〜*〜  本会議場 市民の討論広場 メイン会場  〜*〜

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#2319/2400 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #2318 ***
★タイトル (********)  08/ 8/15(Fri.)  20:45  ( 36)
勤労保障は国家の義務     一久
★内容

【国民には就労の義務がある】

 国民には就労の義務がある。

 が、就労が義務であるならば、就職希望者には職を得る権利
 があることになる。義務と権利は表裏一体であり、義務があ
 るならば、それを果たすべく行動する権利が同時に有る。

 逆に、国から言えば、就労させる権利がある一方で、職を見
 出させる義務が国家の側にある。

 では、肉体的に働けなくなった老人はどうなるのか、という
 ことであるが、「働けなくなった」のであって、「働きたく
 無い」と言っているのではない。

 ならば、国家には依然として、職業を斡旋する義務が残って
 いる。ベッドに寝たきりでもできる仕事を、国家が見つけ出
 してくる義務がある。

 もしもそれができないのであれば、それは国家の力不足なの
 であるから、働く場を提供できない国家の無能であって、老
 人の責任ではない。ゆえに給与が減る訳でもない。

 多くの人が最終的には働けなくなるとしても、そこから死ま
 での時間は、そう長いものではない。二十年も三十年も寝た
 きりで意識もない、という死に方をする人間は多数者ではな
 い。

 また、そういう人に対してもなお、国家は就労斡旋の義務を
 負う。それが、「死ぬまで働くことのできる社会」というも
 のである。


 



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#2323/2400 本会議場  市民の討論広場 メイン会場    *** コメント #2318 ***
★タイトル (********)  08/ 8/17(Sun.)  18:55  ( 60)
仕事は苦痛か     一久
★内容

【仕事は苦痛か】

 自由社会において、仕事自体が苦痛ということは有り得ない
 のではないだろうか。

 ニートといえども、あの状態を幸福だとは思ってはいまい。
 むしろ、普通に働ける状態をこそ、より良いものだと思って
 いるはずだ。

 ではなぜ苦痛に思うのか。いやなら、別の仕事に移ればよい
 のだ。だからフーテンの寅さんは、究極の楽しい仕事として
 フーテン家業を続けたのである。

 しかし、多くの人は寅次郎のようには生きられない。

 生活の安定をも、求めるからである。

 生活を安定させるためには、不本意な仕事を請けざるを得な
 いことがある。雇われ人であれば、仕事がツマラナイからと
 いって、会社を辞めるという訳にはいかない。

 次の会社を見つけることが困難であるからだ。寅さんならば、
 カバンひとつ提げて、露天業に再就職可能だが...

 ということは、「仕事が苦しい」という心情の正体は、別の
 仕事を見つけることが難しいという現実があるからだ、とい
 うことになる。

 別のもっとマシな仕事を、生活の安定を脅かさずに見つける
 ことができるのであれば、そんなイヤな仕事を続ける者はい
 なくなる。

 こういう社会になれば、「苦しい仕事」の会社からは社員が
 いなくなり、倒産することになる。ゆえに、そのような会社
 は、淘汰されるか、業務を改善して「苦しくない仕事」をす
 る企業へと進化するしかなくなる。

 もっとも、移民を1000万人受け入れて、「苦しい仕事」
 を彼らに任せる、という選択肢もあるにはあるが。

 自由経済の見えざる神の手とは、不都合があれば、それを解
 決するシステムを考えることによって利益を得る者が現れる
 であろう、という考えである。

 そして社会や国家は、そうなるように制度を作っていく。単
 なる自由放任は、自由経済とは別のものなのだ。

 TVの健康番組で、よく「免疫力を高めるにはどうすればい
 いか」ということをやっているが、まさに国家がすべきこと
 は「不都合を利益に変える」という社会の免疫力を活性化す
 ることである。

 仕事を求める者は全員を公務員待遇で雇用し、企業へは出向
 という形で派遣する。この方式もまた、その為の手段の一つ
 である。



 


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