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#1668/1700 本会議場 市民の討論広場 メイン会場 *** コメント #1663 ***
★タイトル (********) 06/ 5/27(Sat.) 8:33 ( 26)
Re:1663 いまいちよくわからない S1
★内容
私は決して「これっぽっちも生活水準を落とすな」とは思っていません。
今まで遊び呆けていたツケを払わされているんだと思えば、多少のダウン
は我慢できるでしょう。
でもまあ、人間というのは一度ぜいたくを覚えてしまうと、簡単には昔の
生活に戻れないものですよ。クラウンをカローラにグレードダウンするこ
とはできても、車なしというわけにはねえ。
まだ中国が台頭してくる前、世界市場で日本の工業製品が幅をきかせてい
たときも、欧州諸国はわりあい悠然としていました。(少なくとも私には
そう見えた。)
日本に対抗するために、あわてて労働時間を日本並みにしたり、バカンス
を切り詰めたりはしなかった。日本が得意な分野は日本に任せ、例えば超
高級品であるとか、ブランド品であるとか、観光であるとか、他にはない
もので先進国の面目を保っていた。
そういう、何というか、老成した先進国像というものも、今後の日本のと
りうる道にあるのではないでしょうか。(それしかないと言うつもりはな
いが、中国に対抗しなくちゃ、とシャカリキになるのもどうかと思う。中
国は中国、日本は日本、同じ土俵で戦わなければいい。)
それと、細かいことで恐縮ですが、中国・ロシアが大陸国家でアメリカは
海洋国家というのがよくわかりません。アメリカは、日本の二十倍以上も
あって大陸の大半を占める国なのだから、十分に大陸国家だと思います。
(まあ社会体制や国内事情を比較すれば、日本がパートナーとして選ぶな
ら中国・ロシアよりベターというのは同感ですが。)
海洋国家でないと日本のパートナーたりえないというのであれば、欧州諸
国はほとんどが該当しませんね。
[ コメント数 1 読む(F1668) ]
#1671/1700 本会議場 市民の討論広場 メイン会場 *** コメント #1668 ***
★タイトル (********) 06/ 5/27(Sat.) 11:44 ( 33)
Re:1668 大陸国家と海洋国家 拓睦
★内容
アメリカは大陸国家ではないか、これは同じ疑問を抱きました。
しかし、結論として海洋国家であると判断してので、そう書きました。
地理的にアメリカ大陸の端から端まで国土がありますが、隣国との境界、国境線
の大部分が海上だからです。
また、他国と交易するのが海上交通が中心になるので安全保障の問題において、
海上での安全を第一に考えなければならない。
国家を単位とするのですから、国外との相対を問題にして、そう書きました。
地理的にはアメリカは地球の裏側ですが、隣国であるのも同様です。
さて、欧州諸国ですがなぜ悠然とできたか、それは排他的経済圏を構築していた
からでしょう。
逆に排他的にできなかったアメリカは日米貿易摩擦になった。
その上で中国との協調関係ですが、欧州諸国と日本との間には致命的な違いがありま
す。
中国はいまだに共産主義政権であり一党独裁であるということです。
欧州諸国もペレストロイカ以前のソ連とはうまくやれませんでしたね。
中国は今度、空母の保有計画を出しました。空母保有、つまり機動部隊を編成するの
ですから、移動空軍基地といえるわけです。
つまり侵攻部隊なわけです。では、どこに侵攻するのか?
有力な海上を越えた先にある敵国・・・・台湾か日本ですね。
アメリカには通常戦力では勝ち目ないでしょうから、核て話になるでしょうが。
もちろん、すぐにやることはないでしょう。
ただし、外交上恫喝の材料には使うことは間違いなしです。
1996年の台湾総裁選ではミサイルを撃ち込むような国ですからね。
はっきりといえば、東アジアでは冷戦はまだすんでいなわけです。
ソ連の崩壊は、経済的な要因が引き金だと思います。
そこを中国は学んだから経済は自由化を推進しましたが、政治はあいかわらず一党
独裁の軍事政権です。
共産主義が崩壊して民主化がすすめば、また違う局面にはなるでしょうが、日本が
中国に対抗しなければならないのは、経済面だけではないのです。
軍事面でも対抗しなければならない状態なのです。