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#902/1000 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (iti@msi.) 02/ 4/11(Thu.) 20:59 ( 37)
感状の復活を。 一久
★内容
感状という制度
小谷城が落城するとき、浅井長政は最後の仕事として感状
を書いた。
感状とは、感謝状のことで、手柄を立てた部下に送るもので
ある。
部下は、浅井氏が滅んだ後、この感状を持って新たな就職先
を探すことになる。
これはけっこう、良い制度ではないか。
逆にいえば、今の日本の経営者には、長政ほどの部下に対す
る気配りがまるでない、というべきか。
倒産するとき、この人はこれこれこういう特技や能力があり、大
変重宝しておりました、というような紹介状を書く社長が、いった
い存在するのだろうか?
我先に、城から逃げ出す城主が大部分ではなかろうか。
普段から、社員に対して感状を出す習慣を作れば、どうだろうか。
社員にやる気を起こさせることにもなる。
これは、日本人の苦手な「プラス評価方式」の導入にもつながる
ものだ。
戦国時代のほうが、欧米に近い評価方式だったということである。
資格や免許は、必ずしも実績を表さない。
だが、感状は、実践の場で成果をあげた証となる。
このほうが、実力を測るのに適しているだろう。
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