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#1997/2000 本会議場 市民の討論広場 メイン会場 *** コメント #1996 ***
★タイトル (********) 07/ 8/14(Tue.) 2: 9 ( 35)
Re:1996 私はこう思います S1
★内容
国民が自分らの代表を選んで、自分らの代わりに政策を議論してもらい、
政策を決めて実行に移してもらう、それが民主主義だというのはわかる。
しかしそれは、単なる白紙委任ではなくて、議論が正しく行われている
か、正しい政策が選ばれて実行されているかを判定するのも国民による
選挙だと思う。そう考えると、民主主義社会において、国民は政治に無
関心ではいられないように思う。それは別に国民ひとりひとりが議論に
参加するというのではなくて(そんなことができるなら間接民主制にす
る必要はない)、自分が選んだ政治家がきちんと政治を行っているか、
あるいは実績のない人ならそんな風にやってくれそうかどうか、選挙と
いう手段でもって国民が判定することになるからだ。
党内民主主義ももちろん大事だろうが、今の各政党をみていると、党員
というのは組織を支える構成員という感じが強くて、自由に議論する以
前に、小異を捨てて大同をとり組織を安定させることが優先されている
ように思える。そして、私個人としては、これまた暴論かもしれないが、
それでもいいかな(そういうのもアリかな)と思っている。ときと場合
によっては、極右・極左の硬直した思想をもつ政党の、強力な主張が支
持を集めることもあるだろうから。「それは国を破滅に招くので断じて
避けるべきだ」という意見もあるだろうが、国内の民主主義がきちんと
機能しているのであれば、そんな政党でも暴走はできないはずだ。なん
となれば次の選挙で確実に敗退するのだから。
一久さんのおっしゃる通り、日本で一番党内民主主義が成立している政
党は自民党だが、その自民党においてさえ、小泉前首相は、自分の政策
に反対する議員たちを徹底的にたたいた。多数決の論理ばかりをふりか
ざし、少数意見を圧殺するやり方は、決して民主主義とはいわない。
ましてや、右翼の新風、左翼の共産党などは、とても党内でひろく異論
を求めるような雰囲気にはない。(誤解のないように言っておくが決し
てそのような状況を積極的に肯定しているわけではない。どの政党にも
党内民主主義があった方がいいに決まっている。)
「党内民主主義を採点するのが選挙」といわれる一久さんのご意見もわ
からなくはないが、現実には、国内はもちろんおそらくは諸外国をみて
も、多くの国民がそのような考えのもとで選挙にのぞんでいるとは私に
は思えない。
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