〜*〜  本会議場 市民の討論広場 メイン会場  〜*〜

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#2314/2400 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #2309 ***
★タイトル (********)  08/ 8/14(Thu.)  17:23  ( 60)
人口増の社会なら     一久
★内容

【若いうちに年をとった自分の分まで余計に働いている】

 と言えるのは、まさに人口増可の状況でのみ、言いうることだと
 思う。「働き」というものは貯蓄できるものではないので、「取
 り出して使う」行為は、つまり現役世代の働きを摂取することを
 意味するから。

 金という形で貯蓄はできても、「働き(財ですね)」は貯蓄でき
 ないのです。

 人口増加の状況下では、財は基本的に増加していますから、老齢
 者を養うことに問題はない。

 逆にいえば、人口を減少させるような状況を継続させたというこ
 とは、親の世代が社会に対して余剰となるような働きをしていな
 かったのだ、ということにもなる。

 財を貯蓄する唯一の方法は、財の増大だけであり、それは人口増
 もしくは、生産性の向上によってなされるもの。そこへの投資が
 行われないということは、現役世代のときに「余計に働いた」の
 ではない、ということを意味する。つまり、食いつぶしてきただ
 けなのだ、と。

【死ぬまで働ける世界、です】

 死ぬまで働く社会、という言葉の「感じ悪さ」の否定がここでの
 文意です。

 いつでも、望みさえすれば死ぬまで働き口は有る。そういう社会
 は、老若男女、世代を超えて支持されぬ訳がない。

 むしろ、今現在、日本の社会においては、「働く意思も能力もあ
 るのに働けない」人々のなんと多いことか。

 いわゆる、ニート(や、ある意味、契約社員も)のことです。

 彼らの多くは、怠けている訳ではない。一旦、社会から縁が切れ
 た人間が、再就職先を見つけることが絶望的に困難な社会に日本
 がなっているから、働くことができないのです。

 だから、たとえ邪悪なものであっても、信用を付加できる組織が
 提供する労働者ならば、引く手数多で雇われることになる。

 「蛇頭」とかは、まさにそれです。ギャングの、とはいえ、信用
 は信用。まったく信用の無いニートよりはずっとマシなのです。


 【消費だけでも経済は回る】

 消費だけでも経済は回るけれども、それもまた、消費に応える財
 の創造があればこそのことです。ここでもやはり、人口増のスタ
 イルが前提になっておられるようです。

 裕福でない人でも、仕事以外に生きがいを見つけることはできる。

 が、仕事があったほうが、大抵の場合、よりアグレッシブに生き
 ることができます。




[ コメント数 1 読む(F2314) ]

#2315/2400 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #2314 ***
★タイトル (********)  08/ 8/14(Thu.)  18:45  ( 36)
Re:2314 私も十分に理解しないで言っていますが     S1
★内容

私の頭が悪いのか、和久さんの話が十分に理解できないでいますが、
まず第一に、現在の年金制度が少子化の進む社会では成り立たない
ものだということはわかっているつもりです。だから、出生率向上
のための政策も移民拡大政策も主旨としては支持しています。

「働き」という行為そのものは貯蓄できない、ということもわかり
ます。代償としてお金をもらうけれど、何年かしてそのお金で代わ
りに働いてもらおうと思っても、働き手がいなければ何にもなりま
せん。人口増、最低でも増減なしの静止状態でない限りは成り立た
ないでしょう。(緩慢な人口減であればある程度は続くか)

少子高齢化社会が続く状況下で「働き」を減らさないようにするに
は、お年寄りにも働いてもらわないといけない。これもわかります。
低賃金でコキ使われたりせず、良好な条件で仕事が得られる体制に
できるのであれば支持する、とは前にも言いました。

ただ、現実に、現代の日本において「年をとったら好きなことをし
て暮らしていきたい」と考える人が多いことをどう考えたらいいで
しょうか。少子高齢化が進んでいるのだから、考え方を変えろと説
得しなければならないということでしょうか。現実は厳しいと言え
ばそれまでですが、私にはそういう人生がわがままにも贅沢にも思
えないのです。

国家主導でお年寄りに良好な条件で仕事を与えるというのは、社会
主義的な発想です。自由競争を是とする資本主義とどうバランスを
とっていくかが課題となります。下手をすると、劣悪な条件でコキ
使われる前時代的な悲劇になりかねません。今までの歴史が物語っ
ているから、どうしても「感じ悪さ」がぬぐえないのだと思います。

私が「少子化を止めよう」と考えるのも、ひとつには体制を変える
必要がないという安直な発想かもしれません。体制を変えるという
ことは、その社会で暮らす人たちの考え方を変えることでもあり、
簡単ではないと思います。よほど巧みに練り上げられたものでない
と受け入れられないでしょう。「支持されぬ訳がない」とまでは私
には楽観視できません。


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