〜*〜  本会議場 市民の討論広場 メイン会場  〜*〜

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#1985/2000 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #1982 ***
★タイトル (********)  07/ 8/ 4(Sat.)  11:56  ( 29)
Re:1982  暴論かもしれないが     S1
★内容

政党としての実力を冷静に評価すれば、一久さんの
言われる通りだと思う。

しかし、長い目で見ると、まともな政党が自民党だ
けというのは、日本にとって大変不幸な状況である。
自民党といえど、人間の集まりである以上、失敗も
あれば誤りもある。がんばろうとがんばるまいと政
権の座が安泰であると思えば、傲慢にもなる。そん
なときにとって代われる政党がなければ、長期的に
は日本は弱っていくだろう。

自民党の誰かが言っていた。「民主党に一度政権を
とらせてみればいい。彼らの政策がダメなことが国
民によくわかるから。」
暴論かもしれないが、民主党が一時的に政権をとり、
失敗して政権維持の難しさや現実のこわさを学習す
ることで、一皮むけてくれることが、日本にとって
望ましいことなのじゃないだろうか。

民主党が政権につきそして失敗すれば、国民も相応
の痛みをこうむることになるだろうが、昭和前半の
ような壊滅的な状況にまではなることはないだろう。
楽観的にすぎるかもしれないが…。

とって代われる政党は、必ずしも民主党でなくとも
いい。実現性は低いだろうが、自民党が二つに割れ
て、それぞれが他党から人を吸収して二大政党にな
ってもいい。とにかく、今の状況がいいとは思えな
い。

[ コメント数 1 読む(F1985) ]

#1988/2000 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #1985 ***
★タイトル (********)  07/ 8/ 7(Tue.)  21:34  ( 59)
マゾヒズムの快楽     一久
★内容

【そして損害と絶望だけが残る】

民主党に政治を任せてみて、そのダメぶりを露呈させればよい、という戦法は、
責任ある者の採るべき方法ではあるまい。また、そのような自体を期待する者は
マゾヒストにして、破壊すればなんとかなるという根拠の無い楽観主義であろう。

破壊のあと、何の教訓も進歩も見せず、絶望と損害だけが残るという事態にいたる
ことのほうが、実は多いように思う。近衛文麿は、東条秀樹がボロを出すか、逆に
「大人になる」と思って政権を任せたが、東条は戦争に突っ走った。新進党を主
とする連合政権がなにをもたらしたか。その後の社会自民の野合政権がどういうも
のであったか。あれが良かったといえるのかどうか。

大事なことは、政権交代ではない。政党政治のおける政党とはどうあるべきなのか
ということを常に模索することこそが、政党政治の根幹なのであるということを、
万民が知ることこそが大事なのだ。政権交代はその為の審判にすぎない。サッカー
の審判は、権威をもっているけれども、ワールドカップ・サッカーのレベルを高い
次元に留めているのは、各チームの選手とスタッフの超人的な努力なのだ。どっち
のチームが勝とうが負けようが、ワールドカップ出場チームのレベルがすばらしい
ことに違いはない。どっちが勝っても、政権を担当することを安心して任せられる
のである。

【失敗に学ぶことができるかどうか】

政党はいかにあるべきか。これを第一義として認めない者は、国政をしくじった
場合にも、決して何も学ぶことはない。個々の事象を列挙して、失敗の原因はそれ
らにある、というのみである。

一般国民もまた、新政府の失敗を怒り、かつ、旧政府に戻さねばならないことを
嘆くのみである。なんの進歩もそこにはない。あるはずもない。なにをすべきかを
誰も考えようともしていないのだから。

【家ととのって後、国治まる】

一個の政党を治めること、それは一国家を治めることと同義である。

政党内部において民主主義を確立することができ、広く天下の英知を集め、正しき
施策を決定することができる政党であるならば、国家の運営もまた可能である。

そのような政党同士が選挙で闘うのであれば、国民は政治などに構うこともなく暮ら
しを楽しむことができるであろう。政治を語るのは、単にそれを好む者だけになる。

二大政党の争いとは、どちらがこの境地により近づくことができるかということを
その焦点としない限り、決して実のあるものになることはない。

しかるに、なんぞや。一言半句といえども、マスコミがこのことに言及したであろ
うか。自民党も民主党も、なにごとかを語ったであろうか。

自民党は、一応は政党内民主主義のようなものを持ってはいる。だが、それは偶然
の産物にすぎない。利権というノリによって保たれたバランスにすぎない。

だが、民主党にはそのような汚物さえもない。

いま。民主党がすべきことは、政争などではなく、党内に民主主義を確立すること
こそなのであるが、選挙で大勝してしまった今では、もはやそれは不可能であろう。
勝ちすぎた首脳部に対して、党内改革を言える者など誰もいないからだ。





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