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#793/800 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (iti@msi.) 02/ 2/ 3(Sun.) 22:15 ( 47)
本当の抵抗勢力 一久
★内容
本当の抵抗勢力
構造改革の真の抵抗勢力は、自民党の族議員などではない。
一犬虚に吼えて万犬実を謳うマスコミである。
これまでは、そのマスコミ自身が小泉人気を煽っていたために、
問題視されなかっただけのことである。
田中外相罷免をきっかけに、これから小泉叩きが始まるかもし
れない。
日本のマスコミ得意の、「水に落ちた犬は叩け」 式の報道暴力
である。
いまさら、日本のマスコミの質の低さを言ってもしかたがない。
問題は、そのようなスズメのさえずりを気にせずに事を押し進め
る精神力が小泉氏にあるのかどうか、という点である。
中曽根氏はまさにこれを成し得たが故に、吉田以後最高の宰
相と言われるようになった。
防衛費の1%突破、韓国との関係強化、米軍への強力体制の
整備等を、中曽根氏はマスコミの狂気の声を無視して押し進
めた。
この政策が無かったら、今年の日韓ワールドカップもまた、無
かったであろう。
そして、大型間接税でそれが出来なくなったとき、中曽根内閣
の寿命は尽きたのである。
中曽根氏の政権を評価する声が日増しに大きくなり、氏はそ
の名声を傷つけることを恐れるようになったからである。
マスコミを無視することによって成功したのに、成功によって得
た名誉を失いたくないために、マスコミに妥協したのである。
国民はマスコミの凶弾にさらされながらも、寒風に平気で突っ
立つような中曽根氏の態度に、本音では喝采を送っていたの
に、である。
心に贅肉がつく、とはこういうことをいうのであろう。
小泉氏の真価が問われるのは、これからである。
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