〜*〜  本会議場 市民の討論広場 メイン会場  〜*〜

ログファイル >> 最新へもどる | 3101-3200 | 3001-3100 | 2901-3000 | 2801-2900 | 2701-2800 | 2601-2700 | 2501-2600 | 2401-2500 | 2301-2400 | 2201-2300 | 2101-2200 | 2001-2100 | 1901-2000 | 1801-1900 | 1701-1800 | 1601-1700 | 1501-1600 | 1401-1500 | 1301-1400 | 1201-1300 | 1101-1200 | 1001-1100 | 901-1000 | 801-900 | 701-800 | 601-700 | 501-600 | 401-500 | 301-400 | 201-300
[ 検索(RT) ] [ タイトル一覧 最新 | 最初 ] [ メッセージ(総数: 100) 最新 | 最初 ]

#212/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  01/11/17(Sat.)  23: 2  ( 81)
年金について     一久
★内容

【年金について】


 年金というよりも、老齢者への給付金一般について考えてみる。

 この種の給付金の、そもそもの目的は何であろうか。

 それは結局、野たれ死ぬ老人を出さぬためであろう。

 生活保護というものもあるにはあるが、あれは特殊な生活環境を余儀なくされた人を
対象としているのであって、万人が普通に申請するというものではない。

 そういう特殊なものではなくて、普通の社会人が当然の権利として老後を暮らせるシ
ステムが必要なのである。

 生活保護を受けるぐらいなら、強盗になるか、首をくくる。そういう選択しかできな
いような社会では、どうしようもないのである。

 このような社会においては、たとえ大金を溜め込んだとしても、安楽な老後を送るこ
とはできない。

 あなたの豪邸が日夜、老強盗に狙われたり、庭の木で首をくくられるかもしれないの
である。

 そんな状況で、安心してくらせようか。


 さて、


 このような観点からすると、年金を支払ってきた者には給付するが、年数の足りない
者、払ってこなかったものには給付しない、というやりかたは、問題が大きいというこ
とになる。

 アリにも、キリギリスにも、等しく支払うべきだということなのである。

 いや、高額年収のある老人には、いままでの支払い金額に関係なく、給付ゼロである
べきだということにさえなる。

 当然、今の集金方法も否定され、例えば、消費税方式による集金方式への変更が検討
されなければならない。

 いままでの年金制度は、いわば一箇所に長く勤めることを美徳とする考え方を助長す
るものであった。

 これまでの産業の状況においては、これでよかったのであろう。

 しかし、今は新たな起業活動を社会が欲している時代である。

 起業には失敗がつきモノである。

 ひとつの成功の裏には、幾千万もの潰えた夢がある。

 起業と失敗を繰り返しているうちに60歳になってしまった人々も多数出るだろう。

 それらの人々に対して有効な老後制度を作ることをしないでおいて「起業家よいでよ」
というのは、あまりにもズウズウシイではないか。



 なるほど、古人達はそのような制度などない時代に起業した。

 しかし、それはモノの無かった時代のことだ。既存の会社自体にも安定性はなかった。

 天才は状況から生まれる。ナポレオンはそういう考え方だった。

 しかし、その状況とはなにか。

 たいていの場合、悲惨極まりない状況を意味している。

 ナポレオンという天才を得る為に、あの当時のフランスのような状況が必要であるの
だとしたら、そんな状況も天才も、ゴミバコに叩き込むべき不要物であろう。






 



#213/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  01/11/18(Sun.)  21:53  ( 83)
ユダヤの運命     一久
★内容

【さまよえるユダヤ人】


 一般に、日本人はユダヤ人に対して好意を持っている。

 欧米やアラブ圏での迫害にも関わらず、たくましく生きてきた人々である、と。


  ところが、ユダヤ人にはこの日本人の心情は伝わることはない。

 自分達に取って代わろうとする新規参入者である、として警戒されるばかりである。

 それどころか、かつてヒトラーの一味であった反ユダヤ感情を持ったヤツラだと思わ
 れているのかもしれない。

 チャップリンガ「独裁者」とい映画を作ってヒトラーを批判したとき、アメリカは
 チャップリンを追放した。

 一方、日本ではこの映画が大ヒットしたのである。

 国民レベルにおいて、真にヒトラーの賛同者が多かったのはどちらの国であったのか、
 このことからも明らかである。

 アメリカがナチス・ドイツと戦争したのは単に国家の利害関係の問題からであったの
 であり、同様に、日本がナチスと組んだのも国家戦略上の得失計算からのものであっ
 たにすぎない。

 しかし、このような説明に、ユダヤ人は決して耳を貸さない。


  日本人はユダヤ人に対して好意を持っているが、ユダヤ人は日本人に対して敵意に
 近いものを持っている。

 そのことに日本人が気づいたとき、日本人のユダヤ人に対する感情も変化するだろう。

 つまり、欧米人がそうしているような目をもって、ユダヤ人をみるようになる。

 ユダヤ人は、自分達に好意をもつ唯一というべき国を自らの不明によって失うのである。

 そうなってしまうまで、これからさして長い年月がかかるとは思えない。


_________________________________________

【迫害は運命】


 なぜ、あんなにも賢いユダヤ人が、相手の好意を読み取ることができないのであろう?

 それはやはり、彼らの選民意識に原因がある。

 選民意識を持った者は、相手の心情をかんがみたり、好感を得るにはどうしたらよいか
 などということを考えたりはしないものだからである。

 ひとことで言えば、気配りが苦手なのだ。

 個人レベルでならばそれでもいいが、国家・民族のレベルでそれをやれば、敵対者を自
 分でわざわざ作りだすことになってしまう。

 ユダヤ人が迫害され続ける理由もそこにあるのだろう。

 さて、そうだとすると困ったことになる。

 選民意識を捨てなければ迫害されることになるのだが、選民意識を捨てればユダヤ人で
 はなくなってしまう。

 ユダヤ人とユダヤ教と選民意識はセットだからだ。

 選民意識のないユダヤ教なんてありえないだろう。

 そして、ユダヤ教を信じないユダヤ人はもはやユダヤ人ではない。

 そうすると、ユダヤ人がユダヤ人であろうとする限り、迫害される運命にあるというこ
 とになる。

 
 結論。


 「ユダヤ人は迫害される運命を背負って誕生した」
 



#214/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  01/11/19(Mon.)  21:36  ( 27)
中国野菜の農薬     一久
★内容
【中国野菜の危険性】


 今日のサンケイ新聞に、香港で市販の風邪薬を買って飲んだら、ひどい目にあったという
 話が載っていた。

 あとで医者に聞くと、中国人は農薬のついた野菜に慣らされている為に、薬が効き難い。
 だから、市販の薬もそれに合わせて強いものになっているのだ、と言われたとか。

 これは盲点だった。

 低開発国の人間は、薬にならされていないから、日本人が持っていった薬が良く効く、
 というようなことを昔聞いていて、ずっとそのままだと思っていた。

 開発途上国、とくに中国のような急に近代化が進んでいる国においては、逆の事態が起こ
 っている可能性があったのだ。

 中国だけではなく、他の発展途上国でも同じことが起こっているのかもしれない。

 そうすると、例えば、あの「中国産のネギ」にしても、安全性を確かめる必要があること
 になる。

 その他、すべての農産物について、見直しが必要ではないだろうか。

 ニュースステーションは、国内の野菜のダイオキシンについては熱心だが、中国野菜の
 それについても、公平な態度を示せるのだろうか。



#215/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  01/11/24(Sat.)  20:48  ( 66)
少子化問題     S1
★内容

 私が、PC−VAN「市民の討論広場」で最初に投稿したのが、
「少子化問題」でした。
 あれから、いろいろ本を読んだり話を聞いたり、関連記事を読んだ
りして思ったのは、これは非常に複雑な問題であるということ。
 少子化・高齢化の進行。親による子供の虐待や、少年犯罪の増加
・凶悪化。未来に希望が持てない社会。直接的に○○が××になっ
たから△△になった、というような単純な相関でこそないものの、
何がしかの形で相互に関連してきているといえましょう。

 倫理や人間性を度外視し、単に少子化を食い止めるだけならば、方
法は比較的容易に思いつくものであります。その実現性はさておいて…。


 ◇わが国での全女性が産む子供の数は減っているが、10代少女の
  妊娠中絶は逆に増えている。彼女らに産むだけ産んでもらって、
  その子供はきちんと育てられそうな夫婦に里親になってもらう。
  そして、養子制度を改革し実子と養子の差をなくす。
  ------------------------------------------------------------
  これは、何年か前に雑誌でどこかの学者先生が主張していた説で
 す。(PC−VANでも紹介しました。)合理的といえば確かに合
 理的ではあります。

  しかし、モラルという点から考えても、まず第一に望まない妊娠
 は極力減らすべきでしょう。子供にとってみれば、実親が産みたく
 ないのに産まれたのが自分というのはあまりに不幸なことです。

  10代で母親となった女性への経済的支援、学業と育児との両立
 が可能となるような法的・物的整備、社会的偏見をなくすことなど
 により、中絶せずに実母が育てることは可能なはずです。

  レイプされて妊娠する女性もいるだろうから中絶そのものを禁止
 するのはかえって非人道的だとも思うし、その一方で産まれた子供
 を殺すのは殺人で何で中絶は合法なの?という問いに明解な答えは
 持ち合わせていないから、この方法に絶対反対ではないけれど、で
 きる限り避けてほしい措置ですね。
  
  実子と養子、あるいは婚外子との差をなくすことは、この方法に
 関係なく当然のことであります。




 ◇精子バンクにより、女性が自由に優れた男性(科学者・スポーツ
  選手・実業家など)の精子を入手し、人工授精により妊娠・出産
  できるようにする。
  ------------------------------------------------------------
  すでに一部の国では多少なりと実施されている方法であったと思
 います。
  まわりに「いい男がいない」と嘆く必要がなくなる。確かにこれ
 また合理的な方法であるとはいえるでしょう。優れた遺伝子をもつ
 者が次世代に残っていくのは当然のことだという向きもあるでしょ
 う。
  しかし私はこの方法には反対です。人間は、品種改良された愛玩
 犬ではありません。
  何より、精子バンクでインチキをして(あるいはミスをして)も
 し望んだ男の精子でなかったことが産まれた後でわかったら…?あ
 るいは障害児が生まれたら…?ことは金銭だけで解決できる問題で
 はなくなるでしょう。



  もしもこれらの方法に頼らなければ少子化が防げないようならば、
 そんな国は滅んでしまった方がいいでしょうね。
   

 

[ コメント数 1 読む(F215) ]

#216/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  01/11/24(Sat.)  20:49  ( 11)
対テロ報復戦争:今更言うまでもないことだが     S1
★内容

  かつて、I・I戦争では、アメリカはイランへの対抗上
サダムフセインを支援した。

 ソ連のアフガン侵攻では、アメリカはタリバンを支援し
た。

 いずれもその後どうなっていったかは言うまでもない。

 現在アメリカが支援している北部同盟が、何年か後に
アメリカの敵にまわる可能性はないだろうか。アメリカ
からもらった兵器を持って…。

#217/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #215 ***
★タイトル (********)  01/11/26(Mon.)  22:50  ( 79)
Re:215 少子化     一久
★内容

【少子化問題】


 私は少子化も悪い面ばかりだとは思えないので、さして悲観的にはなれないのですが、
 対策も無い訳ではないと思えます。

 【私の考えている対策】


 1、不老長寿を実現すること


   死ぬ人間がいなければ、生まれてくる人間が少なくても問題はない。

   老いることなく永遠の若さが手に入るのであれば、労働力の不足問題もなくなっ
   てしまう。

   当然、年金制度も不要となる。

   一方で、「隠居生活」というものが無くなってしまうので、それに代るバカンス
   制度の充実が必要となる。

   永遠に働き続けることになるのであるから、一年に2ヶ月ぐらいの長期休養を取
   る社会にしなければ、息がつまるだろう。

   また、三十年働いたら、リフレッシュの為に十年の教育休養を取れるようにしよ
   う。この間に新しい知識を仕入れて、別の仕事を選べるようにする。

   もちろん、ひとつの仕事を何百年も続けてもよい。

   子供を作ることにも制限は設けない。

   そうすると当然、人口が増え続けることになるが、それでよい。

   宇宙に進出すればよいのだ。

   「いざ行かん、無限の彼方へ」(by TOYストーリー)

  

 2、クローン人間を作る

   
   自分のクローンを作ることを許可すればよい。

   人造子宮を開発し、人間の母体を必要とせずに出産できるようにすればよい。

   そうすれば、未婚の男女でも子供を産み育てることができる。

   生物の究極の目的は自己の遺伝子の保存である。

   ならばクローンこそは、究極の生殖方法である。



 3、月額3万円、100uのアパートを


   そもそも、暮らしが成り立ちがたいことこそが、大きな障害となっている。

   もし、月額3万年で100uのアパートを借りることができるのであれば、フリ
   ーターでも高卒一年目でも、一家を構えることが出来るようになる。

   OLも一人暮らしが容易になるし、広いアパートは人恋しくさせるだろう。

   子供の養育に金がかかると言っても、そもそも何で金がかかるのかといえば、将
   来、我が子にまともな生活をさせたいと思うからである。

   そのために金をかけて習い事や塾に通わせる。

   しかし、だれでも月額三万円で100uのアパ−トに住める社会が実現すれば、
   そんな心配も必要ではなくなる。

   どんな職業についても、100uのアパートに住むくらいの生活を出来るのだ。

   ならば、なにをアクセクする必要があろうか。

   


#218/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  01/11/28(Wed.)  21:41  ( 73)
社会党の亡霊     一久
★内容

【民主党の抵抗分子について】


 かつて、村山富一氏は、

「社会党には右よりの人も、左よりの人もいる。これは党内民主主義がある証拠だ」

 とかいうことをおっしゃっておられた。

 本当に、社会党内部に様々な意見の人間が存在していたのかは疑わしいが、今は
 それは置いておく。

 それよりも、もっと根本的な点で、村山氏は大きな勘違いをしておられるからだ。

 様々な意見があるという状態だけでは、党内民主主義があるとはいえないのである。

 否、それは政治ですらない。

 民主主義にせよ、他のどんな政治にせよ、相異なる意見を、あるいは集約し、ある
 いは妥協し、あるいは恫喝し、その他、あらゆる手段を用いてひとつの決断を実行
 するのが政治というものである。

 もし、そのような決断のできない政治があれば、それは何と呼ぶべきか?

 そのような政治のことを「衆愚政治」というのである。

 たとえ、ノーベル賞受賞者ばかりを集めたとしても、彼らがなんら結論を出せずに
 いたのであれば、それは衆愚と呼ばれねばなるまい。

 衆愚政治とは、決定できない政治のことなのだ。

 村山氏は、政治や民主主義について、あまりにも知らなさ過ぎたのである。


 さて、今回の民主党の元社会党系議員の反乱行為も、この村山流を踏襲しているよ
 うに思われてならない。

 彼らには、自由に討議することと同じ、いやそれ以上に、党議を決定することが大
 事なのだ、ということが判っていない。

 決定された党議というものの重みを、まるで理解していないのである。

 党の決定した党議に従わないということは、党内民主主義を否定する行為なのであ
 る。いや、政党内政治そのものの否定である。

 ひいては、これは政治の否定である。

 社会党的・衆愚政治への、回帰の雄たけびなのである。



【学者は衆愚が理想】


 余談ながら、学問の世界の理想は、衆愚政治の状態なのである。

 第一級の学者とは、物知り博士のことではない。

 誰にも考えつかないような学説を構築する者こそが、優れた学者なのである。

 当然、他の学者にも理解できない新説を打ち出すことが求められる。

 となると、誰が正しいのか、だれにも決定できないことになってしまう。評価する
 者の能力を、一流の学者達は馬鹿にしているのだから。

 だから評価などせずに、無制限に研究費をくれる社会こそ、学者にとって理想なの
 である。

 だが実際には、研究費には限りがあり、その配分は政治的に決められることになる。

 竹林の七聖のようなわけにはいかないのだ。



#219/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  01/11/29(Thu.)  23: 8  ( 84)
感性の法則     一久
★内容
【感性の時代】

 
 ひところ、感性の時代という言葉が氾濫していた。

 トレンディーとかいう言葉が使われはじめたころだ。

 その後、バブルの時代になって、あまり使われなくなり、バブルがはじけてからは、
 ほとんど聞く機会がなくなった。

 このことを評して、ある人いわく、

「だからぁ、感性なんて重用なものではなかったのだよ」

 

【トップがすべて】


 しかし、私の意見は、くだんの紳士とは百八十度違っている。

 「感性」を言わなくなった理由は、感性は下っ端のサラリーマンが持っていても
 しかたがないということが判ったからである。

 バブルの到来と、その崩壊は、そのことをより明確に表出せしめたのである。

 だから誰も感性などということを言わなくなったのだ。

 今現在、優れた業績を上げている企業は、トップの力量の負うところが大である。

 トップの感性が優れているからこそ、業績を伸ばしていける。

 逆に、沈んでいく企業は、トップの感性が時代にあっていないことを意味している。

 こんな企業において「感性が大事だ!」と主張するということは、「社長はアホだ」
 と放言しているのと同じことである。

 だれもそんなこと、言う訳が無い。


 感性が持て囃された時代、人々は勘違いをしていたのだ。

 つまり、クリエイターのように、サラリーマンも個人の感性で勝負することができる
 時代がきたのだ、と思い込んでしまっていた。

 現実は、そうではないのだ。

 感性で勝負することのできるのは、経営者だけなのだ。トップに座る人間だけが、感
 性を問われるのである。

 鶏頭には感性を発揮する機会があるが、牛尾にはそのチャンスはないのだ。

 司馬遼太郎の「坂の上の雲」のなかに、こんな一節がある。

「(日本の騎兵を任されることになる)君が天才であったとしても無意味なのだ。
  君を使う将軍・元帥が天才でなければ意味がないのだ」

 まさに、これそのままのことが企業にも言える。

 天才的な感性を持った人材がいてもダメなのだ。

 彼らを使うトップの人間が感性を備えていなければ、宝の持ち腐れとなるのである。


「旗本八万騎という。人材がいないわけが無い」

「そういう優秀な人材は、前線の小部隊を率いているか、左遷されている。腐った
 組織というものは、そういうものです」


 司馬遼太郎の「花神」の一節。

 大村益次郎の作戦に対して、その裏をかかれたらどうする?という長州藩士に対して、
 大村は、貴殿ほどの人物が幕軍を率いてくるのであればこちらの負けでしょう、と答える。

 馬鹿にするのか、と激候しながら、長州藩士が反論したもの。

 トップに感性がなければ、感性のあるサラリーマンもその能力を発揮できない。

 当然、そのような企業は、ポシャルしかない。

 「腐った組織とは、そういうものです」




#220/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  01/11/30(Fri.)  22: 9  ( 31)
成人は18才からにすべき(1)     S1
★内容

 私は、二十年以上前から思っていたことだが、日本でも成人となる年齢を
20才ではなく18才にすべきと考えている。

 まず第一に、18才ともなれば、親元を離れて立派に社会人として生きて
いる人間も少なくないわけで、成人の権利や義務を与えるのに早すぎるとは
考えられないということ。(親掛かりの学生もいるが、定期収入がない以外
は同じであるし、義務教育ではないのだから、成人として扱うのが酷である
ということはないだろう。)
 第二に、車の免許やアダルトビデオの視聴が18才以上で、飲酒・喫煙・
投票権が20才以上という、あまり根拠のない二重基準を一本化すべきとい
うこと。(人を死に至らしめる可能性のある車の運転を18才から認めるな
ら、単に自分の健康を害するに過ぎない飲酒が20才まで認められないとい
うのは不合理ではないのか。)
 第三に、欧米各国では大多数の国が18才で成人としていること。

 成人となれば、行動の一切が自己責任となる。
 18・19才で深夜の繁華街を歩こうと、補導されることはない。
 しかし、罪を犯せば実名が出るし、成人用の刑務所に入れられる。
 それで何の問題があろうか。

  私は自由志向の人間であるので規制強化にはおおむね反対だが、昨今の少
年犯罪の増加・凶悪化をみると、厳罰化もやむなしとの感もある。
 18才以上を成人とみなし、中卒以上18才未満を準成人として、殺人・
レイプ・強盗などの凶悪犯罪に対しては、準成人であっても実名報道や成人
並の刑罰もありえるという形にもっていった方がよいのではなかろうか。
 義務教育段階の少年はまぎれもなく未成年であって、何かことあれば親の
監督義務が厳しく追及されるのは当然であろうが。

 



#223/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  01/11/30(Fri.)  22:14  ( 34)
成人は18才からにすべき(2)     S1
★内容

 男は18才以上、女は16才以上で親の承認を得て結婚できる。
 男女とも20才以上であれば親の承認を必要としない。

 これもなんだかおかしな話である。
 詳しくは調べていないが、結婚した者の在学を認めない高校も
多いときく。
 それに、結婚すれば子供ができて親となることもあるだろうが、
成人としての権利も義務も与えられていない者が親となってもよ
いものだろうか。

 18才を成人とし、男女とも結婚可能年齢は18才以上とする。
 成人であるのだから、親の承認は必要としない。

 この方が矛盾もないし、非常にわかりやすくすっきりした形と
なる。男女平等社会であるのだから、説得力のある根拠もなしに、
男女に年齢差をもうけるべきではない。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 

 蛇足であるが、現在の法律では、もしも16〜17才の既婚女性
が、夫以外の男性と合意の上で関係をもった場合、18才未満の児
童相手ということでその男性は罰せられるのだろうか。(そうでな
かったら、同じ18才未満でも、未婚・既婚の違いだけで不平等な
扱いをうけるということになる。)
 女性が18才以上であれば、ただの不倫であって不道徳行為であ
っても犯罪行為ではない。18才未満が法的な保護を要する児童で
あるならば、なおのこと結婚を認めるべきではなかろう。(個人的
には、中卒以上の若者を”児童”と呼ぶのには抵抗がある。前回私
が”準成人”と言ったのはそのせいもあるのだが、この問題はひと
まずおく。)
 やはり、結婚は男女とも成人になってから、というのが正しいあ
り方であろう。そして18才が成人となるならば、少なくとも遅す
ぎるということはあるまい。


[ コメント数 1 読む(F223) ]

#224/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  01/11/30(Fri.)  22:15  ( 28)
成人は18才からにすべき(3)     S1
★内容

 アビスパ福岡の19才の選手が女子中学生に淫行したという事件があっ
た。未成年ということで、実名報道されていない。

 高校まで卒業し、親元から離れてチームの寄宿舎で暮らし、高い給料を
もらって生活している者を、成人として扱って何の問題があろうか。
 やはり、成人年齢は18才とすべきである。
 そうすれば、児童ポルノ処罰法や淫行条例が「18才未満の児童」相手
であるという内容も、「未成年」相手ということで、非常にわかりやすい
形となるのである。

 話はそれるが、この事件がもとで、アビスパをJリーグから除名せよと
いう議論があるという。
 私が思うに、チームに責任なしとはいわないが、あくまで一選手の問題
であり、当事者を処分すれば十分であろう。(その選手は、永久追放にな
ってもしかたあるまいが。)

 「バレるようにやったのが悪い」
 「女を買うくらい精力のある奴でないとスポーツ界でやっていけない」
 「いいプレイをファンに見せてくれるならこれくらいいいじゃないか」
 そんな意見もあるようだが、私は反対である。
 「スポーツ選手たるもの聖人君子たれ」とまでは言わない。
 しかし、少なくとも一般人と同等のモラルや常識をわきまえてもらいた
いものだ。(これはスポーツ界に限らない。)
 それでスポーツ界のレベルが下がるというなら、下がればよいのである。

 



#225/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (ldk06054)  01/12/ 2(Sun.)  20:42  ( 27)
マラリアと戦争     KN
★内容

 戦争の現場では、ちょっと信じられないこともある。

 父は、第二次大戦で、中国で戦っていた。終戦で帰るとき
に、父を呼んだ人がいたという。そして、スイカをたくさん
持って来て食べてくれという。

 中国には、親戚などいるわけもなく、いぶかしく思ってい
たそうだが、自分はマラリアにかかり、薬を飲んでおり、現
地の人にも内緒で分け与えたのだという。その薬をもらった
人が、恩義に感じて、スイカを持ってきてくれたそうな。


 まさか、敵国の兵に、恩義を感ずるなど、信じられないが、
そうだったという。南京大虐殺だの、歴史認識が言われてい
るものの、中には、信じられない話もある。彼らは、塩を分
け与えたりすると、野菜などの食べ物をどっさり持ってきて
くれたのだという。

 恩義を感じ、恩を忘れない国民が中国人である。

 かつての蒙古は、アフガンをも含んでいたわけで、この恩
義に感じる思想は残っている。

 これが、タリバンを援助してくれたビンラディンをも守っ
てしまった。このことが、逆の意味で悲劇を生んだのかもし
れない。


#226/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #223 ***
★タイトル (********)  01/12/ 2(Sun.)  20:49  ( 10)
Re:223 売買春でなければ、かまわないのでは?     一久
★内容

 未婚でも、既婚でも、十八歳以下の女性と関係を持つこと自体は罪ではないのでは?

 売買春であることが問題なわけで、合意の上であれば、構わないはず。

 ただし、十四歳以下の場合には、男女の区別なく法にふれるようですが。

 これは、たとえ合意の上であっても、十四才以下のこどもには、性交渉の重大さを理解
 することはできないという考え方からのようです。



[ コメント数 1 読む(F226) ]

#227/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  01/12/ 3(Mon.)  21:51  ( 37)
道路公団     一久
★内容
【道路公団・高速道路国費投入廃止について】


 かなり旧聞に属するが、年間3000億円の国費投入をナシにして、代りに償還期間を
 五十年に延長することで決着がついたとか。

 そのことについて、どう思うかということを今日の「チチンプイプイ」というTV番組
 でやっていた。

 私の意見は、ほかの人とは全然ちがっているようだ。


 しみったれたこと言ってねぇで、3000千億円のところを十倍の3兆円ぐらいにして、
 とっとと全部つくっちめぇばいいじゃねぇか。

 いまから20年かかるというのを、五年でかたしちまえばいいんだ。

 ちょうど、雇用対策にもなっていいじゃねぇか。


 * * * * というのが私の意見でアリンス。


 国債の発行限度額にこだわる必要はないのじゃ。

 問題が解決したかどうかということこそが「問題」なのである。
 
 たとえ三十兆円という数字が守れたとしても、社会資本はお粗末なまま、雇用も相変わ
 らず、というのでは、お話にならない。

 そえれは、城を守って国を失うようなものだ。

 今、大金を捻出して高速道路整備を完全なものとすれば、この問題は一応の決着がつく。
 民営化うんぬんは、そのあとでいいだせばいい。





#229/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #226 ***
★タイトル (********)  01/12/ 7(Fri.)  21:41  (  9)
Re:226 誤解していました     S1
★内容

  そうか、18才未満を相手の売買春行為であれば、
売春防止法のほかに児童買春・児童ポルノ禁止法が
適用されるんですね。
 私の#223の点線下部は、見当はずれのことを
書いていました。

 ご指摘ありがとうございました。

 

#230/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (ldk06054)  01/12/ 9(Sun.)   9:43  ( 23)
牛の耳と曲がったキュウリ     KN
★内容
 以前、本田宗一郎が、牛の耳はどこにあると、言ったことがある。
彼は、趣味で、絵を描いていたそうだが、言われてみれば、その通
り。角と耳の位置を正確に描けない。絵を描くような注意力で物事
を見ていないと、観念論になる。

 一部の評論家、頭だけで考える政治家なども、実体が良く見えて
いない可能性がある。

 農業論などでも、私なら曲がったキュウリでも買いますと、言う
のだが、やはり、売れ残る。そういう評論家の言葉を、農家の人は、
ただ、ニコニコと聞いているだけで、答えはしない。言うことと、
やることが違うからで、人間性が丸見えなのだ。この種の人はだい
たい同じ事を言う。

 下手なひょろん、悲観論であたる。いや、正確げに見える。不況
なれば、緊縮財政緊縮財政と言えば、もっともげだ。根拠はあるよ
うで実体はない。

 印相学と称するはんこ屋と似たようなものだ。都合の悪いことは、
すべて、自分の作る”相”の良いはんこを使わないからというとこ
ろに落とすわけだ。


 

#231/300 本会議場  市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********)  01/12/10(Mon.)  21:49  ( 68)
携帯電話の未来像     一久
★内容

【携帯電話の近未来像1】


 私は携帯電話がキライである。

 第一、あの携帯電話をかけているときのスタイルが格好悪い。

 片手を耳に充てて、昔の任侠映画のよなポーズで話している人を見ると、

「古いヤツだとお思いでしょうが、古いヤツほど新しいモノを欲しがるモンでござんす」

 と言ってやりたくなる。

 ということで、私が携帯電話を買うとしたら、ウルトラセブンの地球防衛軍が使って
 いたような、TV電話付き腕時計型が出来てからにしようと思っている。

 しかし待て。

 あれって、相当に会話しにくそうだぞ。

 腕時計を耳に充てるのは大変そうだ。

 はて、地球防衛軍は、どうやって通信していたのだろう?

 そうそう、思い出した。

 あの腕時計型の通信機は、音量が大きいのだ。

 だから、耳に充てる必要も無かったのである。

 あのころの人は、他人に通話内容を聞かれることを、なんとも思わなかったのである。

 嗚呼、そうだ。それでいいのだ!!

 通話相手の声が、周りに聞こえても構わないのだ。

 なんと単純ですばらしい真理であることか。

 携帯電話で通話している人よりも、大きな声でしゃべっている人は結構多い。

 だけれども、それらの人々よりも携帯電話でしゃべっている人のほうがカンにさわる。

 なぜならば、携帯電話の人は、今自分の周りにいる人々を無視して独善状態にあるのに
 対して、目の前の人としゃべっている人は、一応はその場にいる人(対話相手)のこと
 を気遣う位置にいるからである。

 もしも、携帯電話の通話相手の声が周りにも聞こえたならば、通話している人も周りの
 目(耳?)を気にするようになるし、周りの人も通話内容を共有することによって親近
 感を持つようになるかもしれない。

 そうすると、携帯電話の通話を通じて、現代版・井戸端会議が生まれるかもしれない。

 携帯電話の受信側音量は、大きくて良いのだ。

 通話内容を、他人にも披露すべきなのだ。

 しゃべっている声しか聞こえないから、周りにストレスを与えるのである。

 繰り返す! 話を聞かれても良いのだ。否、聞かさねばならないのだ!

 大きな音で通話すべきなのだ!

 ♪ 大きいことはいいことだ〜 ♪

 これで、地球防衛軍の腕時計型TV電話も、実現のメドがつく。
 



[ ( タイトル一覧#212-231 | メッセージ#230 ) 前 << 昇順 >> 次 ( メッセージ#232 | タイトル一覧#232-251 ) ]

番号またはコマンド=