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#383/400 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (iti@msi.) 01/ 7/12(Thu.) 22:49 ( 71)
マンガ 一久
★内容
マンガ & 雑誌
マンガに限らず、雑誌一般の売り上げが減っているのだそうな。
新聞によると、
それがなにより証拠には、電車の中で雑誌を読んでいる人間が
めっきり減った。
かわりに見えるのは携帯電話でメールをしまくる人間だ、
とか。
なるほど、ケータイに取られているのか。
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なんせ、雑誌はかさばるし、重い。
読み終えたらゴミになる。
といって、捨てれば後で必要になるかもしれない。
ということで、紙の雑誌はもう終わりかもしれない。
これからは、雑誌はケータイやインターネットで、単行本は
紙の書籍で、という棲み分けになるのかもしれない。
それに従って、ケータイ上のマンガは、四コマ漫画のように、
モニターに合わせた定型のコマを基本としたものになる必要が
ある。
つまり、「のらくろ」の時代に戻るということである。
手塚治虫以来の、コマワリを生かした臨場感というものは、
紙の単行本特有の文化となるのだろうか。
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そもそも、マンガを読む年齢というのは、中学生以上であった。
小学生でジャンプやマガジンを読んでいたのは少数だった。
だから、もともとマンガの読者層というのは、本来、高めに設
定しておくべきものなのだろう。
ただ、世間一般の偏見が、それを許さなかっただけのことだ。
とはいうものの、
魅力ある作家が出てこないというのが最大の低迷の原因ではあ
ろう。
逆に、ちょっとは魅力的な漫画が現れれば、たちまちヒット作
になる。「バカボンド」などはそのいい例である。
なぜ出てこなくなったのだろうか。
絵を描ける人間は、むしろ増えている。ちょっとはオタク的な
若者ならば、そこそこの絵を描くことができるのが普通である。
漫画家になれそうな若者は数多くいる。
しかし、その中で本気で漫画家になろうとするものは多くない。
なぜそうなのか。
そこに漫画界の停滞状態の原因が潜んでいるのではないだろうか。
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