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#1728/1800 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 06/ 7/31(Mon.) 6:31 ( 23)
キョーソー原理:きのこ KN
★内容
雪国まいたけの社長がTV出演し、創業以来の業績を聞くことが
あった。
長野のホクトは、エリンギ、雪国まいたけは、まいたけで住み分けて
いたのが、お互いの商品に参入したら、利益が半分になったとか。
雪国まいたけは、他社が参入できないよう値段を下げ続けてきたとか、
成功談を話していたが、卵や電卓のことを思い出していた。たたき合い
をやって、すれすれの赤字で営業することになろう。それを面白いと、
言ってた社長。中学しか出てないと言われ、反発してやってきたと言う。
スーパーには、まいたけ、エリンギ、その他新種のきのこなどにぎやかで
ある。案の定、JA系のきのこも半分以上売られている。卵も、最初は高価
で、多くの農家が参入した。10年もすると、田畑を手放す農家が出始めた。
鶏は土も食べると言われた。物価の優等生の実態は、鶏が、農家そのものを食べ
初めていたのだ。
きのこも、飽和点に達してお互いの首を締めあうことになろう。視野の狭い
展望の無い事業展開。情動で動かされる事業展開。やはり、コイズミと重なって
しまう。
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#1729/1800 本会議場 市民の討論広場 メイン会場 *** コメント #1728 ***
★タイトル (********) 06/ 7/31(Mon.) 21:49 ( 21)
ワイン町長 一久
★内容
北海道池田町は【村おこし】の元祖であるが、これをはじめた
通称「ワイン町長」は、日本の農家はなぜ貧しいかを考え、その
答えとして、「付加価値」が少ないからだという結論を得た。
以降、池田町において「付加価値を高める」ことが「町是」となった。
【きのこの場合】
ぶどうはワインになり、牛乳はチーズやバターになり、牛はタンシチュー
になった。では、キノコは何になるばきだろうか。
食材の値引き合戦ではいずれ貧する。カルテルを組んで値段を維持しても
いずれ新規参入者に打ち負かされる。それ以前に、それは消費者を収奪して
いる行為であるし、自己を甘やかす行為でもある。
「価格競争に未来はなく、品質の向上に限界はない」とか経営の本の宣伝
にある。だが、品質の向上は単に良い質のものを作ることだけではあるまい。
いままでになかった商品や使い方を提案し、それに合った製品を作ること
もまた、品質の向上である。
付加価値を高めることとは、こういう意味での品質の向上のことである。