ログファイル >>
|
#1517/1600 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 05/10/10(Mon.) 17:14 ( 22)
異常な株高 S1
★内容
株をやっているKNさんやレモンさんにお聞きしたい。
今の株高をどう思いますか?
KNさんは、以前、「株価が上がる政治は正しい」とおっしゃって
小渕政権を評価し小泉政権を批判しておられた。その論理からいく
と、今の小泉政治は正しいの?
私はあまり経済に詳しくないし、株については(多少売り買いした
ことはあるが)お二人に全然及ばない人間ではあるけれど、そんな
私でも、今の株高は異常のように思える。
リストラの効果、法人税や規制の緩和、中国バブル等、それっぽい
理由があるのはわかるけど、国民無視、消費者無視、労働者軽視で
企業の論理ばかりでいつまでも続くわけがない。
「株が上がる政治が正しいとは限らない。特に今の株高は長続きせ
ず、大部分の国民にとっては幸福につながらない。」というのが私
の意見です。
ついでにいうと、これは前にも言ったけど、私は小渕政権も評価し
ていません。国の借金を増やしてまで景気浮揚などせずに、小泉の
いう「痛みの伴う改革」は、あの時代にしておくべきだった。そう
すれば、一時は落ち込んでも今はもっとマシな状況になっていたは
ずだ。その他にも、地域振興券だか2000円札だかおバカな政策
ばかりが思い出される。
たらればの話になってしまうが、小渕が先に言っておれば後になっ
て小泉が出てきても「なお一層の痛みを伴う改革」とはちょっと言
えなかっただろう。
[ コメント数 1 読む(F1517) ]
#1519/1600 本会議場 市民の討論広場 メイン会場 *** コメント #1517 ***
★タイトル (********) 05/10/11(Tue.) 20:36 ( 29)
リストラと株価 一久
★内容
【株価とはなんぞや】
「株なんてやるヤツはマトモな人間じゃねえ」というのが私の持論ですが、(^o^)
株価とは何物なのか、を机上の空論として考えることには意味があるように思う。
企業は不景気なときも好景気のときも、人件費やコストを下げるべく努力するもの
である。好景気のときは人手が不足するのでそれを補う為、不景気のときは単純に
人件費を切り詰める為に。
言い換えれば、企業とは、「製品を安く作るための装置」であるといえる。
より安く作ることのできるようになった「性能UP」のぶんだけ、その企業の装置
としての価値は向上することになる。これがすなわち、株価になって現れるのである。
だから、人手を減らし、就労者の多くのクビを斬って再建を計った企業の株価が上
がることは、ある意味当然のことである。否、株価が上がらないほうがおかしいのだ。おかしい、というよりも、「困った問題」であるのだ。
というのは、この上がるべき株価というものは、今まで就労していた労働者の賃金
をカットして創り出したものだからである。もしもそのことに見合う株価の上昇が
なければ、社会全体としての富は減少したことになってしまう。
安く作ることが出来るようになった分だけ、株価が上がり、それによって増えた
資本が社会に還元されて、リストラされた労働者を吸収するのでなければならない。
ところがなんらかの理由(デフレ・マインド等)によって株価が上がらないと、この
輪がうまく働かない。最近までの日本経済は、まさにこれであった。