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#2290/2300 本会議場 市民の討論広場 メイン会場
★タイトル (********) 08/ 8/ 4(Mon.) 12:45 ( 38)
加藤某氏の人質を北朝鮮へ返せ発言について 一久
★内容
拝啓 加藤さま
貴殿のご意見は、独裁国家においては正論なのでありましょう。
国と国との約束は、違えてはならない。なるほど、その通り。
しかしながら、日本は、基本的人権を国民に保障している国家
なのであります。
国家が、国民に対して、その基本的人権を蹂躙することは許され
ない。憲法違反の行為となってしまいます。
日本に引き渡された拉致被害者達は、その自由意志によって、
国内に残ることも、北朝鮮に行くこともできた。
人権尊重の国家として、彼等の意思に反して、北朝鮮に帰れ
と言う事はできっこないのです。
もしも、それをすれば、その瞬間に、日本は民主国家ではなく
専制国家となる。日本国憲法は紙切れ同然のものとなる。
国と国との約束よりも、国家と国民との契約、すなわち、憲法
で保障された基本的人権の尊重のほうがはるかに重く、重要
なのです。
これを放棄することは、憲法の死文化を意味し、国家の臨終を
意味するのですから。
【有効な手段は一つしかない】
北朝鮮との交渉は、「日本が核武装するカモ」という圧力以外
に有効な手段はない。
六カ国協議参加国を真剣にするためにも、他の「圧力」では
どうにもならない、というのが、これまでの経験で分かったはず。
日本も核武装するぞ、という圧力だけが、北朝鮮をビビラセ、
アメリカ、中国、ロシアを本気にさせることができる、唯一の
「圧力」である。
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#2291/2300 本会議場 市民の討論広場 メイン会場 *** コメント #2290 ***
★タイトル (********) 08/ 8/ 4(Mon.) 12:47 ( 39)
加藤某氏の人質を北朝鮮へ返せ発言について 2 一久
★内容
【欧米先進国の信頼を失います】
加藤氏の言うように、国と国との約束の為に、国民をその自由意
志に反して、外国へ引き渡すようなことをすれば、なるほど北朝
鮮の信義を得ることはできるかもしれないが、同時に欧米先進国
の信頼を失うことになる。
日本は民主主義の国だと思っていたが、どうやら表面を取り繕っ
ているだけで、一皮向けば、北朝鮮と同様の専制政治の国であ
るらしい、人権意識などないに違いない、と思われるでしょう。
【北朝鮮でさえ、個人の意思を尊重している】
加藤氏は、個人の意思を無視してでも、「国と国との約束だから」
北朝鮮へ返せ、と言われるが、当の北朝鮮でさえ、そんな無道
なことを要求してはいない。
彼等はこう言っているだけだ。
「一時帰国した人たち(拉致被害者)は、共和国へ帰りたいと思
っているのに、日本政府が返さないのだ」と。
北朝鮮でさえも、拉致被害者の意思を尊重しているのだ。
加藤氏は、北朝鮮よりもなお、拉致被害者の自由意志を軽んじ
ていることになる。
【加藤氏への提言】
しかし、「国と国との約束」を大事にする加藤氏の態度は立派
である。
そこで、提案であるが、加藤氏がその親族を引き連れて、身代
わりに北朝鮮に移民されればよい。
これこそ、「国士・加藤先生」にふさわしい行動ではないか。