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#997/1000 ちょっと一息、気楽な話題で楽しんで
★タイトル (iti@msi.) 02/ 6/12(Wed.) 21:41 ( 54)
大塚国際美術館 2 一久
★内容
大塚国際美術館 (内容について)
【展示品】
国際美術館、と名乗っているけれども、実際には西洋絵画しかおいていない。
東洋の絵画も陶板にすれば、却って新鮮なものになるはずだが。
モッケイだとか浮世絵だとか、屏風絵、襖絵なっど。
【色】
ここにある陶板画のうち、いくつかの名画は実物をみたことがあるが、いずれ
も陶板のほうが実物よりも発色がやや明るく鮮明である。鮮やかすぎるのだ。
だから、はっきりいって、似て非なるものなのだが、しかし、本で写真を見るよ
りは、はるかに迫真に迫っている。 大きさが一緒というのも良い。
実物よりも鮮やかすぎることは、東洋美術を陶板にするときには利点となる。
東洋の絵画は西洋のそれに比べて、ややくすんだ感じのするものが多いから
だ。
【大きさ】
陶板でできているので、継ぎ目が何カ所かある絵があるが、よほど大きな物
は仕方がないにしても、せめて5m×5mぐらいまでは一枚の陶板で作って
ほしかった。 今後の技術革新に期待しよう。
5m×5mができるようになれば、ほとんどの絵画は一枚で作れるようになる。
【アルティンボルドー】
アルティンボルドーの作品が四枚ほど並んでいた。 小品なので継ぎ目はない。
とくに「魚」がよかった。
レーピンの「ボルガの舟引き人」や、ターナーの「雨・蒸気・速力」もあった。
しかし、フェルメールが寂しいような気がする。 四枚ほどがバラバラに置いて
あっただけだ。
「フェルメールを何点持っているかで美術館の格は決まる」という。 フェルメール
の全作品をコレクションしてほしい。 複製だからこそ可能なことだ。
【外】
帰りは地下三階の正面玄関から外に出る。
その目の前には、「湯婆ーバ」のでてきそうな旅館が。。。。
聞いたような名前の、いかにも高級そうな、それでいて、趣味の悪そうな建物。
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