に一切の秘匿を許さなかった。そ
れを復活させようということだ。
スポイル制度と目付制度によって、官僚支配に終止符を打つことができる
だろう。
国民が選出する政治家の役目は、国家権力の横暴から国民を守ることで
ある。では、国家権力の横暴とは何か?
それは、実際に権力を手にしている者(つまりは官僚や現場の小役人)の
勝手なふるまいのことなのだ。
国民にとっての真の敵は、このような姑息な権力機関の寄生虫どもなので
ある。
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