〜*〜 ロビー ちょっと 一息 気楽な話題で楽しんで 〜*〜

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#360/400 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (iti@msi.)  01/ 7/ 1(Sun.)  22:48  ( 59)
巨泉の選挙     一久
★内容
【巨泉の選挙】


 う〜ん....

 「大橋巨泉」と、投票用紙に書く有権者がいるのだろうか...?

 というか、巨泉氏は、自分の名前で得た得票だけでは当選にたりなかった
場合には、辞退するのだろうか?

 民主党としては、巨泉の名前で票を集めたいのだろうが、逆に民主党の票
が巨泉の当選の為に使われるようになれば本末転倒になる。

 それでも巨泉氏は当選させるべき政治家なのだろうか。他の民主党候補者
からの抗議はないのだろうか。

 理解に苦しむ巨泉擁立ではある。


【比例代表は論理破綻している】


 まえにも述べたと思うが、比例代表制度というものは論理的に破綻した制
度である。

 「得票に応じて議席を配分する」といえば、いかにも国民の意思をそのま
ま写し取ったように思えるが、それは錯覚にすぎない。

 というのは、ある政党に投票する有権者の多くは、その政党の熱心なシン
パではないからだ。

 投票所から出てきた人間を500人ほど捕まえて議会を構成するのであれ
ば、これは議会に国民の意思を写し取ったとものだといえる。

 その場合、議会においてこの500人は、どの政党に投票したかに関係な
く、互いに説得し、説得されることを前提とした活発な議論をすることがで
きるであろう。

 ところが、現実の比例代表制度において議席を得るのは、党の代表である。
彼らは党に党議拘束されるし、そうでなければ「政党に投票する」という比
例代表制度を否定することになってしまう。

 つまり、国民の意思をそのまま写し取った議席配分をするということは、
議会において党議拘束など受けることなく丁々発止の議論がなければならな
いということを前提としているのに、「党の代表」という側面を持つ比例代
表制度のもとでは、そのような行為は許されない。

 国民に忠実であろうとすれば党に不実となり、党に従おうとすれば国民か
ら乖離してしまう。論理的に矛盾しているという理由がここにある。

 逆にいえば、比例代表制度を矛盾なく行うためには、国民の全員がどこか
の政党の忠実な組織員でなければならないということである。

 そして、

 無党派層と呼ばれる、支持政党を持たない有権者が最大多数を占める今の
日本においては、矛盾は深刻なものとなる。




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